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    安田記念

    安田記念予想|2017年|直前情報まとめ


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    ヤフーニュースより

    安田記念展開を読む
     ロゴタイプ、ブラックスピネルあたりが押し出されそうだが、積極的に主導権という雰囲気ではない。極端に遅くなれば、コンテントメントが早めに動く可能性も。イスラボニータも仕掛けて、直線は差し、追い込み勢との激しい攻防に。
    【安田記念】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
     「安田記念・G1」(4日、東京)

     土曜の芝レースは計5鞍。前半戦は差し・追い込み馬が台頭し、後半戦は一転して前が有利となった。直線で内から5頭分ほどあけるような進路取りが目立っており、基本的なVロードは馬場の真ん中。ただ最終レースでは人気薄の逃げ馬が“インベタ”を決めてまんまと押し切っている。見た目やジョッキーの感触ほど、インは悪くないのかもしれない。

     日曜も各馬の進路取りが大きなポイントとなりそうだ。いずれにしても、コースの選択権を持つ先行勢の方が有利と考えるべきか。実際にインから差して浮上してきた馬はいなかった。

     (16)ロゴタイプを狙ってみたい。昨年は積極的にハナを奪い、そのまま逃げ切りに成功。奇襲を得意とする田辺騎手らしい騎乗ぶりだった。今年も確たる逃げ馬は不在。思い切った乗り方でファンを沸かしてくれるだろう。インベタか、それとも馬場の真ん中を陣取って後続がロスするような進路取りか。どちらの策を選ぶかは分からないが、序盤で主導権を奪いつつ、勝負どころから他馬を幻惑する走りで連覇達成といく。
    安田記念】出走馬の長所と短所
    (1)トーキングドラム

    長所=脚質に自在性。持ち味生かせる最内枠

    短所=年齢を重ねて短距離向きに。距離不安

    (2)ディサイファ

    長所=久々を叩いて体調良化。マイルも合う

    短所=瞬発力勝負は不向き。年齢的な衰えも

    (3)サンライズメジャー

    長所=芝マイル戦での6勝は出走馬最多タイ

    短所=重賞未勝利。G1は2戦とも2桁着順

    (4)アンビシャス

    長所=強敵相手に奮闘。マイルの流れも歓迎

    短所=出脚鈍い。直線差し届かずのシーンも

    (5)コンテントメント

    長所=逃げ差し自在の脚質。前走Vで勢い◎

    短所=ワンペース型で高速決着への対応が鍵

    (6)レッドファルクス

    長所=スピードとパワーを兼備。末脚は堅実

    短所=マイルは守備範囲でもベストではなく

    (7)グレーターロンドン

    長所=鋭い決め手は現役屈指。破壊力は抜群

    短所=直前まで出否迷う。臨戦過程に不安が

    (8)エアスピネル

    長所=マイルは全て馬券圏内。末脚に安定感

    短所=善戦マン。極端に速い上がり勝負も?

    (9)ロンギングダンサー

    長所=自分の形にはまった時の爆発力は十分

    短所=重賞未勝利でG1初挑戦。経験値不足

    (10)クラレント

    長所=15年は3着。キャリア豊富な東京巧者

    短所=前走2着も近年は2戦続けて好走なし

    (11)ブラックスピネル

    長所=マイルで開眼。自在性があるのは強み

    短所=初のG1挑戦。実績、経験値で見劣る

    (12)ビューティーオンリー

    長所=鋭い決め手は府中向き。脚質に幅出た

    短所=初来日。最近は詰めの甘さも目につく

    (13)ロジチャリス

    長所=今がまさに充実期。東京も得意コース

    短所=斤量58キロは初経験。スタートも課題に

    (14)サトノアラジン

    長所=東京で重賞V実績。末脚の鋭さは抜群

    短所=他力本願の脚質。勝ち切るには条件が

    (15)イスラボニータ

    長所=叩いた上積み十分。瞬発力勝負も得意

    短所=前走が2年7カ月ぶりV。勝ちみ遅い

    (16)ロゴタイプ

    長所=強力な同型不在。鞍上の大胆騎乗魅力

    短所=一頓挫明け。昨年V以降連対もゼロで

    (17)ヤングマンパワー

    長所=左回りは歓迎。前走3着で復調ムード

    短所=G1は少々家賃が高い。外枠も不利に

    (18)ステファノス

    長所=国内外のG1で2着3回。実績は上位

    短所=久々のマイル。大外枠で折り合いも鍵

    日曜東京の危険な人気馬
     【東京11R・アンビシャス】もともとケイコ駆けする方ではないとはいえ、ここ2週の動きには不満が残る。併せ馬で先着した最終追いも、ラスト1Fは13秒2だった。出来はピーク時に及ばない印象。能力は認めても、過度な期待はどうか。



