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【エプソムカップ】サトノアラジンキレキレ差し

 東京で、怒濤の5週連続GIは安田記念でピリオドが打たれたが、今週の日曜メーン、エプソムカップ(14日、GIII、芝1800メートル)も精鋭がそろった。1600万下から連勝中と素質が開花したサトノアラジンや、7戦6勝を誇るエイシンヒカリの大物2頭を中心に、17頭がスタンバイ。近年の連対馬では2007年の勝ち馬エイシンデピュティ、12年2着ダノンシャーク、13年2着ジャスタウェイがGIホースになっている出世レースだ。

 全休日で人影もまばらな8日朝の栗東トレセンは、雨も小休止。心地よい風が吹く中で、洗い場で手入れされていたサトノアラジンは落ち着いた様子だった。張りのある体を磨く担当の山元助手は、満足げな表情で好調維持をアピールした。

 「順調ですよ。前走を使って中2週の競馬なので、もう(強い調教は)やらなくてもいいでしょうね。前走と同じくらいの体重で出走できそう」

 昨秋、3000メートルの菊花賞で6着に敗れてから1800メートル以下の路線に変更して真価を発揮した。2戦を経て臨んだ2走前の芝1600メートル・春興Sと前走の芝1800メートル・モンゴル大統領賞で、それぞれ上がり3ハロン32秒7、33秒5の豪脚を披露。連勝を飾った。

 「これくらいの距離が合っていると思います」と山元助手。速いペースで力まずに走れるようになったことに加え、背中、トモ(後肢)などのひ弱さが改善されつつあることも好調の要因だ。「まだまだ良くなりそうですよ」。期待に胸を膨らませる。

 山元助手のもう1頭の担当馬、ラブリーデイは6日のGIII鳴尾記念で今年の重賞3勝目。「調子が良すぎますね」。所属する池江厩舎は今年の重賞6勝で、安田記念をモーリスで勝った堀厩舎と並んでトップ。アラジンで挑むエプソムCは、単独トップに立つチャンスだ。

 「直線が長い東京はいいと思います。輸送は問題ないですし、右、左(回り)も関係ない。あとは良馬場で競馬がしたいですね」

 山元助手は気合十分だ。2歳時から期待が高かったディープインパクト産駒が、3連勝を決めて輝く未来へ羽ばたく。 (宇恵英志)

★レース展望

 ダービー馬キズナや桜花賞馬アユサンと同じ、父ディープインパクト×母の父ストームキャットという配合のサトノアラジンとエイシンヒカリが中心。サトノアラジンは2、3歳時の重賞でのちのクラシック馬と好勝負を演じ、菊花賞にも駒を進めた素質馬。ここ2戦は連勝と軌道に乗った。特に前走は後方一気の差し切り勝ちで、末脚の鋭さは東京向きだ。一方、エイシンヒカリは逃げ馬で、デビューから7戦6勝。重賞経験は1戦のみでも勢いがある。両頭と同じ配合のヒラボクディープは復調の兆しを見せ、侮れない。連覇がかかるディサイファは前走快勝後も好調をキープし、安田記念をオーナーの意向で回避したフルーキーとともに争覇圏だ。

 
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美浦
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