クリスマスイブの24日、園田競馬場で行われたJpnIII「第15回兵庫ゴールドトロフィー」(1400メートル)は、1番人気に支持されたJRAのレーザーバレット(牡7、萩原)が快勝。9月のオーバルスプリント(浦和)に続く重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分26秒0。
2着はJRAのドリームバレンチノ、3着には門別のポアゾンブラックが入った。
萩原調教師は「後ろすぎるので心配したけど、最後は来ると思っていた。もうすぐ明け8歳だが高いレベルで安定している。まだまだ成長途上。黒船賞(2016年3月15日=高知1400メートル)へ向けて調整するが、場合によっては根岸S(16年1月31日=東京ダート1400メートル)を挟むかも」と話した。
★1着レーザーバレット=戸崎圭騎手「自信はあったけど、位置取りはともかく囲まれていたのでどうかなと。4角で前が空いたので何とかなると思った」
★2着ドリームバレンチノ=岩田騎手「3角でも手応え十分。外を回して待っていたのに内を突かれた。ハンデ差もあるし仕方がない」
★3着ポアゾンブラック=松浦政騎手「ハナに固執せず折り合えとの指示。行きっぷりは良かったが、3角で来られたときの反応がもうひとつで追い通しになった。この馬はワンターンの競馬が合ってる」
★4着=ドリームコンサート・川原正騎手「前走で手応えを感じてたし、楽にいい位置を取れた。相手関係を考えれば走ってる。上位とは力の差があるので仕方ない」
★5着=ニホンカイセーラ・下原理騎手「外枠でつらい競馬になった。4角で内に入って正解。内枠ならもう少しやれたかも」
★6着=ジャジャウマナラシ・赤岡修騎手「ゲートも出たし位置取りも良かった。道中、窮屈になって馬が気を抜く悪いクセを出した。あれがなければ着はあった」
★7着=ヒシサブリナ・竹村達騎手「状態が良かったのと51キロのハンデも生きた。欲を言えば掲示板に載りたかったけど内容には満足している」
★8着=アキトクレッセント・武豊騎手「ゲート内でうるさくて出遅れたのがすべて。久々の影響はなかったが力を出せなかった。今後もスタートが課題になりそう」
★9着=エイシンゴージャス・大山真騎手「逃げるつもりで行ったけど、控えて砂をかぶっても問題なかった。前走より反応は良かった。でも本調子にはまだまだでしょう」
★10着ルックスザットキル・早田功騎手「勝つイメージは逃げ。積極的に行ったが一気にこられた。ああなると厳しい」
★11着=ラヴィアンクレール・三浦騎手「スタートが決まっていい位置を取れた。久しぶりにやれると思ったが、ちょっと気負ってたかな。小回りも気になったのかやめてしまった」