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大上記者のレース戦評・・・菊花賞
日本ダービー2着のサトノダイヤモンド、皐月賞馬ディーマジェスティが1、2番人気を分け合い、上がり馬カフジプリンス、ミッキーロケットが3、4番人気。実績か、勢いか―。毎年我々を悩ませるテーマは、今年のオッズにもしっかり反映された。
ダッシュを利かせたミライヘノツバサに、サトノの先兵サトノエトワールが絡む。前半1000メートル59秒9。過去10年で3番目タイの流れで、縦長の隊列になったが、3番手以下は多少速い程度。それでもG1らしい締まった展開となった。エアスピネルは頭を上げつつの先行。サトノダイヤモンドが中団、ディーマジェスティは、それを見る形。
中間点で1ハロンが13秒台に落ち、そこから12秒、最後の3、4ハロンは11秒台を刻む、いわゆる菊花賞ラップは、加速型のサトノに理想的。ずっとマークしていたディーマジェスティに馬体を合わすことすら許さず、直線で突き放す完勝だった。
2着には後方でじっと動かなかったレインボーラインが突っ込み、折り合いを欠いたエアスピネルが内で粘って3着。サトノを負かしにいった4着のディーマジェスティまでの並びは、人気を背負っていたかどうか。レースのアヤだろう。
マカヒキを含め、超ハイレベルといわれた皐月、ダービー組を差し置いて、私はカフジプリンスを本命に推したが、無理筋だった。下りの反応もイマイチで、ゆえに前走同様、直線で前が詰まった。
これでクラシック3冠は、それぞれ別のディープインパクト産駒で独占の快挙。鬼門とされた3000メートル超も克服し、今後、よりG1寡占状態が進むことは間違いない。
【今後の注目馬=ジュンヴァルカン】6月の1000万特別Vから、4か月半ぶりの実戦。出遅れたが、レースには参加できていた。4コーナーで外を回し、直線半ばまで鋭く伸びるも10着。それでも能力の片りんは見せたし、もともと馬体の良さはオープン級。ベッラレイア(07年オークス2着)を出した母系も魅力で、自己条件に出てくれば確勝級の評価。将来は重賞を勝ち負けする馬に育っていくと思う。(大上 賢一郎)
1着 サトノダイヤモンド ルメール
2着 レインボーライン 福永祐一
3着 エアスピネル 武豊
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23日、京都競馬場で行われた牡馬クラシックの最終戦・第77回菊花賞(芝外3000メートル)は1番人気のサトノダイヤモンド(牡・池江)が快勝。皐月賞3着、ダービー2着と惜敗に終わった春2冠の雪辱を果たした。戦前にささやかれた距離不安を一掃しての独走V――その要因と、同馬の今後の可能性をリポートする。
ライバル17頭を従えて、サトノダイヤモンドが淀の直線を独走した。追えばまだまだ伸びそうな手応えで、軽々とラスト1冠を手中に入れた。
戦前は母父ブライアンズタイムの血統背景からディーマジェスティのほうに長距離適性を認める声が多かったが、結果はそのライバルに0秒5差をつける完勝。陣営も「3000メートルはベストではない」と語り、距離不安をささやかれたサトノダイヤモンドによる圧勝劇の要因は一体どこにあるのだろう?
日本のクラシック初勝利となったルメールはこう振り返る。
「いかに馬をリラックスして走らせるか。それが一番大切だと思っていた。だから、今日はあえてスタートであまり出して行かなかった。だんだんとリラックスして走ってくれて(最後の)4コーナーからは大きいストライドで反応が強かった。それで直線は自信を持って乗れた。3000メートルを走るのは初めてなので少し心配していたけど、彼はとても乗りやすかった。まるで友達のように」
内枠を生かして道中はラチ沿いを距離ロスなく運び、向正面から外に持ち出す。3コーナーからディーマジェスティが進出を開始して馬体を併せに来るが、完璧に折り合ったルメール=サトノダイヤモンドは馬なり。手応えの差は歴然で直線を迎えるまでにライバルとの勝負は終わっていた。
「ルメールが完璧に乗ってくれた」と鞍上をたたえた池江調教師だが、仕上げの面もパーフェクト。休み明けの神戸新聞杯ではまだ余裕のあった体が、本番当日はシャープに研ぎ澄まされていた。「もともと中距離以上の体形をしていたけど、今回はよりステイヤー寄りに仕上げた。結果はどうなるか分からなかったけど、いい状態に持っていけた自負はあった」と胸を張った。
今後については「年内はあと1走。有馬記念(12月25日=中山芝内2500メートル)か、香港ヴァーズ(12月11日=シャティン競馬場芝2400メートル)、香港カップ(同芝2000メートル)の3択です」と話すトレーナーだが、その視線はすでに来年の海外に向いている。「凱旋門賞から逆算したローテーションを組んでいきます」と明言した。
思い返せば、皐月賞よりも前の時点で「サトノダイヤモンドのパワーなら、ヨーロッパの馬場も問題ない」と同馬を評していたルメール。ひと夏を越し、3000メートルを楽々と乗り越える強靱な肉体を身につけたとなれば、今後の活躍、そして池江師悲願の凱旋門賞制覇の夢も現実味を帯びてくる。
23日、京都競馬場で行われた牡馬クラシックの最終戦・第77回菊花賞(芝外3000メートル)で2冠を狙った皐月賞馬ディーマジェスティは4着に敗れた。徹底マークのサトノダイヤモンドを外から追い上げたが、レインボーラインに差され、エアスピネルの粘りを崩せず馬券外に沈んだ。
「最初からハミを取らない感じがあって、今日は道中の行きっぷりが悪かった。ポンと出てサトノダイヤモンドの横に行きたかったんだけど…。向正面までフタをされる展開になり勝負どころでも先に手が動いてしまった。それでも2着争いに加わって止まっているわけではないけど…」と引き揚げてきた蛯名。敗因として考えられるのは、道中で周りを囲まれて向正面まで自分のリズムで運べなかった点か。それでも管理する二ノ宮調教師に悲観の色はなかった。
「ジョッキーは完璧に乗ってくれたけど、セントライト記念(1着)のようにはじけてくれなかった。状態も良かったし、距離ではないと思う。今後については馬の状態を見て決めたい」
共同通信杯、皐月賞の別次元の勝ち方を見ても世代トップクラスの実力があるのは誰もが認めるところ。ジャパンカップ(11月27日=東京芝2400メートル)、有馬記念(12月25日=中山芝内2500メートル)…次のターゲットがどこになるかは未定だが、次走の巻き返しを期待したい。
23日に行われた第77回菊花賞(京都芝外3000メートル)で9番人気の低評価に反発し、2着に食い込んだのはレインボーライン。道中は後方で脚をため、直線勝負にかける作戦が的中。先に抜け出しを図ったエアスピネル(3着)をハナ差捕らえたところがゴールだった。
「ある程度のペースで流れると思っていたからね。人気馬を前に見る形で行けたし、道中は折り合いだけに専念していた。勝負どころの手応えも良かった。ベストは2000メートルから2400メートルくらいだと思う。決して得意ではない距離で頑張ってくれた」と手綱を取った福永はパートナーの健闘をたたえた。
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第1位 高配当21
第2位 ファースト
第3位 競馬タウン
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