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    桜花賞

    桜花賞予想|2016年|予想オッズ1番人気メジャーエンブレム

     

    メジャーエンブレムが1冠目制覇へ/桜花賞の見どころ

     注目はやはりメジャーエンブレム。ここまで圧倒的な強さを見せている昨年の2歳女王が、順当に1冠目を手にするか。それとも同馬と初対戦のシンハライトやジュエラーなどがこれを阻むか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

    ■4/10(日) 桜花賞(3歳・牝・GI・阪神芝1600m)

     メジャーエンブレム(牝3、美浦・田村康仁厩舎)は昨年の阪神JFを完勝し、今年初戦のクイーンCも圧勝。特に1分32秒5というタイムを叩き出したクイーンCは圧巻の強さだった。次のオークスはともかく、マイルのここでは付け入る隙はなさそうで、順当に1冠目を手にする可能性は高いだろう。

     シンハライト(牝3、栗東・石坂正厩舎)は前走のチューリップ賞で無傷の3連勝を飾り、いよいよここでメジャーエンブレムと激突する。強烈な決め手と接戦を制することができる勝負強さを武器に、大本命を打ち破ることができるか。

     ジュエラー(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)はチューリップ賞でハナ差の2着。シンハライトとの競り合いに敗れはしたものの、決め手は互角と言ってよく、大型馬だけに使った上積みも大きそう。逆転しての戴冠が期待される。

     その他、チューリップ賞でマイナス14キロだった馬体が戻っていれば怖いレッドアヴァンセ(牝3、栗東・ 音無秀孝厩舎)、一度使って良くなりそうなアットザシーサイド(牝3、栗東・浅見秀一厩舎)、チューリップ賞3着のラベンダーヴァレイ(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)、メジャーエンブレムに唯一土をつけているデンコウアンジュ(牝3、栗東・荒川義之厩舎)、抽選対象も魅力のあるカイザーバル(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

     
     
    まあ・・・文句ないでしょ。


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    【桜花賞】レッツゴードンキの厩務員が元騎手の件まとめ

     牝馬クラシック第1冠・桜花賞は、レッツゴードンキが鮮やかに逃げ切り優勝。表彰式では、殊勲の岩田康誠騎手をはじめ、関係者の笑顔があふれた。

     テレビ中継でも放送されたこのシーン。皆さんはお気付きであっただろうか?式のなかで、飛びっきりの笑顔を見せていたのが、JRA史上6人目の女性騎手・西原玲奈であったことを-。男社会が根強い日本の競馬界。G1という大舞台で、調教助手として結果を出した彼女の活躍は注目されるべきだ。

     後日。早速、梅田厩舎へ。デビュー時と見た目は変わらない彼女も、既に33歳になったとか。レッツゴードンキとともに戦った桜花賞を、彼女の目線で振り返ってもらった。

     -桜花賞優勝おめでとうございます。表彰式での笑顔が印象的でした。

     「騎手の頃は重賞ですら縁がなかったし、ましてG1なんて関わることすらなかった。夢のようでしたね。興奮し過ぎたようで、周りの方からは“お前、めっちゃテレビに映ってたぞ”ってからかわれました(笑い)」

     -レースはどちらでご覧になっていたのですか。

     「競馬場2階の厩務員控え室で見ていました。結果的には圧勝でしたが、ウチの厩舎はこれまでG1で2、3着ばかり。残り50メートルぐらいまではヒヤヒヤしていました。心の中で“どれも来んといて~”って叫んでいましたね(笑い)」

     -正直、逃げるとは思っていませんでした。ああいう競馬は想像されていましたか。

     「いいえ。まずハナに立ったときに“やっちゃった”と思いました。逃げて失速したチューリップ賞(3着)のあとは、意識的に馬の後ろで我慢させる調教を課してきましたからね。戦前には2、3頭が前に行くという話も聞いていたし、恐らく4、5番手につける(圧倒的1番人気の)ルージュバックの真後ろぐらいの位置だと思っていましたから」

     -それでも、見事に押し切りましたね。

     「前半3ハロンの通過が37秒1。同じ逃げでも、前回(35秒9)とはちょっと違うなと感じました。馬もハナに立つまでは少しハミをかんでいたけど、4角ではリラックスしていましたからね。さすが岩田さん。あの判断は正解でしたね」

