チェッキーノ|2016年オークス予想|徹底評価まとめ
 
【オークス】藤沢調教師地震あり!チェッキーノが桜花賞組蹴散らす

【オークス(日曜=22日、東京芝2400メートル)得ダネ情報】桜花賞ハナ差2着のシンハライトの絶対的優位は動かないのか。逆転候補を探った美浦得ダネ班の最終回答は「フローラSを圧勝したチェッキーノには、大いなる可能性を感じる」。この血統を知り尽くす名伯楽&勢いに乗る名手の強力タッグが、レース後には3歳牝馬の勢力図を、また新たなものに塗り替える――。

 昨秋のデビュー戦(東京芝1400メートル)こそ2着に敗れたが、その後は未勝利戦→アネモネS(ともに中山芝外1600メートル)→フローラS(東京芝2000メートル)と3連勝。チェッキーノは段階を踏みながら、距離の守備範囲を広げてきた。

 血統背景に注目すると、活躍馬目白押しの一族であると同時に、距離の壁に突き当たる。同じ藤沢和厩舎所属だった母ハッピーパスは桜花賞=4着→オークス=7着(2001年)、3歳上の全兄コディーノも皐月賞=3着→ダービー=9着(13年)。距離が延びるにつれて着順を落とした。

 コディーノに代表される気性の激しさこそが、この血統の最大の特徴。長兄ラヴェルソナタは芝2400メートルで勝ち星があるが、現4歳のカービングパス(1600万下)は芝1200メートルで2勝と、気性の程度が距離適性にも大きな影響を与えている印象が強い。

「母がとにかく一生懸命走る馬だった。チェッキーノも、そういったタイプだったが、最近は気負わずに鞍上の指示を待てる馬になってきた。長いところを得意にしている血統とは言えないけど、折り合って走ってくれさえすれば、距離は大丈夫だと思っている」(藤沢和調教師)

 距離1400メートルで始まった競走生活は、恐らく血統を考慮したものだろう。

 しかし前向きさが前面に出て、距離を詰めていかざるを得なかった多くの兄姉たちとは、その後の軌跡が対照的。これこそがチェッキーノの資質、そして距離克服の可能性の高さを証明するものだ。

 藤沢和師は過去にシンボリクリスエス、ゼンノロブロイで、トライアルの青葉賞勝ちから日本ダービーに挑んで2着と苦汁をなめた。クラシック頂上決戦は牡馬なら皐月賞組、牝馬なら桜花賞組が他のトライアル組に比べて圧倒的に優位なのは骨身に染みている。

 それでも「桜花賞組よりレース間隔こそ短くなるけど、地元での競馬になる分、そこは大丈夫だと思っている。2000メートルを使った後の2400メートルなら、あまり強い調教も必要としないメリットもあるからね。幸い、前走の疲れはないし、この時期のか弱い3歳牝馬としては、いい状態で出走できるのが何よりだな」と自信をのぞかせる。

 前走フローラSでは大外枠をあっさり克服。レースレコードの1分59秒7で走破して、2着に3馬身差Vを飾る圧倒的な内容だった。絶妙な成長を後押しした調整術、桜花賞TRのアネモネSを制しながらオークスに絞った戦術は、まさしく、この血統を知り尽くしているからこそできた芸当だ。

 さらに初騎乗となる戸崎圭は昨年、テン乗りのストレイトガールでヴィクトリアマイルを制し、先週、見事に連覇を達成。スプリンターをマイラーへと変えた立役者なのも心強い。

 シンハライトを中心とした“本流”桜花賞組を蹴散らすとすれば…。このチェッキーノこそが最右翼なのは間違いあるまい。

 

チェッキーノ|馬体診断 100点満点

 “東西2強”はボディーで東のエースに軍配が上がった。鈴木康弘元調教師(72)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。「第77回オークス」(22日、東京)ではフローラS勝ちのチェッキーノを満点採点した。一方、桜花賞2着のシンハライトには95点。達眼が指摘する2強のボディーポイントとは…。

 この体形と立ち姿のどこに距離不安があるのでしょうか。チェッキーノはマイルに活躍馬が多い母系の血統から距離延長を不安視する声もささやかれているようです。でも、馬体が示しているのは2400メートルの適性。腹下がゆったりとしていて、胴が長い。胴の詰まったマイラー体形とは対照的な体つき。しかも、立ち姿に落ち着きがある。穏やかな大きな目をした美人顔で、四肢はしっかり大地を踏みしめています。温厚な気性なのでしょう。この体形と立ち姿で2400メートルが持たないとすれば、他に対応できる馬はいない。今年のメンバーの中で屈指のオークス適性を感じます。

 3歳春のクラシックが完成度の勝負だとすれば、その勝負にも一日の長がある。キ甲(首と背の境にある膨らみ)が抜けているのです。馬の場合、地面からキ甲までの長さを体高(身長)としており、この部位の発達は成長や完成度を示すバロメーター。キ甲が高く盛り上がるのと同時に肩が寝て、胸が深くなり、前肢がより前へ伸びるようになる。この部位が抜けてくるのは3歳夏から4歳にかけての時期が比較的多いのですが、チェッキーノは3歳春の段階で抜けているのです。

 そんな完成度の高い骨格には柔らかそうな筋肉をしっかりと付けています。筋肉が柔らかいと、レースで柔軟に対応できる。他馬とぶつかったとしても、バランスを戻すのに時間がかかりません。一戦ごとに馬体重が増えているのもとても良い傾向です。小さめの飛節、膝、球節を除けば、非の打ちどころがない馬体。距離適性と完成度でライバルをリードしています。



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