【チューリップ賞(土曜=4日、阪神芝外1600メートル=3着までに4・9桜花賞優先出走権)得ダネ情報】4・9桜花賞への最重要トライアルとなるこのレースには、昨年暮れの2歳女王決定戦・阪神JFの1、2着馬ソウルスターリング、リスグラシューがエントリー。3着までに与えられる桜チケット争奪戦激化が予想される中、栗東得ダネ班は何の迷いもなく、「第3の馬」を指名した。
過去4戦2勝、2着2回の連対率100%。着実に実績を積み上げてきたエントリーチケットの堅実な走りを可能にしている一番の要因は立ち回りのうまさ。新馬戦はスローペースに落として、楽々と逃げ切り、ハイペースの紅梅S(オープン)では好位に控える形で流れに乗り、2着を確保した。展開に左右されることなく力を発揮できる、その自在性に裏打ちされた安定感こそがエントリーチケットの最大の魅力だ。
「競馬のうまさを生かして能力…いや、それ以上のものが出せる馬なんだろうね。先行力があるのはもちろん、控えてもOK。相手の出方を見ながら自在に運べる。強敵揃いのこの相手でも、一番上手に競馬をしてくるのはウチの馬だと思うよ」とは宮調教師。
器用さでは阪神JFの1、2着馬ソウルスターリング、リスグラシュー以上と強調し、大物食いに色気を見せている。
デビュー時は420キロだった馬体は昨年暮れの500万下・つわぶき賞(1着)から増加。前走の紅梅Sでは436キロに達した。
「いい傾向だよね。馬体に実が入って、力をつけているのがわかる」と納得顔のトレーナーは「この中間も時間をかけて乗り込んできたし、いい状態で送り出せそう。新馬戦で(2着に3馬身差の)強い勝ち方をした舞台(阪神芝外1600メートル)なら楽しみはある」。
立ち回りのうまさに加え、状態、舞台適性も文句なし。条件はガッチリかみ合っているとなれば、桜のエントリーチケットを手に入れることは、そう難しい仕事ではないはずだ。
騎手で取る
馬体調整や精神面の折り合いなど、若い牝馬は状態面が重要。賞金面でゆとりのある馬は“先を見据えた調整”だが、権利取りへ後がない馬たちは“目イチの仕上げ”を施してくる。高配への近道はもちろん後者の方。桜花賞トライアルのチューリップ賞(阪神11R)も過去10年で「賞金400万組」9頭が3着以内に入り本番への切符を手にした。昨年も“2強”のシンハライト(1着)、ジュエラー(2着)は抜けていたが、10番人気のラベンダーヴァレイが3着に入り高配を演出。思い返せばラベンダーはレース当週の追い切りに、美浦から戸崎が駆けつけ熱心な稽古を消化。“勝負気配”が漂っていた。
今年その気配を感じるのが◎ミスパンテール。昨夏の札幌・新馬戦(芝1500メートル、1着)以来の実戦だが、ここ目標に攻め量は山と積まれている。時計もハンパなものではなく2週前に坂路で4F51秒5、1週前に4F52秒6。そして最終追いはCWコースで長めからビシッと追われ6F83秒7~12秒1と鋭い伸び。昆師は「新馬のときの速い時計は直前の1本だけ。あれで33秒台(上がり3F34秒1)に近い脚を使っていたからね。素質は相当で、今回はしっかりと乗り込んでいる。この相手でもやれる力はあるよ」と最後まで強気の姿勢を崩さなかった。今年は逃げ馬不在でスローの瞬発力勝負が濃厚。決め手はここでも十分通用する。馬券は馬単と馬連。相手はソウルスターリング、カワキタエンカ、ミリッサを厚めに。リスグラシュー、エントリーチケット、アロンザモナを押さえる。
傾向と対策
過去10年の結果から傾向を探る。
☆前走 連対馬20頭中9頭が阪神JFからの直行。うち8頭が3着以内に好走していた。同舞台のG1好走組は軽視不可。
☆間隔 連対馬20頭全てが前年12月以降に1走以上。3カ月以上の休み明けは狙いづらい。
☆人気 該当10回中8回で1番人気が3着以内を確保。4着以下に敗れた2頭は重賞出走経験がなかった。
☆外枠優勢 1~3枠が1勝2着2回に対し、6~8枠が6勝2着5回。
結論 ◎ソウルスターリング ○リスグラシュー ▲ミリッサ
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エントリーチケット、ビップキャッツアイなどが押し出される形で先行集団を形成。ソウルスターリングは好位~中団で仕掛けのタイミングを計る。リスグラシューは道中の折り合いが鍵。直線はミリッサも加わって最後は瞬発力勝負。
チューリップ賞はここの予想を参考にしたい
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