オークス(優駿牝馬)予想|レッツゴードンキ|2冠の可能性とは|ネット評価まとめ
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【東西現場記者走る】ドンキ桜激走Vの反動なし
西へ東へと駆け回り、1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画「東西現場記者走る」。オークスを担当する東京サンスポ柴田章利記者(43)は、最終追い切りで桜花賞馬レッツゴードンキに迫った。反動は? 疲れは? そして今回も逃げる? 桜の女王は2冠目も獲れるのか。
いよいよオークスの追い切り。調子のいい馬を見つけるぞ、と勇んで外に出たら、そこは乳白色の世界だった。立ちこめる濃い霧で視界は遮られ、10メートル先すらおぼつかない状況。これで動きを見極められるのか?
午前6時の馬場開場と同時に、ドッと坂路をオークス組が駆け上がってくる。お目当ては桜花賞馬レッツゴードンキ。モニターに目をこらして待っていると、メイショウラリマー(500万下)とともにスタートした。霞がかかったような中、ゆったりした走りから2ハロン目、3ハロン目とスムーズな加速。最後は内で併入したが、相手が一杯に追われているのに対して、終始馬なりのまま。テンションの高さもなく、桜花賞激走の反動は感じられない。タイムも4ハロン53秒3-38秒8-12秒4なら、この日の重い馬場では優秀だ。
大阪サンスポの大先輩で“モーやん”こと森本記者から「Sでエエんちゃうか?」といわれたが、もちろん異論なし。『S』評価を進呈することにした。
「乗った助手の感触もいいし、息遣いも問題ない。桜花賞の時は気を入れていく調整だったけど、今回は2400メートルだからリラックスしていけるような調教。状態は思った以上にいい」
梅田調教師は満足そうに桜花賞馬の追い切りを評した。桜花賞馬が反動も疲れもなくオークスに臨むのだから、これは心強い。問題は桜花賞が超スローの逃げ切り。今回はどんな戦法に出るのかだ。
「枠順が決まってから先生と打ち合わせたいけど、この馬のペースで気分良く走れるなら逃げてもいいし、控えてもいいからね。どんな競馬でもできますよ」
岩田騎手は逃げにこだわらず、あくまで馬本位のレースを強調する。調教師も「枠順の並びとか、その日の馬場状態とか、考えることはあるけど、最後は騎手に任せます。折り合いさえクリアすれば最後は伸びる。前走の鮮やかな走りがフロックじゃないことを見せたいね」と、2冠奪取に意欲的。やはり桜花賞馬が大本命か、と考えつつ美浦トレセンへと向かった。 (柴田章利)【関連記事】最終更新:5月21日(木)9時51分