エキストラエンドの最終追いはC・デムーロを背にCWコース3頭併せ。内ロードジェネラル(5歳500万)、外レッドカイザー(4歳1000万)の真ん中を追走して6F89秒5。最初はゆっくりと入り、鞍上が馬の気持ちを乗せるように徐々にペースアップすると、ラストは馬なりのまま11秒9を計時。ゴール板前で3頭が鼻面を併せる迫力ある動きで最先着した。
4度目のコンビとなるC・デムーロは「最後はいい反応だった。以前に比べて馬が成長しているのは確か。レースは行き脚がつかないタイプなので徐々にポジションを上げてしまいを生かす競馬ができれば」と自信に満ちた表情で感触の良さを伝えた。
昨年のこのレースは降雪による開催順延で、2度の長距離輸送を強いられたが2着と好走。厳しい環境下でも地力の高さをきっちり示した。その後は不振が続いたが、“らしさ”が戻ってきたのが3走前の富士S。後方から上がり3F32秒9の末脚で猛追すると、勝ち馬に0秒1差の5着まで肉薄した。連覇を狙った前走のスポニチ賞京都金杯でも、非凡な瞬発力を発揮して首差2着に惜敗。2度目の重賞制覇へ態勢は万全だ。
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ステイゴールド急死|過去の動画やいろいろなまとめ|2ch
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香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシックを制し、種牡馬としてもオルフェーヴル、ドリームジャーニーなどを送り出して活躍してきたステイゴールド(牡21歳、父サンデーサイレンス、母ゴールデンサッシュ)が、2月5日に急死した。
種牡馬として北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されていたが、5日午後2時に種付けをしたあと、様子がおかしいことにスタッフが気付き、北海道苫小牧市の社台ホースクリニックに輸送されて検査を受けた。その段階では、はっきりした原因が分からず、いったん同クリニックの馬房に戻ったものの、その後に苦しみだして容態が急変。稀代のサクセスストーリーを刻んだ人気者は天に召された。関係者によると死因は分かっておらず、今後詳しく調べられる。
ステイゴールドは1994年3月24日に白老ファーム(現・社台コーポレーション白老ファーム)に産まれ、栗東・池江泰郎厩舎からデビュー。重賞になかなか手が届かないながらも大舞台で善戦を続け、ファンに愛された。6歳春のGII目黒記念で待望の重賞初制覇。さらに7歳になって、海外初参戦で挑んだドバイシーマクラシック(当時はGII格付け)を勝つと、引退レースとして臨んだ香港ヴァーズで感動のGI初制覇を成し遂げ、有終の美を飾った。
種牡馬入り当初はあまり人気もなかったが、小柄ながらも活躍する産駒が続々と登場。3冠馬で、フランスGI凱旋門賞で2年連続2着のオルフェーヴルや、その全兄でGIを3勝したドリームジャーニー、さらにナカヤマフェスタ(宝塚記念)を送り出し、現役にもゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)、フェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡6歳)、レッドリヴェール(栗東・須貝尚介厩舎、牝4歳)といったGI馬がいる。
馬産地でも期待は大きく、今春も多くの種付けが予定されていた(2015年度の種付け料は600万円)だけに、関係者に与えた衝撃は大きい。
きさらぎ賞|予想|兄に続くことができるかアッシュコールド
今週はクラシックに向けて重要なレース、きさらぎ賞(8日、GIII、芝1800メートル)が京都競馬場で行われる。登録頭数は9頭と少ないが、素質馬がそろった。中でも注目は今年初戦となるアッシュゴールドだ。全兄オルフェーヴルは2011年のこのレースの3着馬で、その後、クラシック3冠を含めてGIで6勝を挙げる大活躍を見せた。弟も飛躍のきっかけとする。
名馬オルフェーヴルの全弟アッシュゴールドが、いよいよ始動する。
「まだ幼くて課題はあるが、テンションが上がってもコントロールが利くように教えている。オルフェーヴルもそうでしたけど、経験を積みながら完成していけばいい」
粉雪が舞い散る2日朝の栗東トレセン。偉大な兄も担当した森澤助手が静かに口を開いた。
デビュー前から血統の良さで大きな注目を集めた。「まだ体がフニャフニャしていた」と振り返る昨年7月の中京新馬戦はソエ(管骨骨膜炎)などの影響もあって6着。しかし、リフレッシュ放牧を挟んだ同10月の京都未勝利戦は、後方からメンバー最速の上がり3ハロン34秒7をマークして快勝した。続くデイリー杯2歳Sも中団から上がり最速33秒6の脚で2着。能力の高さを証明した。
前走の2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティSは8着に敗れたが、レース前にイレ込んで制御できなくなったのが敗因。そこで「追い切り日以外は、小さな丸馬場でフラットワークを重点にやってきた。効果は少し感じられる」と対策を講じてきた。フラットワークは、馬術でいうところの準備運動。鞍上との意思疎通を向上させる効果もあり、オルフェも一時期、取り入れていた。
1週前追い切りは栗東坂路の併せ馬でダノンカモン(OP)に3馬身遅れたが、「メンコを初めて着けて反応が悪かった。外した(今月)1日は感じがよかったです」と気にしていない。
兄は同じく1勝馬の身で2011年のきさらぎ賞に出走して3着。その後、スプリングSで重賞初Vを飾ると、3冠を見事に制覇し、歴史に残る名馬への道を歩んだ。弟アッシュゴールドも、ここをステップに輝きを増す。 (森本昭夫)
根岸S(根岸ステークス)予想|過去結果・動画|2ch・ツイッターまとめ
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ロゴタイプはクロフネになるか?