     表彰式で胸を張った彼女だが、ここまでの道のりは決して平たんではなかった。10年2月に、10年に及んだ騎手生活にピリオド。JRA通算590戦17勝(ほか地方で7勝)の成績を上げたが、後半はなかなか騎乗馬に恵まれなかった。

     -騎手時代を振り返って。

     「自分の技術不足もありますが、最後の数年は調教要員のような感じで…。チャンスをもらえず、頑張り方もよく分からず、もがいていましたね。自分で一生懸命、調教をつけた馬でも、競馬は別の騎手に。騎手として、開催日は競馬場にいたかったけど…ひとりトレセンに残って切ない思いをしていました」

     -やはり、女性が騎手として成功するのは難しいですか。

     「男女問わず、腕はあるのにチャンスをもらえていない騎手はたくさんいます。活躍するには、人を蹴落としてでも…と思えるぐらいの気持ちの強さが必要でしょうね。ですから、腕があって、本人にやる気があれば女性でも十分やれると思います。あとはJRAが(女性騎手が活躍している)地方競馬のように、女性騎手をみんなで育てる環境をつくってほしい。私は後輩に道をつくってあげられなかった。ぜひ、そうなってほしいですね」

     -引退後は梅田厩舎の調教助手に転身。5年がたちましたね。

     「裏方の仕事ですけど、騎手のとき以上にチャンスをもらえる。レッツゴードンキやショウナンマイティのような馬に関わらせてもらえること自体がありがたい。すごくやり甲斐があるし、楽しいです。先生は仕事で失敗をしても、何も言わずに見守ってくれる。信頼されている分、私も一生懸命考えるし、スタッフと相談しながら、みんなで頑張って馬をつくっていく。そこに喜びがありますね。騎手時代とは違って、今はひとつのところに落ち着いて安心できる。競馬の仕事に携われるだけでも幸せなのに、信頼できる人の下で働けるなんてなかなかできませんからね。梅田厩舎に来て本当に良かったと思っています」

     レッツゴードンキの次戦はオークス(24日・東京)に決定。今春はまだまだ気が抜けない日々が続く。

     -改めて、レッツゴードンキはどんな存在ですか。

     「桜花賞は出走馬のなかで一番スムーズに走れていました。能力が拮抗している状態を勝ち抜くには、実力のほかにも何か必要なものがあると思います。ドンキには“全てがかみ合えばG1に手が届く”ということを教えてもらいました。その点、ショウナンマイティはG1が遠くて…。たとえG1を勝てる力があっても、結果を出さなければ評価してもらえません。何とか1つ、彼にもG1を獲らせてあげたいです」

     -桜花賞から距離が一気に800メートル延びます。2冠へ向けての意気込みを。

     「桜花賞でも、ペースを落としてリラックスして走っていたし、レースのあともケロッとしているほど心臓の強い馬。母は短距離馬でしたが、キングカメハメハ産駒で母の父はマーベラスサンデー。血統的にも克服は可能だと思います。3冠の可能性があるのはこの馬だけ。何とか、いい状態で本番へ持っていきたいですね」。

     豪州で非業の死を遂げたアドマイヤラクティの悲運を乗り越え、スタッフ一丸となって桜花賞を手にした梅田厩舎。自分の居場所を見つけ、“仕上げ人”として欠かせない存在となった調教助手・西原玲奈が、ドンキとともに2冠達成を目指す。(デイリースポーツ・松浦孝司)

     

    桜花賞を勝利したレッツゴードンキ

    2015年桜花賞結果

     
    1着 6番レッツゴードンキ
    2着 7番クルミナル
    3着 1番コンテッサトゥーレ
     
     
    ツイッターでも話題に…!!
     
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    戸崎圭太|もう少し前で競馬をすれば良かったのかな|【桜花賞談話】
     

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     第75回桜花賞(12日、阪神11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金8900万円、1~4着馬にオークスの優先出走権=出走18頭)3戦3勝を誇っていた天才少女に何が起きたのか。単勝1.6倍の大本命ルージュバックは勝負どころから勢いがひと息。これまでのような異次元の末脚も発揮できず、9着に大敗した。

     「馬は前走と変わらずドッシリしていた。ペースが思ったより遅くなったし、もう少し前めで競馬をすればよかった…。位置取りでしょうね」

     戸崎騎手は自らを責めるように力なく語った。

     スタートは速い方だった。やや引いて中団で流れに乗れるかに見えたが…。大竹調教師は「(敗因は)分からないですね。距離なのか、馬場なのか、ペースなのか。マイナス体重(6キロ減)も許容範囲。力を出し切ったかどうかも分からない」と首をかしげ、「これだけ支持していただいたのに申し訳ない」とファンへの謝罪の言葉を述べた。 (板津雄志)

