チャンピオンズカップ予想|2016年|追い切りニュースまとめ

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ノンコノユメ

 師走の砂の王者決定戦「第17回チャンピオンズカップ」の枠順が1日、確定した。木曜追いでは昨年の2着馬ノンコノユメが新コンビのムーアを背に粘り強く併入。6月帝王賞(2着)後の去勢手術で性格も従順になり、鞍上も「楽しそうに走っていた」と絶好の感触をつかんだ。昨年7月のジャパンダートダービー(大井)に続くG1・2勝目、JRA・G1初制覇の期待が膨らむ。同レースは3日から前売りされる。

 ノンコノユメらしい静に徹した最終追いだった。新コンビのムーアを背に雨をたっぷり含んだWコースへ。道中はしっかり制御を利かせ、エクストレミティー(5歳1000万)を2馬身追走。直線は内に入り、5F69秒7~1F13秒4(強め)。手応えはパートナーの方が余力十分だったが、手綱をしごく鞍上に応えて併入まで持ち込んだ。

 ムーアは「今日は(時計的に)誰が乗ってもできる調教しかしていないけどね。馬が楽しそうに走っていたので満足だ」とクールな第一声。見守った加藤征師は「離れ過ぎない程度について行き、馬がその気持ちになった時に併せてほしい…と指示。調教では手応えを感じさせるような馬ではないけど、馬が隣にいてもいつになくいい感じで走っていた」と目を細めた。

 3歳の交流G1ジャパンダートダービーで早々とG1制覇。一見するとダート界の王道を歩んできた優等生だが、裏では人間が手を焼くほど“やんちゃ”だった。鞍を置く時や周囲に馬がいると、イレ込んで立ち上がったり、人に突然飛びかかってくる。今年6月帝王賞(2着)ではついにエスカレート。指揮官は「隣りの枠に馬が入ったら、今までにないぐらいに立ち上がって」と2週間後に去勢手術に踏み切った。効果はテキ面。今では「あまりにおとなし過ぎて、別の馬になっています」と指揮官が驚くほど、素直になった。

 去勢後、初のレースとなったJBCクラシック(4着)は当日輸送が響いて15キロ減。それでも底力は示した。加藤征師は「レース分析に優れたジョッキーで十分把握してもらっているはず。(1)他馬に近づき過ぎない(2)外めをのびのび走らせてほしい…の2点は言うつもり」と、16年ワールドベストジョッキーに選ばれた巧腕に託した。短期免許によるラストウイークとなる鞍上はVTRで特徴は掌握済み。「昨年のチャンピオンズCや今年のフェブラリーS(共に2着)でもよく走っている。JRAの広いコースなら楽しみ」と期待を込めた上に「僕の最終週?馬が満足できる結果を獲れればいいさ」と仕事人の顔で静かに結んだ。メンバー屈指の鬼脚の持ち主。世界の巧腕で意のままに従順に導かれれば、JRA・G1初制覇は当確かもしれない。


ラニ 

【チャンピオンズカップ(日曜=4日、中京ダート1800メートル)注目馬1日最終追い切り:栗東】ラニは今春ドバイでUAEダービーを制すると、その足で渡米しクラシック3冠にオールチャレンジ。アウォーディーの半弟という血統背景だけでなく、そのタフネスがファンを魅了してやまない個性派だ。

 前走のみやこSでは13着と大敗を喫したが「ああいう競馬も、ある意味ではラニらしいんですよね」とは松永幹調教師。「日程はキツくなったものの、帰国後に2走できたことは良かったように思います。この中間は坂路にも入れて、目標としていたGIへ向けて体調は上向いていますね」

 トレーナーの言葉を裏付けるように、この日はダート(Eコース)で6ハロン72・5―12・2秒の猛爆時計を叩き出してみせた。

「とにかく実戦でも真面目に走ってくれさえすれば」――。反撃の態勢は整っている。

 
アウォーディ

 チャンピオンズカップの追い切りが30日、東西のトレセンで行われた。栗東では、ダート6連勝中のアウォーディーがCWコースで意欲的な併せ馬を消化。わずかに遅れたものの、陣営は不安視していない。中央GI初制覇に向けて態勢を整えた。美浦ではサウンドトゥルーが好仕上がりを見せた。

 気温3度の冷気をパワフルに切り裂いた。ダート界の新王者を狙うアウォーディーが、6連勝中の勢いをアピール。大きく先行した併走馬に少し遅れたが、松永幹調教師は意に介さなかった。

