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    富士S予想|予想オッズ1番人気サトノアラジン|ネット評価まとめ

     東京では土曜に富士S(GIII、芝1600メートル)が行われる。1着馬にマイルチャンピオンシップ(11月22日、京都、GI、芝1600メートル)の優先出走権が与えられるレースで、昨年はダノンシャークがこのレース(7着)をステップに本番で優勝。他にも過去6年で5回、富士S組がマイルCSで馬券に絡んでおり、本番を見据える意味でも見逃せない一戦だ。

     今年はGI馬が5頭と豪華な顔ぶれとなった。そのうち3頭が同じ舞台で行われるNHKマイルCの優勝馬。クラリティスカイ(栗東・友道康夫厩舎、牡3歳)は今年のNHKマイルC1着以来、5カ月ぶりの出走になるが、態勢は整いつつある。東京では他にも重賞・いちょうSを勝っており2戦無敗。舞台適性が高く、3歳マイル王の秋初戦が注目される。

     マイネルホウオウ(美浦・畠山吉宏厩舎、牡5歳)は2013年のNHKマイルCを勝って以降、脚部不安による長期休養もあり低迷していたが、前走のポートアイランドSで2着と2年5カ月ぶりに連対。復調の兆しを見せた。主戦・柴田大知騎手とのコンビで完全復活が期待される。

     カレンブラックヒル(栗東・平田修厩舎、牡6歳)は2012年のNHKマイルCをはじめ重賞5勝の実績馬。今年もトップハンデの58キロを背負って小倉大賞典を勝つなど、GIIIでは上位の能力がある。前走の中京記念も58.5キロを背負って7着だったが、着差はわずか0秒2差。今回も58キロとはいえ、別定戦で他馬との斤量差は少ない。あっさり勝っても不思議はない力量の持ち主だ。

     ロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡5歳)は一昨年の皐月賞を制覇した後、勝利こそないが、重賞で好走を続けている。前走の産経賞オールカマーは実績に乏しい2000メートル超の距離ながら4着と善戦。東京マイルはベゴニア賞(500万下)を2歳コースレコードで勝った実績があり、久々の勝利をつかみたいところだ。

     ダノンプラチナ(美浦・国枝栄厩舎、牡3歳)は昨年の朝日杯フューチュリティSの優勝馬。皐月賞11着後に休養して、立て直しを図ってきた。マイルは3戦全勝で、うち東京でも2勝。力を発揮できる舞台といえる。帰厩後の乗り込み量は十分で、最終追い切りの動きに注目したい。

     サトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)は春に準オープン・春興S、オープン・モンゴル大統領賞と連勝し、エプソムCではのちに毎日王冠も逃げ切るエイシンヒカリにクビ差まで迫る2着。マイルは3戦2勝、2着1回と崩れておらず、クリストフ・ルメール騎手とも3戦2勝、2着1回と相性がいい。現時点ではGI出走への賞金が心もとないだけに、最低でも2着は確保したいところだ。

     フルーキー(栗東・角居勝彦厩舎、牡5歳)は重賞未勝利ながら、昨年10月にオープン入りして以降、重賞で2、4、3、5、4着と安定した成績を残している。その後、3カ月半ぶりとなった前走のポートアイランドSを1番人気に応えて完勝し、重賞初制覇へ弾みをつけた。東京コースは未勝利だが、東京新聞杯0秒1差3着、エプソムC0秒2差4着なら割引材料にはならない。2年3カ月ぶりにコンビを組む内田博幸騎手の手綱さばきに注目だ。

     ワールドエース(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)は春に豪州でGIを2戦(ジョージライダーS11着、ドンカスターマイル8着)して以来の帰国初戦となる。近走の成績は今ひとつだが、重賞2勝&皐月賞2着と、実績は上位。調教過程も順調に来ており、ゲートさえ決まれば上位争いも可能だろう。

     アーリントンCの勝ち馬で、関屋記念、京成杯オータムHでともに3着とマイル重賞で安定しているヤングマンパワー(美浦・手塚貴久厩舎、牡3歳)や、今年のニュージーランドTを勝ったヤマカツエース(栗東・池添兼雄厩舎、牡3歳)、同2着のグランシルク(美浦・戸田博文厩舎、牡3歳)、朝日杯FS2着のアルマワイオリ(栗東・西浦勝一厩舎、牡3歳)と3歳勢も層が厚い。

