13日に京都競馬場で行われる、第41回エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m・1着賞金9300万円)の前日オッズがJRAより発表された。
単勝オッズ1番人気には、昨年の覇者マリアライト(牝5、美浦・久保田貴士厩舎、3.4倍)が支持された。
続いての2番人気は昨年のオークス馬ミッキークイーン(牝4、栗東・池江泰寿厩舎、3.8倍)、3番人気は府中牝馬Sを勝ったクイーンズリング(牝4、栗東・吉村圭司厩舎、6.1倍)となった。
以下、昨年の本レース3着馬タッチングスピーチ(牝4、栗東・石坂正厩舎、7.2倍)、秋華賞2着のパールコード(牝3、栗東・中内田充正厩舎、9.2倍)、昨年の秋華賞3着のマキシマムドパリ(牝4、栗東・松元茂樹厩舎、19.2倍)と続いている。各馬の単勝オッズは以下の通り。
左から馬番、馬名、オッズ
02 マリアライト 3.4
01 ミッキークイーン 3.8
03 クイーンズリング 6.1
08 タッチングスピーチ 7.2
15 パールコード 9.2
07 マキシマムドパリ 19.2
10 シュンドルボン 19.8
04 ヒルノマテーラ 23.2
12 アスカビレン 36.5
14 シャルール 41.6
11 デンコウアンジュ 42.8
05 メイショウマンボ 43.3
09 シングウィズジョイ 47.3
06 プロレタリアト 57.9
13 プリメラアスール 83.3
その他、馬連は01-02が5.4倍、馬単は02-01が10.7倍、3連複は01-02-03が9.3倍、3連単は02-01-03が32.3倍でそれぞれ1番人気となっている。
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
エリザベス女王杯-馬場から浮上するのはこの馬だ!!
「エリザベス女王杯・G1」(13日、京都)
13日の京都競馬場の天気は晴れのち曇り。土曜の芝は良でスタートしており、終日天候にも恵まれた。馬場が悪化することはなさそうだ。
芝2200メートル戦で行われた京都12R(3歳以上1000万下)の勝ち時計は2分15秒9。9頭立ての少頭数で、前半1000メートル通過が65秒4の超スローペースだったことからも参考外か。ただし、全体的に例年よりもやや時計がかかっている印象で、2分12秒台後半から13秒台前半の決着が予想される。
土曜の芝レースは、勝ち馬こそ先行脚質の馬が目立ったが、2着馬以降には差し馬の台頭もあった。脚質による大きな有利不利はなく、展開次第で自在に立ち回れるタイプが、勝利に一番近いとみる。
クイーンズリングは、ロスなく運べそうな内めの2枠3番を引き当てた。好位からの抜け出しも、後方からの末脚勝負にも対応が可能なタイプ。インの経済コースを運べれば、直線は必ず脚を使えるはずだ。
昨年は8着に終わって距離不安がささやかれているが、むしろ、直線でスムーズさを欠いたことが大きい。それでいて、勝ち馬とは0秒3差は地力の証明だろう。重賞3勝の実力馬。力を出し切ればG1タイトルに手が届く。