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    安田記念予想|2017年|追い切り・調教ニュースまとめ

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    ヤフーニュースより引用

    【安田記念・香港勢追い切り 椎名が見た】ビューティーオンリー、気迫のダッシュで勝負気配十分!
    ◆安田記念追い切り(1日・東京競馬場)

     第67回安田記念(4日、東京)の出走馬が1日、確定した。この日、香港馬2頭が東京競馬場で追い切り、コンテントメントはダートコース、ビューティーオンリーは芝コースでそれぞれ独自の調整。香港チャンピオンズマイル1、2着馬の勝負度合いを椎名竜大記者が分析した。

     水、木曜と東京競馬場で取材して、魅力を感じたのはビューティーオンリー。初来日で注目していたこともあるのだろうが、一貫して落ち着き払った姿は印象に残った。軽い調教で、報道陣の数も少なかった水曜はともかく、追い切った木曜もどっしりとしていたのは強調材料と言える。

     芝コースでの追い切りは、ゲートからダッシュを利かせる内容だった。「06年の安田記念を制したブリッシュラックも、このパターンで追い切った。いわばケーキのトッピングで、馬をピリッとさせる私なりの手法だ」と語ったクルーズ調教師の狙い通り、向こう正面での加速には、昨年の香港マイルの覇者らしい気迫と脚力がうかがえた。

     クルーズ師は「この馬はレイジー(怠惰)なところがある」とも言う。直線で流した際、すぐに止まろうとしたあたりには、確かにそんな印象も受けたが、その後のパドックでのスクーリングでは、カメラを構えた私の姿を横目でちらちらと“けん制”していた。ただの怠け者ではない俊敏な面もありそうだ。歩様は前さばきにやや硬さを残すが、トモ(後肢)の力強さや柔軟性は十分。なるほど、香港のトップマイラーと理解した。

     コンテントメントは、ダートコースでしまいだけ脚を伸ばした。こちらも落ち着きはあるが、切れ味に欠ける印象で、東京の芝の瞬発力勝負では疑問が残る。昨年(12着)より好調と伝えるサイズ調教師だが「優勝したら期待以上だ」とも。上位争いできれば十分というのが本音ではないか。

     勝負気配では、やはりビューティーオンリー。クルーズ師は「直線で前が壁になったチャンピオンズマイル(2着)は勝てたレース」と勝ったコンテントメント以上の力を示唆したうえで、「馬場は硬ければ硬いほどいいので、東京の芝は合うと思う。モーリスとは絶対に対戦したくなかったが、ほかの日本馬とは互角の力がある」と歯切れ良く語った。適性と相手関係を見極めての来日であり、ブリッシュラック以来となる外国馬Vの可能性は十分だと思う。(椎名 竜大)
    【安田記念】コンテント単走12秒5“魔術師”でリベンジを
    春のマイル王決定戦「第67回安田記念」に参戦する香港馬2頭の追い切りが1日、東京競馬場で行われた。2年連続で出走する香港馬コンテントメントがダートコース単走で最終調整。香港No・1ジョッキーJ・モレイラ(33)との久々のコンビ復活で、昨年最下位(12着)の雪辱を果たすか。なお、同レースの出走馬が確定、枠順は2日に決まる。

     いかにも香港馬らしい筋肉質の馬体からは、エネルギーが満ちあふれている。香港G1・チャンピオンズマイルで1年2カ月ぶりの勝利を挙げたコンテントメント。自信を取り戻した7歳馬からは、王者の風格が漂う。

     角馬場で時間をかけ入念に体をほぐしてからダートコースへ。当初は芝での追い切りが予定されていたが「普段通りの調教をしたかった」とサイズ師は説明。序盤はゆったりと。向正面でグッと首を下げて気合を内に秘めながら徐々にペースアップ。滑らかにコーナーを回ると、パワフルなフットワークを繰り出して3F40秒0~1F12秒5。ゴール板を過ぎてからもスピードを緩めず1コーナー付近まで駆け抜けた。

