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ヤフーニュースより引用
【安田記念・香港勢追い切り 椎名が見た】ビューティーオンリー、気迫のダッシュで勝負気配十分!
◆安田記念追い切り(1日・東京競馬場)【安田記念】コンテント単走12秒5“魔術師”でリベンジを
第67回安田記念(4日、東京)の出走馬が1日、確定した。この日、香港馬2頭が東京競馬場で追い切り、コンテントメントはダートコース、ビューティーオンリーは芝コースでそれぞれ独自の調整。香港チャンピオンズマイル1、2着馬の勝負度合いを椎名竜大記者が分析した。
水、木曜と東京競馬場で取材して、魅力を感じたのはビューティーオンリー。初来日で注目していたこともあるのだろうが、一貫して落ち着き払った姿は印象に残った。軽い調教で、報道陣の数も少なかった水曜はともかく、追い切った木曜もどっしりとしていたのは強調材料と言える。
芝コースでの追い切りは、ゲートからダッシュを利かせる内容だった。「06年の安田記念を制したブリッシュラックも、このパターンで追い切った。いわばケーキのトッピングで、馬をピリッとさせる私なりの手法だ」と語ったクルーズ調教師の狙い通り、向こう正面での加速には、昨年の香港マイルの覇者らしい気迫と脚力がうかがえた。
クルーズ師は「この馬はレイジー(怠惰)なところがある」とも言う。直線で流した際、すぐに止まろうとしたあたりには、確かにそんな印象も受けたが、その後のパドックでのスクーリングでは、カメラを構えた私の姿を横目でちらちらと“けん制”していた。ただの怠け者ではない俊敏な面もありそうだ。歩様は前さばきにやや硬さを残すが、トモ(後肢)の力強さや柔軟性は十分。なるほど、香港のトップマイラーと理解した。
コンテントメントは、ダートコースでしまいだけ脚を伸ばした。こちらも落ち着きはあるが、切れ味に欠ける印象で、東京の芝の瞬発力勝負では疑問が残る。昨年(12着)より好調と伝えるサイズ調教師だが「優勝したら期待以上だ」とも。上位争いできれば十分というのが本音ではないか。
勝負気配では、やはりビューティーオンリー。クルーズ師は「直線で前が壁になったチャンピオンズマイル(2着)は勝てたレース」と勝ったコンテントメント以上の力を示唆したうえで、「馬場は硬ければ硬いほどいいので、東京の芝は合うと思う。モーリスとは絶対に対戦したくなかったが、ほかの日本馬とは互角の力がある」と歯切れ良く語った。適性と相手関係を見極めての来日であり、ブリッシュラック以来となる外国馬Vの可能性は十分だと思う。(椎名 竜大)
春のマイル王決定戦「第67回安田記念」に参戦する香港馬2頭の追い切りが1日、東京競馬場で行われた。2年連続で出走する香港馬コンテントメントがダートコース単走で最終調整。香港No・1ジョッキーJ・モレイラ(33)との久々のコンビ復活で、昨年最下位(12着)の雪辱を果たすか。なお、同レースの出走馬が確定、枠順は2日に決まる。【安田記念】ブラックスピネル 絶好調宣言「年明けからずっと調子がいい」
いかにも香港馬らしい筋肉質の馬体からは、エネルギーが満ちあふれている。香港G1・チャンピオンズマイルで1年2カ月ぶりの勝利を挙げたコンテントメント。自信を取り戻した7歳馬からは、王者の風格が漂う。
角馬場で時間をかけ入念に体をほぐしてからダートコースへ。当初は芝での追い切りが予定されていたが「普段通りの調教をしたかった」とサイズ師は説明。序盤はゆったりと。向正面でグッと首を下げて気合を内に秘めながら徐々にペースアップ。滑らかにコーナーを回ると、パワフルなフットワークを繰り出して3F40秒0~1F12秒5。ゴール板を過ぎてからもスピードを緩めず1コーナー付近まで駆け抜けた。
見守ったトレーナーは「昨年より力強い。輸送後に落ち着くまでの時間が早かった分、エネルギーがあり余っている」と誇らしげ。初海外遠征となった昨年はマイナス21キロと馬体重を大幅に減らして最下位12着に沈んだが「左回りは初めてだった。今回は1回海外を経験していることで、劇的な変化を遂げていることに期待している」(サイズ師)と経験を武器に昨年のリベンジを力強く誓った。
経験値に加え、モレイラとの再コンビが最大の魅力。“マジックマン”とも異名を取る香港No・1ジョッキーは今年も31日までに153勝を挙げ、2位パートンの89勝を大きく突き放す独走ぶり。日本ファンにとってはドバイターフでヴィブロス、香港のクイーンエリザベス2世Cでネオリアリズムの日本馬を劇的勝利へと導いたのも鮮烈。モレイラ騎乗時は【5020】の相性の良さで、師も「(主戦の)プレブルが都合がつかなかったのでモレイラに依頼した。彼はとにかく勝つ男だ」と絶大な信頼を口にした。
ルメールの4週連続G1制覇の偉業達成に注目が集まるが、その夢は“モレイラ・マジック”によって打ち砕かれるシーンがあるかもしれない。
【安田記念(日曜=4日、東京芝1600メートル)注目馬1日朝の表情:栗東】音無厩舎2騎はともに厩舎周りの運動で体をほぐした。【安田記念予想|2017年|追い切り・調教ニュースまとめ】の続きを読む
(31日の)最終追い切りの時計が平凡だったアンビシャスについて音無調教師は「(稽古は)あんなもんだよ。これ以上は走らないし、これで大丈夫」とノープロブレムを強調した。
一方のブラックスピネルについては「年明けからずっと調子がいいし、暖かくなって、馬体を維持しやすくなった」と絶好調宣言だ。
「ロゴタイプが逃げるようだとスローになるだろうから、それならブラックが行ってもいい。競られてペースが上がれば、アンビシャスもいるからね」と“2段構え”で先週の日本ダービーのリベンジを狙う。