    位置取りでしょうね・・・

    まさに自分のミス、土日重賞で1番人気でミスを犯した戸崎

    外人にならないことを祈る

     桜花賞-2015年

    1着 レッツゴードンキ 岩田康誠

    2着 クルミナル 池添謙一

    3着 コンテッサトゥーレ ルメール

     

    やっぱり叩かれていますね…

    戸崎圭太 

     

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    桜花賞予想【2015年】|最新情報|ネットまとめ



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    「競馬」桜花賞「3強」に割って入る馬はいるか、

    ◆ダービージョッキー
    大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

     今年もクラシック(※)が開幕します。クラシックというのは、競走馬にとって一生に一度の舞台。ゆえに、厩舎関係者や騎手にとっても憧れの舞台であり、誰もが同舞台での勝利を目標にしています。
    ※桜花賞、オークス(以上、牝馬限定)、皐月賞、ダービー、菊花賞と、3歳馬が世代の頂点を決するGI5競走のこと。

    美人予想家が大胆予想「桜花賞の勝ち馬はこれだ!」

     そのクラシック第1弾は、3歳牝馬による桜花賞(4月12日/阪神・芝1600m)です。今年の3歳牝馬戦線では、これまで3戦3勝という無敗の重賞勝ち馬が4頭も登場。そのうち3頭が桜花賞に出走予定で、非常に見応えのあるレースになりそうですね。

     レースの中心となるのは、やはりその3頭の無敗馬たちでしょう。なかでも、注目されるのは、3勝すべてを牡馬相手に勝ってきたルージュバック(牝3歳)。新馬戦(2014年9月28日/新潟・芝1800m)で圧巻のレースを披露し、その時点で一躍「クラシック候補」と言われるようになりました。

     2戦目の百日草特別(2014年11月9日/東京・芝2000m)でも、道中は後方2番手をゆっくり追走。最後の直線に入って仕掛けると、瞬時に反応し、強烈な瞬発力を繰り出してあっという間に突き抜けていきました。そのインパクトあるレースぶりから、ともすると「相手が弱かったのか……」という印象も受けそうですが、2、3着に退けたベルーフ(牡3歳)とミュゼエイリアン(牡3差)がのちに重賞を制覇。勝ち時計(2分00秒8)も2歳のレコードと、ルージュバックのポテンシャルの高さを改めて証明しました。

     普通、これほどの瞬発力を持つ馬は、その速い脚が一瞬しか使えず、使いどころが難しいものです。しかし、ルージュバックは抜け出してからも脚色が衰えることなく、追えばどこまでも伸びて行きそうな雰囲気でした。実際にそれを裏づけるレースを見せたのが、前走のきさらぎ賞(2月8日/京都・芝1800m)です。

     後方待機の過去2戦とは違って、好位3番手の内を追走。そのまま最後の直線を迎えると、仕掛けられた瞬間、またも抜群の決め手を見せて突き抜けていったのです。どの位置からでも、あのとてつもない速い脚を繰り出せ、なおかつ長く使えるのは、まさに強烈な武器ですね。

     また、きさらぎ賞では、関西までの長距離輸送、初の右回り、そして好位で折り合う競馬と、あらゆる課題をクリア。本番の桜花賞に向けて、多くの経験を積んで、いい準備ができたと思います。今回は初の阪神コースで、初めてのマイル(1600m)戦となりますが、長距離輸送は前回で克服していますし、どの位置からでも競馬できることを考えれば、マイル戦にも問題なく対応できるでしょう。外回りコースですから、驚異的な末脚を長く使えるルージュバックなら、かえって好都合だと思います。

     同じく3戦3勝のクイーンズリング(牝3歳)も、ルージュバックと同様、どの位置からでも長く速い脚を使えるタイプです。デビュー戦(2014年12月21日/中山・芝1800m)では、先行しての押し切り勝ち。2戦目の菜の花賞(1月17日/中山・芝1600m)では、不利な大外枠の発走ながら、中団からまくっていって2馬身差の圧勝劇を演じました。そして、3戦目となる前走のフィリーズレビュー(3月15日/阪神・芝1400m)では、後方からの差し切り勝ちを披露。どんな競馬にも対応し、しかも3戦とも違う距離でセンスあふれる走りを見せてきました。常に鞍上の意のままに走れる、賢い馬です。

