【チャンピオンズカップ(日曜=6日、中京ダート1800メートル)注目馬3日最終追い切り:美浦】目下4連勝中の3歳馬ノンコノユメは同厩ピグマリオン(古馬1000万下)、タケルアロー(2歳未勝利)とともに南ウッド入り。2頭を先導する形で進み、最後まで余力を残したまま馬体を並べてゴール板を通過した。5ハロン69・5―13・2秒と数字こそ目立つものではないが、叩き2戦目の上積みに加え、充実期に入った3歳馬らしい迫力がアクションの随所に感じられる。
関西圏への輸送を控えた関東馬の木曜追いは異例だが、「レース3日前に追い切って前日に輸送するのは前回と同じ」と加藤征調教師。水曜追い→土曜競馬で臨んだ武蔵野Sの“勝ちパターン”を踏襲することで、馬のリズムを大切にした。
加藤征調教師「調教で良く見せる馬ではないし、いつも通りの動き。前走は休み明けで気持ちの入り方とかが穏やか過ぎるくらいだったが、今回の方が見た目以上に気持ちが入っている。一線級の古馬に胸を借りるつもりで臨みたい」
【チャンピオンズカップ】ホッコータルマエ、連覇へ万全の仕上げ『あとは幸英明に任せるだけ』
【チャンピオンズカップ(日曜=6日、中京ダート1800メートル)注目馬3日朝の表情:栗東】GI・10勝目を狙うホッコータルマエは厩舎周辺で約1時間の引き運動を行った。陣営は連覇への自信を隠さなかった。
西浦調教師「先週、併せ馬でビシッとやって気合が入ったね。直前はもうやる必要がなかったので、今週(2日)は相手に合わせてしまいだけ伸ばした。動ける体つきになって、叩いて本当に良くなった。競馬にいって注文の付かない馬。あとは幸に任せるだけ」
主な馬の調教タイム
ノンコノユメ
12/3 南Wやや
69.7-54.3-39.7-12.7
コパノリッキー
12/2 栗東CW良
82.7-66.8-52.2-38.8-12.7
ホッコータルマエ
12/2 栗東坂良
54.2-39.5-25.4-12.3