 「(先導馬と)離れすぎていたから。それでも取りつく脚は速かったし、しまいも踏ん張っていた。これで十分です」

 CWコースでフェルメッツァ(1600万下)を9馬身ほど追いかける形。3コーナー手前から徐々に差を詰め、直線の入り口で馬体を併せる。ゴールではさすがにクビ差先着を許したが、最後までしっかりと伸びていた。力を要する馬場状態で6ハロン82秒1、3ハロン39秒0-12秒3ならば、時計的にも合格点だ。トレーナーは「しっかりと走れていて、調教も動けるようになっている」と満足げにうなずいた。

 5歳の昨秋、ダート戦に転向してから6戦全勝と破竹の勢いだ。GI馬5頭を力でねじ伏せた前走の勝利で、ダート界のトップも見えた。

 武豊騎手は「一走ごとに走りに力強さが出ている。ダートも合っていたけど、本格化したタイミングと同じだったのかな」と今の充実ぶりに目を細める。中京のダートは初めてになるが、芝では6戦2勝、2着3回の良績がある。充実一途の6歳馬に不安は見当たらない。

 ジャパンCを1番人気のキタサンブラックで制した武豊騎手は、2週連続のGI制覇に向け「おそらく主役だと思いますし、プレッシャーもあるけれど、それに応えたいという気持ちが強い」と意欲満々。騎手時代、ユタカのライバルだった松永幹調教師は「抜け出すとやめてしまうけど、そこはジョッキーがよく分かっているので任せます」と名手を信頼する。

 名手に導かれたアウォーディーが、新砂王の座を不動のものとする態勢を整えた。 (川端亮平)

ゴールドドリーム

【チャンピオンズカップ(日曜=12月4日、中京ダート1800メートル)注目馬30日最終追い切り:栗東】ゴールドドリームは坂路で藤懸(レースはM・デムーロ)を背に併せ馬の予定だったが、道中他厩舎の2頭が壁になって後ろで我慢する形で追走。残り1ハロン手前から抜け出して最後は単走でのゴールとなったが、伸びは抜群でラスト1ハロン12・1秒(4ハロン50・8秒)と文句ない動きを見せた。

 木下厩務員「これまであまり在厩させたまま使ったことがなかったので前回(武蔵野S=2着)からさらに状態は上がっているね。調教でもそうだけど、左回りだとコーナーをスムーズに回ってこられる。今回はダートスタートで後方からになると思うけど、しまいの脚はしっかりしている。もともと距離は延びたほうがいいと思っていたからね」

 歴戦の古馬相手は楽ではないが、鞍上にはGIで勝負強さを発揮するM・デムーロ。昨年のように決め手勝負になれば出番がありそうだ。

モーニン

【チャンピオンズカップ(日曜=12月4日、中京ダート1800メートル)注目馬30日最終追い切り:栗東】モーニンは坂路で単走。がっちりした馬体を誇示しながら、豪快なフットワークで馬場の真ん中を疾走する。ラスト1ハロンで鞍上に強めに追われて4ハロン51・1―12・0秒の好時計を叩き出した。助手が乗って勾配がきつくなるラスト2ハロンともに12・0秒だから、さすがの脚力だ。

 古川助手「あれでも最初の12・0秒は馬なりだからね。前走の武蔵野S(7着)は土曜競馬で輸送もあったので最後まで馬なりだったけど、今回は日曜競馬でレースまで間もあるし、しっかりやった。迫力満点の走りだった。走る能力はトップクラスだし、できれば外枠が欲しい」

サウンドトゥルー

【チャンピオンズカップ(日曜=12月4日、中京ダート1800メートル)注目馬30日最終追い切り:美浦】サウンドトゥルーは先週同様、主戦・大野を背に坂路2本目を単走。終始、外ラチ沿いを通り、馬なりながらも躍動感あふれる動き。3着した昨年に劣らぬ状態の良さをうかがわせた。

 高木調教師「先週にしっかりやったので、今日はジョッキーに感触を確かめてもらう形で。悪い時は馬が硬くなるが、柔らかみがあり状態も上がってきた。昨年は内を突いてくれと指示したのが裏目。結局、開かずに外に出すタイミングが遅れて脚を余した。今年もしまい勝負だが、うまく流れが向くようなら」



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chanpisho