◆第77回オークス・G1(22日・芝2400メートル、東京競馬場)
桜花賞はわずか2センチの差で涙をのんだシンハライト。桜花賞馬、桜花賞1番人気馬と、世代の牝馬G1馬がいない“2冠目”は断然の主役として舞台に上がる。デビュー当初から府中の12ハロンを意識して調整を続けてきた陣営の思いが実を結ぶか。
負けられない。桜花賞でジュエラーにわずか2センチ差で屈したシンハライトが、今度こそ女王の座を取りに行く。「抜け出したと思って、馬が勝ったつもりになったところを、後ろからまたこられた。ゴール後に差し返しているから悲観はしていない」と荻野斉助手。鼻面をそろえての入線で明暗は分かれたが、愛馬の勝負根性をたたえた。
その宿敵ジュエラーはオークスを前に骨折が判明。桜花賞で1番人気を集めたメジャーエンブレムは牡馬相手にNHKマイルCを制覇し、1強ムードも漂う。「身体能力が高く、この世代では一枚も二枚も抜けている。2頭に恥ずかしい競馬をしたくない」と力を込めた。
クラシック前から2冠目を見据えてきた。「桜花賞を使う前から折り合い重視でやっている」と荻野斉助手が言うように、馬を前に置いて調教を重ねてきた。11日の坂路での1週前追い切りもグランジャー(3歳500万)を追走。ラストは12秒3と鋭く伸びて2馬身突き放した。「力んでなかったし、後ろでも我慢できている」とまたがった池添は好感触。初の2400メートルでも折り合いに不安を感じさせない。
ラジオNIKKEI杯2歳S勝ちのアダムスピークや、若駒Sを勝って昨年の日本ダービーに出走したアダムスブリッジなど、きょうだいを手がけた石坂調教師が「一番走るかもしれん」と絶賛した逸材。「距離や輸送はやってみないと分からない。こなしてほしいし、能力でカバーできると思う」とトレーナー。阪神で取り逃がしたタイトルを府中でつかみ取ってみせる。(橋本 樹理)
シンハライト
父ーディープインパクト、母父ーシングスピール
チューリップ賞ー1着
桜花賞ー2着
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