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    フェブラリーS予想|調教・追い切り|ネット評価まとめ


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    ノンコノユメゆとりローテで頂点/フェブラリーS

    <フェブラリーS:追い切り>

     フェブラリーS(G1、ダート1600メートル、21日=東京)に出走するノンコノユメ(牡4、加藤征)が18日、美浦ウッドで最終追い切りを行った。3頭併せで2馬身追走し、真ん中を割って入り併入。5ハロン69秒3-13秒6と時計、動きとも平凡だが、もともと調教では走らないタイプ。前哨戦を使わず、間隔を十分に空けての調整でJRA・G1初制覇に挑む。

     息も乱れてなければ、興奮する様子もない。追い切り直後、馬場から上がってきたノンコノユメは、追い切り前と同じ姿だった。加藤征師は「競馬を覚えてから追い切りでは走らなくなった。この馬にしては伸び伸び走っていたけれど」と苦笑した。

     3歳未勝利のカハラブライド、オーダードリブンの2頭を2馬身追走。直線で真ん中に入ると1度抜け出しそうな脚色を見せたが、併入。強めに追われたが時計、動きともに目立ってないものの、「いつもの感じ」と加藤征師は意に介さなかった。

     追い切りで動かないから工夫している。3頭併せの真ん中を通らせたのも、その1つ。「ノンコノユメはあまり他の馬が好きじゃない。それであえて真ん中を走らせた」と説明する。馬混みでの展開となった時に動じないようにするためだ。ふだんの調教でも補っている。「追い切り以外も結構ハードにやっている。週末は15-15で走っているし、この馬に対してやることはしっかりやってきた。調整は(昨年勝った)武蔵野Sのときよりもスムーズ」と胸を張った。

     昨年12月のチャンピオンズC以来のレース。あえて前哨戦を使わずに、5戦4勝と得意の東京ダート1600メートルにぶっつけで臨む。「一番いい状態で持っていくには、直行という選択肢だった」と打ち明ける。昨年は武蔵野Sから中2週でチャンピオンズCに向かったため、疲れをとるために余裕を持たせた。3歳から古馬になる大事な時期、厳寒期でもあるこの季節に、「無理をさせたくなかった」(師)と詰まったローテでのレースを避けた。10年前、同じローテで勝った4歳馬がカネヒキリ。前年の武蔵野S、JCダートを使っての直行だった。その同じ道を今年ノンコノユメがたどる。【三上広隆】

     ◆フェブラリーSを勝った4歳馬のローテ G1になった97年以降、4歳馬が勝ったことは6回。97年のシンコウウインディは、まだチャンピオンズC(JCダート)が設立されていなかったが、初戦は年明けの平安S1着。それ以外の5頭のうち03年ゴールドアリュール、06年カネヒキリ、14年コパノリッキーは、その年初戦がフェブラリーSと前哨戦を使わずに勝っている。

     

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     主な馬の調教タイム

    2/17 ホワイトフーガ

    南坂やや重

    53.0ー38.8ー25.8ー13.1

    2/17 コパノリッキー

    栗東CW重

    84.4-67.2-51.4-37.5-12.3

    2/17 アスカノロマン

    栗東CW重

    83.2-66.6-52.7ー39.4-13.4

    2/17 ベストウォーリア

    栗東坂重

    52.5-38.9-25.2-12.2

    2/18 ノンコノユメ

    南W良

    69.3-53.8ー39.6-13.6

    2/17 モンドクラッセ

    南W良

    51.6-38.0ー13.0

    2/17 モーニン

    栗東坂重

    52.2-37.5-24.3-11.8

     

     

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    フェブラリーS予想|2016年|ノンコノユメまとめ
     
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     ノンコノユメは何度見ても不思議な馬体をしています。車に例えれば、前輪がスタッドレスタイヤ、後輪はスポーツタイヤ。前駆と後駆が別の用途でつながっている印象を受けます。

     前駆は明らかにダート仕様。肩、胸前、首が450キロの中型馬とは思えないほど立派です。その半面、後駆は芝仕様。流麗な曲線を描いていてスマートです。全身が重厚感むき出しのコパノリッキーとは対照的な馬体。レースでは芝を走るような小気味よいフォームでダートを疾走してきました。前駆は砂、後駆は芝。前代未聞の体形です。

     霊獣になぞらえるなら竜の頭と鹿の体を持つ「麒麟」のような…と昨年のチャンピオンズC時に書きましたが、当時よりも心身の状態はさらに上向いています。飛節の立ち方がさらに良くなった。しっかりと大地をつかんだ立ち姿。顔を見れば、目は前回よりも輝きを増しています。ハッピーな表情。2カ月半の休養がプラスになっているのは間違いありません。毛ヅヤも良し。前回以上にはじけそうな雰囲気になっています。仁王像(コパノリッキー)の迫力に対抗できるのは神獣・麒麟のミステリアスな馬体でしょう。