     見守ったトレーナーは「昨年より力強い。輸送後に落ち着くまでの時間が早かった分、エネルギーがあり余っている」と誇らしげ。初海外遠征となった昨年はマイナス21キロと馬体重を大幅に減らして最下位12着に沈んだが「左回りは初めてだった。今回は1回海外を経験していることで、劇的な変化を遂げていることに期待している」(サイズ師)と経験を武器に昨年のリベンジを力強く誓った。

     経験値に加え、モレイラとの再コンビが最大の魅力。“マジックマン”とも異名を取る香港No・1ジョッキーは今年も31日までに153勝を挙げ、2位パートンの89勝を大きく突き放す独走ぶり。日本ファンにとってはドバイターフでヴィブロス、香港のクイーンエリザベス2世Cでネオリアリズムの日本馬を劇的勝利へと導いたのも鮮烈。モレイラ騎乗時は【5020】の相性の良さで、師も「(主戦の)プレブルが都合がつかなかったのでモレイラに依頼した。彼はとにかく勝つ男だ」と絶大な信頼を口にした。

     ルメールの4週連続G1制覇の偉業達成に注目が集まるが、その夢は“モレイラ・マジック”によって打ち砕かれるシーンがあるかもしれない。
    【安田記念】ブラックスピネル 絶好調宣言「年明けからずっと調子がいい」
    【安田記念(日曜=4日、東京芝1600メートル)注目馬1日朝の表情:栗東】音無厩舎2騎はともに厩舎周りの運動で体をほぐした。

    (31日の)最終追い切りの時計が平凡だったアンビシャスについて音無調教師は「(稽古は)あんなもんだよ。これ以上は走らないし、これで大丈夫」とノープロブレムを強調した。

     一方のブラックスピネルについては「年明けからずっと調子がいいし、暖かくなって、馬体を維持しやすくなった」と絶好調宣言だ。

    「ロゴタイプが逃げるようだとスローになるだろうから、それならブラックが行ってもいい。競られてペースが上がれば、アンビシャスもいるからね」と“2段構え”で先週の日本ダービーのリベンジを狙う。
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    安田記念予想|2017年|馬体診断(スポニチ)まとめ

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    ヤフーニュースより

    イスラボニータ100点!円熟のマイル界の玉三郎

    春競馬のとう尾を飾る大舞台はマイル界の玉三郎が主演だ。鈴木康弘元調教師がG1出走馬の馬体を診断する「達眼」。第67回安田記念(6月4日、東京)では前哨戦マイラーズCを快勝したイスラボニータに唯一の満点を付けた。達眼が捉えたのは輪郭の変化。歌舞伎の女形をイメージさせる丸みは6歳春の円熟を伝えている。

     歌舞伎界を代表する女形の坂東玉三郎(5代目)が講演でこんな発言をしています。「役者の価値は化粧前をひと目見れば分かるものです」。競馬に置き換えれば、サラブレッドの価値は馬房前の身だしなみをひと目見れば…となります。オークスのソウルスターリングとダービーのレイデオロ。手入れの行き届いた美しい体は馬房前で確かな価値を伝えていました。

     身だしなみの美しさを一文字で示せば「躾」(しつけ)。よくしつけられた馬は鞍上の手綱に従って無駄な動きをしません。ルメールの指示を守り通したレース運びの先に、距離延長を克服したオークス、2番手に進出した上で完璧に折り合ったダービーの栄冠が待っていました。

     そのルメールを背に今週のG1舞台に立つイスラボニータ。こちらも相変わらず美しい。品格高い漆黒の馬です。歌舞伎に置き換えれば、武家の礼装、黒地の打ち掛けを羽織って舞台に立つ女形のように…。でも、昨年とは印象が異なる。すっきりとした流線形の輪郭が丸みを帯びて、ふんわりとしたラインを描いています。首差しと腹周りのボリュームが増しているのです。昨年以上に重厚感を伴った造形美。こういう流線形の馬体はあまり変化しないものですが、明らかに丸くなりました。

