
ヤフーニュースより
【桜花賞】出走馬の長所と短所
【桜花賞】展開から浮上するのはこの馬だ(1)ラッキーライラック
長所=無傷4連勝。センス、末脚とも一級品
短所=初の最内枠。包まれたときに不安も…
(2)アマルフィコースト
長所=逃げて良し、控えて良しで自在性十分
短所=前走は落馬競走中止。軽い外傷もあり
(3)リバティハイツ
長所=発馬や折り合いは完璧。レースが上手
短所=上がり最速は34秒6。決め手勝負不安
(4)アンコールプリュ
長所=父譲りの瞬発力は非凡。末脚勝負なら
短所=スタートに課題。マイルもギリギリか
(5)レッドサクヤ
長所=異父姉にG1馬。一戦ごとに時計短縮
短所=エルフィンS組のVは過去に1頭だけ
(6)スカーレットカラー
長所=豊富なキャリア。堅実に決め手を発揮
短所=1勝馬。常にゲート後手の不安がある
(7)トーセンブレス
長所=新馬でプリモシーンに先着。G1・4着
短所=しまいは堅実も、器用さに欠ける戦法
(8)ハーレムライン
長所=マイル3連勝中の勢い。先行力が武器
短所=キャリア7戦。これ以上の上積みは?
(9)リリーノーブル
長所=G1・2着馬。馬券圏内100%と安定
短所=徐々に着順落とす。勝負付け済んだ?
(10)アンヴァル
長所=不良馬場で圧勝経験あり。馬場は不問
短所=母の勝ち鞍1400メートルまで。距離不安
(11)コーディエライト
長所=逃げ宣言。単騎逃げの形ならしぶとい
短所=近2走がさっぱり。発馬に不安が残る
(12)デルニエオール
長所=言わずと知れた良血。勝負根性は非凡
短所=メンバー最軽量。力勝負では分が悪い
(13)アーモンドアイ
長所=3戦全て上がり最速。切れ味は最上位
短所=持ち時計平凡。負かした相手レベル?
(14)レッドレグナント
長所=骨折明け叩かれ状態アップ。鞍上魅力
短所=関西への輸送は初。相手も強化されて
(15)プリモシーン
長所=前走の勝ち方が鮮やか。決め手は上位
短所=3カ月ぶりの実戦に加え、初の輸送で
(16)フィニフティ
長所=2戦目でG3・2着。レースセンスは長所
短所=経験浅く、もまれたときに不安が残る
(17)マウレア
長所=13年Vの全姉と同じ過程。総合力高い
短所=善戦まで。前走体重8キロ減も気掛かり
(18)ツヅミモン
長所=530キロを超す好馬体。パワーは魅力
短所=前走が負け過ぎの感。一変までは疑問
流れが落ち着きやすい阪神のマイル戦。コーディエライトが先手を主張すればスローペースが濃厚。直後につける(8)ハーレムライン、リリーノーブル、レッドレグナントの仕掛けどころに注目だが、いずれにしても最後は瞬発力の差が明暗を分けそうだ。
スタートに不安のないラッキーライラックは最内枠も全く問題ない。スッと好位を確保して前半はロスのない立ち回り。前哨戦と同様に、正攻法の競馬でライバルたちをねじ伏せる。
決め手で勝るアーモンドアイは当然、圏内の一頭。高いレース適性を誇るディープ産駒のトーセンブレス、プリモシーン、フィニフティなどが上位争いに加わってくる。
【桜花賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「桜花賞・G1」(8日、阪神)
阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の日曜の天気は晴れの予報。土曜は稍重でスタートしたが、9R以降は良馬場に回復。桜花賞も良馬場で行われそうだ。
土曜阪神はマイル戦が2鞍。稍重の6R3歳500万下は、好位からインを抜け出した2頭の決着で1分34秒5。良に回復した9R古馬1000万特別は好位からの抜け出した馬と、外から追い込んだ2頭で決まり、1分34秒1は過去2年の同レースより速かった。スローで流れた11R・阪神牝馬Sこそ1分34秒8と遅めの決着となったが、全体的に時計が出る馬場と言える。
先週から芝はBコース(Aコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用。土曜は内を選んだ馬が台頭し、外の馬はやや伸びを欠いた印象。桜花賞は1分33秒台の好時計での決着となりそうだ。
馬場の傾向から浮上するのがアマルフィコースト。中京2歳Sに注目したい。勝ち時計は1分34秒7。同じ日に行われたマイルの1000万下特別が1分34秒0、500万下が1分34秒3。
キャリア2戦目で7頭立ての落ち着いた流れながら、古馬と同じように1分34秒台で走ることができたのは能力の証し。ちなみに、前述した土曜の3歳500万下を勝ったのが、この中京2歳Sで2着だったアドマイヤアルバ。前走はスタートしてすぐに落馬したため、今回は人気の盲点に。速い時計に対応できるうえ、内枠も今の馬場にマッチする。
【桜花賞】パドックのツボ
ラッキーライラックは休み明けの前走時に10キロ増でも太め感は全くなく、2歳時より力強さがアップ。極端な増減がなく、いつも通りジワリとした気合乗りなら万全だ。休み明けで長距離輸送となるアーモンドアイはイレ込みに要注意。大きな馬体減がなく、集中できていれば期待大。リリーノーブルは、いつも落ち着き十分。肩の出が多少窮屈に映ってもOK。マウレアはプラス体重が好走条件。
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