     一昨年に14番人気で3着、昨年も12番人気2着と2年続けて穴をあけているのがシャイニープリンス(美浦・栗田博憲厩舎、牡5歳)。ここ2戦は差のない競馬をしており、“2度あることは3度”のシーンも考えておきたい。

     

    富士S動画-2014年


     

    2014年-結果

    1着 ステファノス 戸崎圭太

    2着 シャイニープリンス 柴田大知

    3着 レッドアリオン 小牧太

     

    競馬ブック想定より


    1番人気 サトノアラジン

    2番人気 ロゴタイム

    3番人気 ワールドエース

    4番人気 フルーキー

    5番人気 グランシルク

    6番人気 クラリティスカイ

     

    ネット競馬より


    1番人気 サトノアラジン

    2番人気 フルーキー 

    3番人気 クラリティスカイ 

    4番人気 ダノンプラチナ

    5番人気 ロゴタイプ

     

     

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    富士ステークス予想【2014年】|注目まとめ
    ヤフーニュース
     

     今週の土曜東京メーンとして、マイルチャンピオンシップ(11月23日、京都、GI、芝1600メートル)の前哨戦・第17回富士ステークスが行われる。1着馬にはマイルCSの優先出走権が与えられる一戦。マイルCSでは過去5年のうち4回、富士S組が馬券に絡んでおり、本番を占う意味でも目が離せない。

     ダノンシャーク(栗東・大久保龍志厩舎、牡6歳)は昨年の富士Sに優勝。続くマイルCSではトーセンラー、ダイワマッジョーレの3着に終わった。今年は夏の関屋記念(2着)を使って、間隔を十分あけての出走となる。体は440キロ台と牡馬の割に小柄で、仕上げに手間取らないタイプ。今月に入ってから豊富な調教量をこなしている。ここ2走は58キロで競馬していたが、今回は1キロ軽い57キロで出走できるのは好材料。連覇に向けて死角は見当たらない。

     ブレイズアトレイル(栗東・藤岡健一厩舎、牡5歳)は関屋記念5着、京成杯オータムハンデ2着。ともにクラレントに敗れているが、その差は着実に詰まってきた。東京コースは過去に2度しか走っていないが、昨年の富士S5着も内容は悪くなかった。この1年でグンと力をつけており、展開次第で好勝負になる。

     新興勢力ではシェルビー(栗東・笹田和秀厩舎、牡5歳)に食指が動く。前走の朱雀Sは上がり3ハロン32秒8の末脚を使って差し切り勝ち。今回は5カ月ぶりで初めての重賞チャレンジになるが、ここ2週は栗東CWコースでハードな追い切りを消化されている。今週のひと追いで、きっちりと仕上がるだろう。芝1600メートル【4・3・1・1】、武豊騎手とのコンビでは【1・2・0・0】とどちらも相性抜群だ。

     セントライト記念4着のステファノス(栗東・藤原英昭厩舎、牡3歳)は今回が古馬との初対戦だが、別定で54キロなら能力的には遜色ない。切れ味が身上のタイプで、距離は1600メートル~1800メートルがベスト。菊花賞に向かわず、適性を踏まえて参戦してきただけに、距離短縮と斤量面の恩恵で上位争いに加わってきそうだ。

     トーセンレーヴ(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)は東京コースで3勝を挙げているが、好調時に比べるとレース内容が今ひとつ。ただ、潜在能力は高く、今週から短期免許で来日するピエール・シャルル・ブド騎手の手腕で一変する可能性も。

     他にも、京成杯AH4着をひと叩きしたキングズオブザサン(栗東・荒川義之厩舎、牡3歳)や、東京巧者のエキストラエンド(栗東・角居勝彦厩舎、牡5歳)、クラリティシチー(美浦・上原博之厩舎、牡3歳)も立ち回りひとつで好勝負が見込める実力の持ち主だ。

     なお、ロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡3歳)は天皇賞・秋と兼登録。出てくれば、もちろん有力候補になる。マジェスティハーツ(栗東・松永昌博厩舎、牡4歳)は登録だけにとどめて、カシオペアステークス(11月2日、京都、オープン、芝1800メートル)に向かう公算が大きい。

     

    2013年-富士S動画

     
    1着 ダノンシャーク 内田博幸
    2着 リアルインパクト 戸崎圭太
    3着 シャイニープリンス 北村宏司
     
     
    注目馬追い切り
    ステファノス 
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