     6歳春を迎えて変化した造形。2つの理由が推測できます。張っていない顎。食欲はさほど旺盛ではないはず。そのせいで体に厚みを増すのに長い時間が必要だった。これが1つ目の推測。2つ目は顔つきにあります。3~5歳時の写真を見直すと、いつでも耳を真正面に向けて、鋭い目をしていました。ところが、今回は初めて耳を少し左右に開き、穏やかな目をしています。集中した顔から遊びのある顔つきへ。緊張感の欠如とも受け取れますが、ハミは気を抜かずにきちっと取っている。遊びのある顔は余裕や自信の表れでしょう。心身一如。精神的なゆとりが馬体に丸みを与えていると推測できます。

     「役者に大切なのは丸み」。坂東玉三郎は前述の講演でこう語っています。「ぎすぎすした角張った体の使い方をしないように稽古を積みながら形を整えて…」と。競馬に置き換えれば、サラブレッドに大切なのは稽古を積みながら形を整えた、丸みのある姿です。(NHK解説者)


    【安田記念】エアスピネル95点 4歳になって筋肉量増加

     肋(あばら)をパラッと見せながら岩のように隆起した馬体。エアスピネルは4歳になって急激に成長しています。大人の体つきになってきました。昨秋よりもトモ(後肢)と肩の筋肉量が明らかに増えている。イスラボニータの変化が丸みなら、こちらは厚みです。下半身に目を移せば、立派な膝。前肢の腱はしっかり浮き出ている。こういう狂いのない枯れた脚なら不安なく調教を積めるでしょう。

     背と腹下が短く、首が太い典型的なマイラー体形。昨年の菊花賞では距離不安と判断して評価を落としましたが、安田記念なら減点にはなりません。毛ヅヤは良好。体調も申し分ありません。

     ただし、立ち姿は減点しなければなりません。カメラマンを警戒して尾を少し上げています。白目をむきながら、体に力を入れています。遊びのある顔立ちのイスラボニータとは対照的に緊張感を伝えています。菊花賞ではマイラー体形でも3着。長距離戦のゆったりした流れにもうまく折り合いました。マイルの速い流れで折り合いを欠くようなことはないと思いますが、菊花賞より緊張した立ち姿が少し気になります。


    【安田記念】ブラックスピネル90点 いかつい“野武士”体形
    イスラボニータとは対照的なたくましい顎っ張り。ブラックスピネルはG1初挑戦。馬体を診断するのも初めてとなりますが、物凄い顎っ張りをしているだけによく食べるのでしょう。体つきも凄い。胸前が非常に立派。トモ、肩にもたっぷりと筋肉を付けています。腹袋もどっしりとして、ボリューム感にあふれている。首も野太いマイル体形。イスラボニータが女形の歌舞伎役者をイメージさせる美しさなら、こちらは野武士のようないかつさです。

     曇り空の下での撮影となりましたが、毛ヅヤは日差しがなくても輝いています。よほど体調がいいのでしょう。分厚い上半身に比べて膝下は細めですが、懸念するほどではありません。

     懸念したいのは立ち姿です。チェーンシャンクを気にして口を開けている。この制御力の強い馬具はおとなしくさせるために引き手の補助として用いますが、チェーン(鎖)を歯の上に着けられた馬はアンハッピーな様子です。

    安田記念】レッドファルクス80点 少し力みを感じる

    前回G1(高松宮記念)時には余裕のあった腹周りが引き締まっています。休み明けを使ったからでしょう。芦毛でも毛ヅヤを良く見せています。

     ただ、前回G1よりハミを強く受けているのが気になる。マイルもこなせそうな体形ですが、少し力みを感じます

    【安田記念】ステファノス80点 筋肉量UPも毛ヅヤ△

    トモの筋肉が少しずつボリュームアップしています。2000メートルを中心に使われてきましたが、マイルにも対応できる体になっている。

     ゆとりある立ち姿にも好感が持てます。引き手に余裕を持たせながらリングバミを適度にくわえている。あとは毛ヅヤが欲しい。

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    ヤフーニュースより
    【安田記念】レース展望
     5月7日のNHKマイルCから東京で5週連続開催の春のGIは、今週の安田記念(6月4日、芝1600メートル)がラスト。12万人を超える観客が詰めかけた日本ダービーの余韻が残る府中の杜で、春のマイル王に輝くのはどの馬か-。