     とりわけ、前走のフィリーズレビューは、その突出した能力を実証した一戦だったと思います。

     クリーンズリングはそれまで、1戦目が1800m、2戦目が1600mという距離のレースを使ってきました。もちろんこれは、クラシック戦線を意識してのことだと思います。それが、前走では桜花賞よりも距離が短い1400m戦に参戦。これまでとは一転して、速い流れになりやすく、しかも内回りという条件に対応できるのか、不安視されていました。さらに、マイル戦以上のレースで競馬を教えてきたにもかかわらず、速い流れのレースを使うことで、それまでの苦労が水の泡になる危険さえありました。が、クイーンズリングは後方で折り合いに専念。速い流れに惑わされることなく、決め手勝負の競馬に徹しました。

     それは、まさしく本番の「マイル戦」を意識したもの。次なる目標が桜花賞になるのですから、当然のことかもしれませんが、この時点で500万条件を勝ったばかりのクイーンズリングは、3着以内に入らなければ、桜花賞には出走できない状況でした。それでも、本番を想定して、これだけ思い切ったレースができるというのは、3着以内は外さない、という自信の表れでしょう。そして、実際に勝ち切ってしまったのですから、能力の違いというものをまざまざと見せつけた、と言えますね。

     気になるのは、そのフィリーズレビューで大幅に馬体重を減らしていたこと(20kg減)。それだけ減って、快勝したのですから、桜花賞でその反動が出ないかどうか、心配です。しかし見方を変えれば、フィリーズレビューでの馬体が本来の姿で、その前の2走はまだまだ太かったのかもしれません。そもそも新馬戦からびっしり仕上げることはないでしょうし、2戦目の際も、長距離輸送があるため、余裕を持たせた仕上げだった可能性があります。そう考えると、意外と問題ないかもしれませんね。

     鞍上は、JRAの通年免許を取得したミルコ・デムーロ騎手が務めます。一方、前述のルージュバックは、昨年のリーディングジョッキーである戸崎圭太騎手が手綱をとります。ふたりの名手がどんな対決を見せてくれるのか、楽しみです。

     もう一頭の無敗馬キャットコイン(牝3歳)を含め、今年の桜花賞はそれら無敗馬の直接対決に注目が集まりますが、「ヒモ穴馬」には、コンテッサトゥーレ(牝3歳)を取り上げたいと思います。

     デビューから1400m戦を2連勝しながら、マイル戦となる前走のチューリップ賞(3月7日/阪神・芝1600m)で6着と大敗。そのため、「マイルはちょっと長いのかな?」という評価を受けて、意外に人気を落としているみたいですね。

     しかし、デビュー戦(1着。2014年11月24日/京都・芝1400m)の内容、2戦目の紅梅S(1月18日/京都・芝1400m)の勝ち方からすれば、マイル戦でも十分に通用すると思います。なにしろ、紅梅Sではスタートで致命的とも言える後手を踏みながら、外回りの長い直線を豪快に追い込んできました。また、道中では馬込みを追走。キャリア2戦目でそれだけの競馬ができるというのは、ポテンシャルが高い証拠です。

     鞍上は、デビュー戦で手綱をとったルメール騎手。聞くところによると、かなり早い段階で今回の鞍上も決まっていたようです。おそらく、デビュー戦でその素質の高さを知って、早々に決めたのでしょう。

     枠順は最内の1番枠。出遅れると厳しいですが、逆にロスなく競馬できるところですから、勝負にこだわって博打を打つにはいい枠です。無敗馬に割って入る可能性はあると思います。

    大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

     
    桜花賞、最新情報
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    桜花賞予想|追い切り・調教|net評価予想まとめ
     
    ルージュバックスケールが違う!!