     
    文句なしの東京芝1600mパフォーマンス
    ユニコーンS

     

    武蔵野S

     

     

     

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     22日、東京競馬場で行われたGI第32回フェブラリーS(ダート1600メートル)は、前年覇者で1番人気のコパノリッキーが直線抜け出し勝利。同レース初の連覇を達成した。勝ち時計は1分36秒3。2着は5番人気のインカンテーション、3着は3番人気のベストウォーリア。

     
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    地方競馬から不気味なサイン


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     今年最初のJRA・GIのフェブラリーSの枠順が19日に決まる。今年は3年ぶりに地方所属馬が参戦(2頭)。中でも大井のハッピースプリントは、交流GI全日本2歳優駿を勝ち、羽田盃、東京ダービーを制した南関東2冠馬。このところは中距離戦で善戦止まりだが、マイル戦なら一変も可能。16年ぶり史上2頭目の地方所属馬のVを狙う。

     1999年のメイセイオペラ(岩手)以来、16年ぶりの地方所属馬のVへ向け、大井のハッピースプリントが態勢を整えてきた。2走前の東京大賞典、前走の川崎記念はともに1秒以上離された4着。数字だけ見れば手を出しづらいが、舞台が替わるのは大きなプラスだ。

     「ここ2戦のレースを見ても、しまいが少し甘くなっているし、2000メートルは長い。マイルが最も力を発揮できる距離だし、とくに広い府中のマイルはベスト」

     森下調教師は断言する。大井の羽田盃(1800メートル)と東京ダービー(2000メートル)を制した南関東2冠馬だが、距離は素質の高さでカバーしていた。本来は、快勝した交流GI全日本2歳優駿(川崎、1600メートル)を見てもマイルがベスト。多少ズブい面もあるだけに、直線が長いのも歓迎だ。

     「最近は体質が強くなり、以前よりも調教での走りがしっかりしてきた。レースでも徐々に古馬のペースに対応できている」と、トレーナーは着実な成長を強調する。絶好の舞台なら、前2走以上の結果が出ても不思議ではない。

     森下調教師は今年35歳で、2010年に開業した。すでに東京ダービーを2勝している新進気鋭の調教師で、ゆくゆくは海外でも通用する厩舎を目指している。

     「ここまで、1段ずつ着実に登ってきている感触はある。挑戦することで厩舎も力をつけるはずだし、JRAでの戦い方を学んで、互角に戦えるような厩舎作りをしていきたい」

     森下調教師のキャリアに刻まれる、初のJRA・GI挑戦。「ペースも違うし強い馬ばかりだから、一筋縄ではいかない」と慎重な構えを崩さないが、「いつも想像以上の走りをする馬」とも。最高の結果を出す可能性も、十分に秘めている。 (大貫師男)

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    フェブラリーS予想|2015年|コパノリッキー強調点・弱点|ネット評価


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     「フェブラリーS・G1」(22日、東京)

     昨年の覇者コパノリッキーが、武豊とのコンビで史上初のフェブラリーS連覇に挑む。

     最低人気でのVからちょうど1年。昨年はノーマークの強みを生かしてホッコータルマエの追撃をまんまと封じ込めたが、その後も交流G1のかしわ記念とJBCクラシックを制覇し、フロックではなかったことを証明。前走の東海Sでも、酷量58キロを背負って後続を4馬身突き放す圧勝劇を演じた。

     この1年で心身ともに大きく成長。だが、村山師は現状に満足はしていない。「(2着に敗れた2走前の)東京大賞典で力の差を見せつけられた。スピードだけでは通用しない」。昨年の最優秀ダート馬ホッコータルマエとの“ガチンコ勝負”でつけられた4馬身という決定的な差。屈辱を糧に、指揮官はさらなるパワーアップを誓った。

     カイバ量を増やし、調教もよりハードに。1週前の11日は、栗東CWで意欲的に7F94秒8を計時。15日も坂路で4F55秒6を記録し、しっかりと負荷をかけてきた。調教役の鹿屋助手は「1週前は6F80秒を切るほどいい動き。15日も少し時計が速くなりましたが、スムーズに走っていました。状態がいいからこそ速くなったのでしょう」とハードトレの成果を感じている。真の“ダート王”へ。ライバル不在のここで負けるわけにはいかない。1番人気が予想される今年は、圧倒的なパワーで押し切ってみせる。

     
    2014年のフェブラリーS動画
     
     
    昨年は16番人気で勝利だった
    コパノリッキー
     
    前走ー田辺騎手から武豊騎手へ変更されました
     
    2015年の東海S動画
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