     2014年の皐月賞馬イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡6歳)が、3年2カ月ぶりのGI勝利を狙う。前走のマイラーズCでは上がり3ハロン32秒9の脚を使い、セントライト記念以来2年9カ月ぶりの勝利をマーク。昨年はスローペースで折り合いを欠いたぶん、直線では伸びあぐねたが、0秒3の5着と力は示している。

     マイル戦は、マイルチャンピオンシップでの2、3着を含む【2・3・1・1】の好成績。コンビを組むクリストフ・ルメール騎手は、ヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)→オークス(ソウルスターリング)→日本ダービー(レイデオロ)と、史上最多タイのGI・3連勝中と乗りに乗っている。イスラボニータが最強の相棒を背に、待望のGI・2勝目を挙げる可能性は十分ある。

     イスラボニータよりひとつ年上の皐月賞馬ロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡7歳)は連覇がかかる一戦。昨年は絶対王者モーリスを2着に封じる鮮やかな逃げ切り勝ち。3年2カ月ぶりの勝利をGIでマークした。今年初戦の中山記念は、軽快な先行力を発揮し、勝ったネオリアリズムから0秒2差の3着と上々の滑り出し。しかし、その後に予定していたダービー卿チャレンジTを、フレグモーネ(皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患)で出走を見送った経緯がある。

     それでも、放牧先の宮城・山元トレセンでじっくり乗り込み、帰厩後も運動量は十分。実質的な最終追い切りを1週前に美浦Wコースで行い、5ハロン65秒2-ラスト1ハロン12秒5の好時計をマークしており、仕上がりに関しては万全とみていいだろう。ただし、コンビを組む田辺裕信騎手が5月21日の東京競馬場で落馬し、戦列を離れていることが気になるところ。復活に導いたパートナーだけに、仮に乗り替わりとなるなら、一抹の不安が残る。

     昨年のスプリンターズSを制したレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)は、史上8頭目となるスプリント&マイルGI制覇に挑む。前走の京王杯スプリングCは重馬場をものともせず、上がり3ハロン33秒7の切れ味を発揮してV。右回りでGIを勝っているが、やはり左回りでは一段階上の末脚が使えるようだ。3年5カ月ぶりのマイル戦となるが、当時は2歳のデビュー2戦目(9着)。年齢を重ね、力をつけた今なら、対応は可能だろう。末脚の破壊力はメンバー中1、2位を争い、なおかつ、前記の京王杯SCのように道悪はめっぽう得意。当然、V争いの1頭で、天候に左右されず力を発揮できる点は心強い。

     オープン特別の東風Sを勝って連勝を「5」に伸ばしたグレーターロンドン(美浦・大竹正博厩舎、牡5歳)は、マイル路線の新星だ。ペースを問わず、常時上がり3ハロン32秒台前半~33秒台後半の末脚を使うことができ、東京マイルは3戦3勝。両前脚に蹄葉炎を罹い、一昨年秋から1年の休養を余儀なくされたが、復帰後は文句のつけようがないレースを続けている。中間、蹄に不安が出たため、出否は水曜の追い切り後に決まる。重賞初挑戦がGIの大舞台だが、好勝負を期待せずにはいられない。なお、出走の場合は福永祐一騎手と初コンビを組む。

     前記4頭はいずれも関東馬だが、関西馬も強力なメンバーがそろっている。今年からGIに昇格した大阪杯で、現役最強馬キタサンブラックの0秒1差2着だったステファノス(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は、GI・9度目の挑戦で悲願の優勝を目指す。マイルは14年の富士S以来2年7カ月ぶり。当時は10番手から上がり3ハロン32秒9の末脚を繰り出して、見事な差し切り勝ちを飾った。今回と同舞台の東京マイルで重賞勝ちがあることは大きな強みで、当時の鞍上・戸崎圭太騎手との再コンビ。GI・2着が3回。惜敗続きに終止符を打つか。

     アンビシャス(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は、GIでは【0・0・0・4】と振るわないが、昨年の産経大阪杯でキタサンブラックを2着に封じている実力馬だ。マイルは2戦2勝で、新馬戦→500万下特別を連勝。しかし、本質的には1800~2000メートルで強さを発揮するタイプで、2年5カ月ぶりのマイルに対応できるかが鍵だ。それでも、横山典弘騎手とのコンビ復活は魅力たっぷり。先週の日本ダービーのマイスタイル(4着)で、超スローペースを作り出して場内をどよめかせたベテランの手綱さばきに注目だ。