     クラシック第1弾の桜花賞(12日、阪神、GI、芝1600メートル)の最有力馬ルージュバックの追い切りが8日、茨城県の美浦トレーニングセンターで行われた。雪交じりの雨の中、パワフルに圧巻の走りを披露。サンケイスポーツ調教評価でただ一頭、最高の『S』となった。桜花賞は9日枠順が確定、馬券は11日から発売される。

     ケタ違いの爆発力、モノが違う走り。無敗の才女ルージュバックの動きに、見る者はため息をつくしかなかった。桜花賞へ向けて万全の態勢が整った。

     「すごいね」

     見届けた大竹調教師は双眼鏡から目を離すと、にっこりとほほ笑んでつぶやいた。

     みぞれが降る美浦トレセンの気温は3度。それでもルージュの追い切りを取材するため、普段以上の報道陣が詰めかけた調教スタンドは熱気に包まれていた。

     Wコースでキングラナキラ(500万下)を追走。向こう正面で外からかわすと、直線では独走状態。雨で重くなった馬場でも重心のぶれない走りでスイスイと駆け抜け、楽な手応えのまま4馬身突き放した。タイムの5ハロン65秒0も優秀なら、ラスト1ハロン13秒1の瞬発力もすごい。

     実は内に入れて併せる予定が、雨で騎乗者の手綱がすべり、それをゴーサインと勘違いした。「勘違いしただけで、乗り手に反して走ったわけじゃない。単純に引っ掛かったのではないし、いい動きでした」と、トレーナーは笑ってみせた。

     デビュー2戦目の百日草特別では、後に京成杯を勝つベルーフと毎日杯を勝ったミュゼエイリアンを相手にせず2歳コースレコード勝ち。そして前走のきさらぎ賞では、3番手の好位置から、他馬が4コーナーで並びかけると一気にスパートして、2馬身差の完勝。3戦すべて牡馬を相手に危なげない勝ちっぷりを見せている。

     コンビを組む戸崎騎手は「体は大きくないけど全身を使って走る。バネがあって乗っていて気持ちがいいんです」と話し、大竹師は「課題はないですね。ここは通過点。それだけの馬だと思っています」と、自信をのぞかせた。

     これまでの3戦は1800~2000メートル。初めての1600メートルで速い流れに戸惑うのでは、との声も、「心配をする人もいますが、東京の次に直線の長い阪神の外回りだから、距離短縮も心配していない」と意に介さない。

     「プレッシャーはないですよ。僕が鼻息を荒くしてもしようがないし、自然体でいます。僕もいちファンとして、みなさんと一緒にルージュバックを応援してあげたい」

     開業7年目で初めてGIに手が届こうとしている大竹師。天才少女とともに見る夢はまだ始まったばかりだ。まずは桜花賞で、日本中がルージュバックで酔いしれる。 (柴田章利)

    ★他陣営から見たルージュ

     ◆岩田康誠騎手 「牡馬相手に3連勝しているし、前走のきさらぎ賞も正攻法で突き放したからね。どんな競馬でもできるし、やっぱり強い馬だと思う」

     ◆和田正道調教師 「百日草特別(コアプライド4着)で対戦した時は、ウチの馬の後ろにいて、ウチの馬も伸びているのに、直線であっという間に抜けていった。引き揚げてきたムーア騎手に『(コアプライドは)ダートのほうがいい』と言わせてしまうほど、すごい末脚だったのでしょう」

    ■新潟デビュー

     ルージュバックは昨年9月に新潟競馬場でデビューして快勝。新潟競馬場でデビューして桜花賞を勝ったのは、1976年のテイタニアの1頭だけ。牡馬を含めたクラシックでは、1984年のシンボリルドルフ、2011年のオルフェーヴルと2頭の3冠馬が新潟でデビューしている。

    ■馬名の由来

     ルージュバックはブランデーをジンジャーエールで割ったカクテルの名前。母のジンジャーパンチからの連想。カクテルの名前を付けたGI馬は他にタニノギムレット(2002年ダービー)、スティンガー(1998年阪神牝馬S)などがいる。カクテルではないがGI7勝の名牝ウオッカはロシアのお酒の名前。

     

    サンスポ予想王-調教診断

    (美浦-ルージュバック他)

    (栗東-クリーンズリンク他)

     

     

    桜花賞-主な馬の調教

    アンドリエッテ

    4/8-栗東坂

    54.8-40.1-25.5-12.4

    キャットコイン

    4/8-栗東CW不

    67.4-52.7-39.0-12.7

    クイーンズリング

    4/8-栗東CW不

    84.3-68.5-53.1-39.8-12.6

    ココロノアイ

    4/8-栗東坂

    55.8-40.1-25.3-12.6

    ルージュバック

    4/8-南W良

    65.2-50.3-36.9-11.4

    レッツゴードンキ

    4/8-栗東坂不

    54.8-39.4-25.8-12.3

     

    桜花賞-追い切りツイッター

     

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