芝のG1・2勝馬ロゴタイプが、根岸S・G3(2月1日、東京・ダート1400メートル=1着にフェブラリーS優先出走権)で“新天地”に挑む。トップハンデの58キロを背負った前走・中山金杯は、5番手から。リズム良く運んで直線で早々に先頭へ立つ横綱相撲で、13年の皐月賞(1着)以来8戦ぶりに連対を確保。早めに抜け出したぶん、終始、マークを受けたラブリーデイに最後はかわされたが、復調気配を漂わせるには十分な走りだった。
復活への手応えを得て、臨む16戦目に陣営が選択したのは、初めてのダート戦だ。「調教では週6日のうち3日はダートコースに入っているし、たぐるような走りをするので問題ないと思います。朝日杯FSを勝ったあとにミルコ(デムーロ)が『ダートもいいんじゃないか』と言っていましたしね。そんなに心配はないと思います」と田中剛調教師は、思い切った路線変更の意図を、さらりと説明した。
前走後はさらに上昇傾向だ。21日は、美浦・Wコースで、しまい重点ながら併せ馬で5ハロン66秒4。6馬身追走からラスト1ハロン12秒2で2馬身先着。気合の乗った軽快なフットワークで駆け抜けた。「前回ぐらいから状態がグッと良くなってきていたし、維持できています。あとは距離もあるので不安材料はゲートだけ。ダートからスタートなので滑らないで出られるように練習しておかないと」と田中師。万全の態勢で送り出す。(上倉 健)
ゴールドシップ敗れる、岩田もショック|アメリカJCC|2015年回顧
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◆第56回アメリカJCC・G2(25日・芝2200メートル、中山競馬場、良)
4番人気のクリールカイザー(田辺)が早め先頭から押し切って重賞初制覇を飾った。2着は1馬身1/4差でミトラ(柴山)、3着にエアソミュール(C・デムーロ)。1番人気に推されたゴールドシップ(岩田)は精彩を欠き、7着に終わった。
◆クリールカイザー 6歳牡馬、父キングヘイロー、母スマイルコンテスト。北海道新ひだか町の千代田牧場生産、馬主は横山修二氏。戦績は29戦6勝、重賞初勝利。獲得賞金は2億3734万4000円。
ゴールドシップの7着敗戦に、岩田康誠騎手(40)もショックを隠せなかった。4角手前から直線にかけてレースの流れが急激に速くなり、得意のまくりが不発に終わった。
「勢いに乗れなかった。勝負どころでもモタモタしてしまって…」とうなだれた。強い時ともろい時のギャップが激しいタイプなのは周知の事実とはいえ、得意の中山での惨敗は予見しにくかった。
2015年-アメリカJCC
1着 クリールカイザー 田辺裕信
2着 ミトラ 柴山雄一
3着 エアソミュール ルメール
ツイッターの声
ゴールドシップはわからねえ馬。行きかけたところでマクれなかったこと、馬場が乾きすぎたのもあるけど、今日の舞台なら本当は勝たなきゃね。ただ、これも持ち味やで、騎手のせいにはできない。クリールカイザーはあのペースで後ろが来なけりゃしめたもん。コパノに勝たれた矢先に田辺も持っとる。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi)2015年1月25日 7:41:20
【アメリカJCC(G2)速報】⑫クリールカイザーが堂々の逃げ切り勝ちを決めました!2着は柴山騎手に乗り替わりとなった⑭ミトラ、3着⑨エアソミュール。⑧ゴールドシップは伸びを欠き、掲示板にも載れませんでした。 http://t.co/aIHx54q4IB #競馬 #AJCC
— 競馬ラボ (@keibalab)2015年1月25日 6:41:58