     マイラーズCでイスラボニータの2着だったエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)は、デビューからの11戦すべてが掲示板内という堅実な走りがセールスポイント。昨年のクラシックでも、皐月賞4着→ダービー4着→菊花賞3着と好走したように、適性外の距離でも高い能力を発揮している。今回のメンバーの中に入ると、ワンパンチ足りない印象を受けるが、常に手綱を取ってきた名手・武豊騎手とのコンビで、立ち回り次第で戴冠のチャンスは十分ある。

     関屋記念、富士Sと左回りのマイル重賞を2勝しているヤングマンパワー(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)、前走の京王杯SCは重馬場に泣き9着だったが、昨年のこのレースで脚を余して4着だったサトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)、前走のヴィクトリアマイルで11番人気2着、一昨年のアルテミスSでも12番人気1着と、東京のマイル戦で2度の大駆け実績があるデンコウアンジュ(栗東・荒川義之厩舎、牝4歳)も上位を狙える実力の持ち主だ。

     さらに、今年の東京新聞杯を逃げ切っているブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)も侮れず、富士S、東京新聞杯、エプソムCと東京で重賞を3勝しているクラレント(栗東・橋口慎介厩舎、牡8歳)は、前走の京王杯SC2着で衰えなしをアピールしている。

     今年は香港から2頭が参戦。いずれもGI馬で軽くは扱えない。前走のチャンピオンズマイルを制して勢いに乗るコンテントメント(ジョン・サイズ厩舎、セン7歳)は、2年連続の参戦。昨年は12頭立ての最下位だったが、今年は【5・0・2・0】と好相性を誇る“マジックマン”ことジョアン・モレイラ騎手とのコンビだ。もう1頭のビューティーオンリー(アンソニー・クルーズ厩舎、セン6歳)は、昨年の香港マイルでロゴタイプ(5着)、サトノアラジン(7着)、ネオリアリズム(9着)を下してV。前走のチャンピオンズマイルではコンテントメントのクビ差2着だった。コンビを組むザカリー・パートン騎手は、一昨年の高松宮記念を香港馬エアロヴェロシティで制しており、また12年のワールドスーパージョッキーズシリーズを優勝している名手だ。2頭とも、日本の高速馬場に対応できれば、2006年のブリッシュラック以来、11年ぶりの香港馬Vが見られるかもしれない。ちなみにブリッシュラックはビューティーオンリーのA・クルーズ調教師の管理馬だった。

     今年の春のマイル王決定戦は、有力馬が十指に余る大混戦。熱戦は間違いなしだ。
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    安田記念回顧|2016年|ロゴタイプ中心に振り返ります
     

    <安田記念>◇5日=東京◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走12頭

     世界のマイル王が敗れ、皐月賞馬が復活を遂げた。田辺裕信騎手(32)が手綱を取ったロゴタイプ(牡6、田中剛)があっと驚く逃げ切りを決め、13年の皐月賞以来約3年ぶりの勝利をG1で飾った。勝ちタイムは1分33秒0。鞍上の巧みなペース配分とコース取りに導かれ、8番人気の伏兵がライバルを完封した。

    【写真】王者モーリス転厩後初黒星も意地の2着/安田記念

     田辺とロゴタイプが内ラチ沿いを軽快に伸びた。馬場の真ん中で伸びあぐねるモーリスを尻目にスイスイと加速。絶対王者に1馬身1/4の決定的な差をつけたところがゴールだ。「中途半端なことはやめようと。ちゅうちょなく行くことができた」。単勝1・7倍の大本命を沈めた逃走劇。殊勲の鞍上は声を弾ませた。

     奇才の本領発揮だ。スタート直後「周りの馬がどうするかな…と」と腹を探りながら、スッと先頭に。直後に王者の影を感じても動じることなく、自分のペースを貫いた。前半3ハロン35秒0は過去10年(良馬場)では最も遅く、不良馬場の14年(同35秒1)とほぼ同じ。絶妙のラップで後続を幻惑した。

