シリウスステークス予想|予想・予想オッズ

 最終週を迎える秋の阪神では土曜メーンにシリウスS(10月3日、GIII、ダート2000メートル)が組まれている。GIチャンピオンズC(12月6日、中京、ダート1800メートル)につながる重要な一戦だ。

 ダノンリバティ(栗東・音無秀孝厩舎、牡3歳)は初ダートとなった2走前のレパードSで2着に入ると、続くオープン特別のBSN賞でコースレコードに並ぶ1分49秒5で快勝。おじにダートGI9勝のヴァーミリアンがいるなど近親にダート巧者が多い血統背景で、高いダート適性を示している。芝でも毎日杯2着などの実績があるように能力は高い。ハンデは55キロで古馬の57キロに相当するが、今の充実ぶりなら重賞初制覇が期待できる。

 ナムラビクター(栗東・福島信晴厩舎、牡6歳)は昨年のこのレースで、今年と同じハンデ58キロを背負って2着。阪神ダート2000メートルではオープン特別を2勝しており、得意の舞台だ。久々でも乗り込みは豊富で、昨春のアンタレスSに次ぐ重賞2勝目を狙う。

 ニホンピロアワーズ(栗東・大橋勇樹厩舎、牡8歳)は2012年のジャパンCダートを含めてダート重賞を7勝と実績は最右翼。トップハンデの58.5キロとなるが、59キロを背負って一昨年の平安Sを勝っており、重い斤量も苦にしない。年齢的な影響もあるのか、約1年半勝ち星から遠ざかっているが、今回は一連の相手関係に比べるとメンバーも楽になった印象。まだ見限ることはできない。

 注目の新星が良血馬アウォーディー(栗東・松永幹夫厩舎、牡5歳)だ。初ダートとなった前走のオークランドレーシングクラブTを快勝。母は天皇賞・秋の勝ち馬でもあり、一貫して芝を使われてきたが、松永幹調教師が「以前から使ってみたかった」というダートへの路線転換が奏功した。1つ年下の半妹アムールブリエ(父スマートストライク)は交流重賞を連勝中で、兄も勢いに乗ってダートでのタイトル奪取を狙う。目黒記念でタイム差なしの4着という実績があるように、能力そのものは重賞で通用することも証明済みだ。55キロのハンデも不足はない。

 芝で重賞を4勝し、香港C2着の実績があるトウケイヘイロー(栗東・清水久詞厩舎、牡6歳)は初めてのダート戦。近況不振のうえ、ハンデは2戦して10、7着の58キロと条件は厳しいが、父の産駒は地方競馬での活躍馬が数多く出ている。血統面からはダートをこなす下地があり、新境地開拓の可能性もありそうだ。

 他にも、重賞で2着2回、3着1回の実績があるランウェイワルツ(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)=56キロ=や、阪神ダート2000メートルでオープン特別を2勝しているマルカプレジオ(栗東・今野貞一厩舎、牡7歳)=57キロ=、ローズS(タッチングスピーチ)、神戸新聞杯(リアファル)と2週連続で重賞勝利中のクリストフ・ルメール騎手と初コンビを組むキクノソル(栗東・北出成人厩舎、牡5歳)=55キロ=なども注目される。

 

シリウスステークス-2014年動画


1着 クリノスターオー 幸英明

2着 ナムラビクター 小牧太

3着 トウシンイーグル 和田竜二

 

 

競馬ブックより予想オッズ


1番人気 ダノンリバディ

2番人気 ナムラビクター

3番人気 マルカプレジオ

4番人気 ランウェワルツ

5番人気 マルカプレジオ

 

ネット競馬より予想オッズ


1番人気 ダノンリバティ

2番人気 ナムラビクター

3番人気 アウォーディー

4番人気 ランウェイワルツ

5番人気 キクノソル

 

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