◆第32回マイルチャンピオンシップ・G1(22日、芝1600メートル、京都競馬場)
イスラボニータがマイルに矛先を向けてきた。1600メートル戦は、デビュー2戦目の新潟2歳S(2着)以来。有馬記念(12月27日、中山・芝2500メートル)を使うプランもあったが、栗田博調教師は「距離適性を考えてここへ。2500メートルを無理して使う必要はないからね。マイルの方が走りやすいし、競馬が上手な馬なので、距離は心配ない」と説明した。
昨年のセントライト記念以降、勝ち星はないが、この2戦は盛り返しを見せている。秋初戦の毎日王冠では好位で粘り、0秒2差の3着。天皇賞・秋では後方からメンバー3位タイの上がり(3ハロン33秒6)を繰り出し、3着に食い込んだ。「特に毎日王冠は想像以上の走りで、改めて走る馬だと感じた」と栗田博師。G1馬の能力を再確認したようだ。
美浦のWコースで行った1週前追い切りは、軽快に伸びて5ハロン71秒3―13秒2。「体全体を使って走れていた。(休み明けを)使って良くなっているかは分からないけれど、前走の疲れは取れてきた」と好調を維持している。充実の4歳秋を迎え、1年7か月ぶりのビッグタイトルが見えてきた。
「だいぶ気持ちがどっしりして、古馬の風格が出てきた」。大人になった昨年の皐月賞馬が、マイルの舞台で反撃するか。
前走、天皇賞で3着・毎日王冠で3着
競馬ブック印より想定
1番人気 イスラボニータ
2番人気 フィエロ
3番人気 モーリス
4番人気 サトノアラジン
5番人気 ダノンシャーク
ネット競馬より
1番人気 イスラボニータ 3.3
2番人気 フィエロ 4.3
3番人気 モーリス 4.3
4番人気 サトノアラジン 6.0
5番人気 アルビアーノ 11.1
イスラボニータ-ツイッターの声
マイルチャンピオンシップどうなるかなぁ。。。フィエロ、イスラボニータの争いだと思うが、エリ女の時と同じ展開になりそうな気が。。。
— Tamura (@777Fascination)2015年11月17日 3:04:15