皐月賞予想|2018年|馬体診断(スポニチ)まとめ

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ヤフーニュースより

【皐月賞】ステルヴィオ95点!“体調、気分映す鏡”尾に魅力

 躍進の秘密は尻尾に隠されている!?鈴木康弘元調教師がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第78回皐月賞(15日、中山)ではスプリングS優勝馬ステルヴィオを95点でトップ評価した。達眼が捉えたのは後肢のパワーアップを伝える尻尾だ。

  
 馬の尻尾は体調や気分を映す鏡だといいます。気持ちが高ぶれば、尾を高く上げる。不安や恐怖を感じれば尾を股の間に巻き込んだりします。大辞泉を引くと「尻尾を巻く」とは「立ち向かう気持ちをなくす」との意味。馬も尾でそんな心理を伝えています。

  
 ステルヴィオの立ち姿を見て、まず気がつくのは尾の変化。昨年の朝日杯FS時には尾離れが悪いと指摘しましたが、今回は尾の付け根の部分を尻から少しだけ離している。要するに尾離れが良くなった。トモ(後肢)、特に臀部(でんぶ)の力がみなぎっているときに見せる尾の形状です。尾椎(尾の骨)は背骨に連なっているので背腰がたくましくなった証とも言える。押しトモ(角度の浅いトモ)のため筋肉のボリュームは目立ちませんが、尾が太鼓判を押しています。2歳時よりもパワーアップしていると。

  
 肩の筋肉量は明らかに増してきた。460キロ前後の馬体重以上にたくましい。球節からつなぎにかけては弾力性にあふれています。トモや肩のパワーをクッションの利いた脚さばきに転換する絶妙なつなぎです。

  
 立ち方も素晴らしい。朝日杯FS同様にゆったりと大地をつかむ四肢。目を輝かせ、耳をしっかり立てながら、鼻の穴も適度に開いています。過不足ないハミの取り方。気負いは一切ない。気持ちの充実ぶりが立ち姿に表れています。朝日杯と同じように蹄油がしっかり塗られ、行き届いた手入れの跡がうかがえます。

  
 尾離れの良いトモで踏みだすクラシックロード。桜花賞を圧勝したアーモンドアイと同じロードカナロアの初年度産駒がルメールを背に最後の直線で見せる走りとは…。掉尾(ちょうび)の勇を奮う。最後の勇気を奮い起こす走りです。

【皐月賞】ワグネリアン90点、全部位絶妙!無駄のないつくり

 450キロ前後の体で世代トップクラスの走りがなぜできるのか。
ワグネリアンの立ち姿を見て、理由がすぐに分かりました。馬体の優れた機能性です。首差しから肩、背中、トモ、さらにトモのパワーを伝える飛節、球節まで全ての部位が絶妙な傾斜でバランス良 くつながっています。肩やトモの筋肉も必要十分なボリューム。
全てに無駄のないつくりです。各部位が無駄なくリンクされているからトモのエンジンパワーを逃さず蹄の先まで伝えられる。

  
 当コーナーでは機能性の高い馬体としてこれまで何頭かのオープン馬を挙げてきました。イスラボニータ、ドゥラメンテ、ミッキーアイル。現役馬ならレイデオロ、ソウルスターリング、ヤングマンパワー、トーセンバジルなど。ワグネリアンの機能性は、これらのオープン馬と比べても全く見劣りしません。

  顔に視線を移せば、目と耳が一点に集中しています。気性にも散漫さがないので機能的な体を確実に動かせる。顎の張り方は物足りません。さほど食べる方ではないのでしょう。牡馬にしてはアバラの張りも少々頼りない。そんなウイークポイントも補って余りある機能性です。

【皐月賞】エポカドーロ85点、オルフェ譲りの顔つき“魅力”

 エポカドーロはとても激しい気性の持ち主でしょう。カメラマンをにらみつけながら耳を左右に開き、鼻先をとがらせている。いたずらでもしてやろうか…と言わんばかりの顔つき。この面構えは父オルフェーヴルから来ているのでしょう。その一方で、力まずにゆったりと立っています。

  
 詰まり気味の体形。距離延長は微妙ですが、激しい気性で走るケースもあります。スイッチをハイに入れて、どこまでも走った父親のように…。腹周りは母ダイワパッション(重賞2勝)よりフックラして、申し分ない仕上がりです。


【皐月賞】オウケンムーン80点、しっかり首差し手入れも万全
 詰まり気味の体形。アバラの張りがもう少し欲しいが、首差しはしっかりしています。トモの形も悪くない。四肢にも狂いなし。よく手入れされた、美しい身だしなみです。

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