オークス予想|2018年|馬体診断(スポニチ)まとめ

batais


ヤフーニュースより

【オークス】ワルキューレ100点!かつてない名牝の予感

 新たな神話が樫の大舞台に生まれる。鈴木康弘元調教師(74)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第79回オークス(20日、東京)ではフローラS勝ちのサトノワルキューレに唯一の満点を付けた。達眼が捉えたのはアーモンドアイ、ラッキーライラックの桜花賞上位2強をしのぐスケール。北欧神話のヒロインになぞらえて、悠然とした立ち姿を絶賛した。

  
 北欧の神話にワルキューレという名の若く美しい女騎士が登場します。神の敵を倒すため、鎧兜(よろいかぶと)に身を包み、天馬にまたがって戦場を勇猛に駆ける。北欧の夜空にゆらめくオーロラはこの女騎士の鎧がきらめいたものとされています。平時には鎧兜を脱ぎ、天女のような白い羽衣を羽織って天空を優雅に舞う。その姿は白鳥の化身とも言われています。半人半神のワルキューレ伝説です。

  
 3歳牝馬戦線に遅れて頭角を現したサトノワルキューレ。その鹿毛の馬体は同じ名を持つ女騎士のように勇ましく美しい。鍛え抜かれて浮き立つトモ(後肢)と肩の筋肉。450キロ程度の体重以上に重量感があります。その筋肉は、ボリュームだけでなく質も高いのでしょう。ディープインパクト産駒らしい柔軟さ、しなやかさを漂わせています。肩(肩甲骨)や首差しは絶妙な角度。ストライドが前によく伸びるつくりです。

  
 背中が短めで腹下がやや長い“短背長腹”。オークスの2400メートルにも対応できる体形です。腹袋も適度な厚み。それぞれの部位がゆとりを持って滑らかにつながっているため全体に余裕があります。ひと目で走る馬だと分かる。非の打ちどころがない馬体です。

  
 立ち姿は女騎士が駆る天馬のように神々しい。スタッフが弓なりにした引き手を指先で軽く押さえているだけなのに、悠然と立っています。目と耳は正面の一点に向き、四肢は均等に負重をかけています。注意心を持ちながら、どこにも力みがない。名牝のたたずまい。未知の距離も堂々と乗り切れる気性をうかがわせる立ち方です。

  
 とてつもないスケールの牝馬が出現しました。3歳牝馬の勢力図をまとめて塗り替えてしまうかもしれない。そんな可能性を伝える一級の馬体。北欧神話の若く美しい女騎士のようなニューヒロインです。

【オークス】ライラック90点、あふれる余裕で舌をペロリ

 
 ラッキーライラックは舌をペロリと出しながら写真に納まっています。有名な不二家ペコちゃんみたいに。でも、練乳たっぷりのミルキーに舌なめずりしているのではありません。ハミから舌を出して遊んでいるのです。昨年の阪神JFや桜花賞時には真面目にハミを取り、少し緊張しながら立っていました。舌を出したのは気持ちに余裕が出たからでしょう。目には全く緊張感がない。余裕があり過ぎるぐらいです。

  
 立ち方を見ると、左後肢蹄の後ろを少しだけ浮かせています。前肢に負重をかけたせいで後ろが浮いたのではありません。舌と同じように遊んでいるのです。G1時の立ち馬撮影でこんなしぐさを見せたのも初めて。口元から蹄の先まで余裕があふれています。関東に遠征して初の2400メートル戦に挑まなければなりません。今からピリピリと緊張していては体が持たないでしょう。オークスに向かう上で必要な余裕なのです。

  
 腹下が長く、肩もよく寝ている。距離延長に対応できる体形です。肩とトモの筋肉には490キロの体重以上にインパクトがあります。ただし、今回は桜花賞時よりも腹周りが少し細くなっている。不二家のペコちゃんみたいに食欲を出して、おなかにもふっくら余裕が生じれば満点です。

【オークス】アーモンドアイ85点、牝馬離れした大きな胸

 アーモンドアイの馬体を見る限り、桜花賞のダメージは見当たりません。筋肉は全く落ちていない。毛ヅヤも良好。ロードカナロア産駒らしいマイラー体形とはいえ、胸の深さは牝馬離れしている。大きな肺や心臓を収容する大きな胸です。適度なボリュームのある首差し、形と角度の良いトモ。桜花賞時と変わりのない体つきです。

  桜花賞時よりも目つきが鋭くなり、力を入れて立っています。これはリップチェーン(上唇内側の歯茎に掛ける鎖状の馬具)を気にしているからでしょう。桜花賞時のようにハミを着ければ、ゆったりとした立ち姿を見せるかもしれません。リップチェーン装着のため判断できませんが、前回と同じ穏やかな精神状態なら2400メートルは持つはずです。


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