ウリウリ|スプリンターズS予想|ネット評価まとめ
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[スプリンターズステークス]ウリウリは買い買い
秋のGIシリーズの開幕戦となるスプリンターズS(4日、中山、芝1200メートル)の追い切りが30日、東西のトレセンで行われ、セントウルS2着のウリウリ(栗東・藤原英昭厩舎、牝5歳)が、栗東トレセンのCWコースで軽快な動きを見せた。併せ馬で悠々と先着し、体調の良さをアピール。底を見せていないスプリント戦でGI初制覇を狙う。
まばゆい朝の光を浴びたウリウリが、軽やかに駆け抜ける。“静”の調整を貫きながら、調子のよさがにじみ出る走りに、藤原英調教師は納得の表情で切り出した。
「この中間は“攻める”というより、状態を維持しながらうまく整える調整。すごくいい感じで予定通りにきている」
若い頃は力む面が強すぎた5歳牝馬。それだけに、大舞台を前にしても燃え上がり過ぎることなく、リラックスした“大人の走り”を見せているのが何よりといえる。
CWコースで、レッドセイリング(1000万下)を追走。ゆったりとしたフットワークながらスピード感は満点だ。4コーナーで内を通って差を詰めると、残り100メートルで楽な手応えのままかわす。ラスト1ハロン12秒2(5ハロン68秒1)と確かな伸びで1馬身先着した。
調整役を務めた鮫島良騎手(実戦は岩田騎手)は「以前はカッとなり、早めに前の馬に並びかけるところがあったけど、今は落ち着いて走れていて、タメがきいている」と好ムード。しっかりと仕上がっていた前走のセントウルS(2着)から中2週と間隔が詰まっており、長距離輸送が控えていることも考えれば、十分な内容だ。
今年5月の安土城S(京都、オープン)で、芝1400メートルをJRAレコードタイの1分19秒0で快勝。秀でたスピードを示すと、初の1200メートル戦だったCBC賞をV。続くセントウルSでも2着を確保した。トレーナーは「もともと素質はあったけれど、想像以上に成長してくれている」と目を細める。
課題の輸送対策も練っている。初の関東遠征だった昨年のヴィクトリアマイル(16着)は輸送前に比べ14キロも減った。だが、2度目の府中牝馬S(8着)は、カイバおけを2個持参し普段と同じ環境を整えると、しっかり食べた。今回も準備に抜かりはない。
岩田騎手が「どこからでもすごい脚を使えて、勝てるだけの力がある」と力を込めれば、藤原英調教師も「多分ペースは速くなる。一瞬の切れ味を生かして突っ込んできてくれれば」とVを思い描く。夏の王者は逃したが、秋に大輪を咲かせる準備は整った。GIの勲章は奪い取ってみせる。 (川端亮平)
★ウリウリはフラダンスの打楽器
ウリウリはハワイでフラダンスのときに両手に持つ打楽器。ディープインパクトで知られる金子真人オーナーはハワイに関連した馬名を付けることが多く、2004年日本ダービー、NHKマイルCを勝ったキングカメハメハ(ハワイ全島を統一した大王)、ダートGI7勝のカネヒキリ(ハワイの雷の精)、10年に牝馬3冠を達成したアパパネ(ハワイに生息する赤い小鳥)などが活躍した。
★1番人気300円?
今年のスプリンターズSは、昨年優勝のスノードラゴン、春の高松宮記念の覇者エアロヴェロシティ(香港)が不在。かつてのロードカナロアのような存在がおらず、混戦模様となっている。ベルカント、ウリウリ、ストレイトガールなどが人気を集めそうだが、1番人気でも単勝300円はつきそうなムードだ。
★牝馬が7勝
スプリンターズSは、牡・牝混合レースのなかで牝馬が最多の7勝を挙げている。2位はマイルCSとジャパンCの5勝。今年は6頭の牝馬がスタンバイ。勝てば、2011年のカレンチャン以来4年ぶりとなる。
★セントウルS2着馬が好成績
過去10年でセントウルS組は8頭が連対し、前走のレース別で最多。なかでも2着馬は7頭が出走して2006年テイクオーバーターゲット、12、13年ロードカナロアと3勝している。
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