     直線も、1頭だけ内ラチを進んだ。朝までの雨の影響を懸念し、内を避けたライバルとは対照的。「内が駄目とは思ってなかった。(この日の芝で)内で差を詰めてくる馬が、目立たないところでいたからね」。緻密な戦略に基づいた大胆騎乗でファンを魅了する若き策士が、14年フェブラリーS(コパノリッキー)に続く2個目のJRA・G1タイトル。芝とダートの違いはあれど、同じ府中マイル、同じように伏兵を先行策で勝利に導いた。「着を拾うんじゃなく、勝つにはどうすればいいかを考えた。これで負けたら仕方ないからね」。これぞ、田辺マジックだ。

     13年皐月賞以来の勝利が、G1の大舞台。復活を誰よりも信じていた田中剛師も「ロゴタイプらしい競馬をしてくれた田辺に感謝、そして6歳のこれまで無事に走ってくれた馬にも感謝」と目頭を熱くした。綿密な打ち合わせはなかったが、そこは元騎手と現役騎手。あうんの呼吸。「気持ちが一致した。負けてもいいから、早めに待たないで駆けてくれと」。師の思いに田辺が理想の競馬で応えた。

     陣営もびっくりの逃走劇で、視界が開けた。次走を聞かれると、田中剛師は「次は中京記念と思ってた。勝てると思ってなかったので。また考えます」と笑わせた。3年1カ月22日ぶりの勝利がG1・3勝目。「無事是名馬」を地でゆく大金星となった。【山田準】

     

    ロゴタイプはお見事G1・3勝目

    朝日杯FS-2013年

     



    皐月賞-2013年





    安田記念-2016年

     




    ドスローに落とせた、田辺

    上がり33.9で逃げ切り…完全に騎手勝ち

     




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    使用される写真等の素材は、勿論ネットや雑誌等々、その辺で誰もが簡単に拾えるようなものでありません。通常、このレベルの素材は出回る事はなく、まず並の情報会社では入手不可能。

    "本物"に拘る貴方へと贈る、他ではまずご覧不可能な毎週更新の「トレセン情報」です!!

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    当コンテンツでは、毎週皆様にお楽しみ頂けますようトレセンからの情報を発信しておりますので、週末の競馬開催に向けた"お楽しみの一つ"としてどうぞご覧下さい!!☆
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    ■【Pick-Up衝撃のダークホース】
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    プロ目線から今週激走率の高い"ダークホース"をご紹介!!
    回収率最重視のエージェントの相馬眼が≪激走の穴馬≫をズバリ見抜く!!
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    激走のシグナル点灯の今週の注目すべき「穴馬4頭」をご紹介☆
    1頭でも絡めば、"それで儲けは十分"!!

    当コンテンツよりご紹介の穴馬は「軸流し」としいう使い方で、あなた様の競馬予想の参考にお役立て頂ければ幸いです。



    2016年06月05日(日)

    [東京9R] ホンコンJCトロフィー
    ◎③シャクンタラー(1着)
    推奨度:★★★
    前走は逃げた馬を僅か捕える事が出来なかったが初の左回りにも対応出来たのは大きな収穫。今回は前走好走した同舞台。初の古馬相手となるが、そこは斤量52キロで楽に相殺。ここも勝負圏内。

    [阪神7R] 3歳以上500万下
    ◎①ダノンプレシャス(3着)
    推奨度:★☆☆
    前走は久々の競馬に加え昇級戦、それでいて直線で追えない場面がありながらも、着差は僅差。一叩きされ型通りに上昇。頭数手頃なここは勝機あり。


    2016年06月04日(土)

    [東京2R] 3歳未勝利
    ◎⑥スピアザゴールド(2着)
    推奨度:★★☆
    前走では砂を被りながらもジリジリとしぶとく伸びての3着。使いつつ内容も良化しており今の未勝利では力上位。鞍上にはルメールを配し必勝を期す。

    [東京9R] 国分寺特別
    ◎⑧ムーンクエイク(2着)
    推奨度:★★★
    前走は人気を裏切る形になったがレースも若干ちぐはぐ。まだキャリア3戦の馬ならいい経験になったとも見て取れる。今回は古馬との初対決となるが調子は依然良好、今回はハンデも味方し前走のリベンジを果たす。



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