今週から東京競馬場を舞台に5週連続でGIが開催される。1週目はNHKマイルカップ(8日、東京、芝1600メートル)。3歳マイル王決定戦は2歳女王メジャーエンブレムの参戦が注目の的だが、皐月賞から転戦してきたロードクエストも牡馬の意地をかけて臨む。マイル路線に挑む意図と手応えについて、管理する小島茂之調教師(48)を直撃した。
--皐月賞→NHKマイルC→ダービー(予定)のローテが注目される
「決まった以上は、まずは目の前にあるNHKマイルCに全力投球します」
--マイルを意識したのはいつごろ
「調教を重ね、レース経験を積み、成長する過程で、マイルに向いているかもしれないと感じる部分が出てきました」
--具体的には
「もともと体形はそう(詰まっている)ですし、筋肉には太さが出てきましたし、筋肉の質も硬めになってきています。皐月賞の後、オーナー、ジョッキー(池添騎手)からもマイルで…という話が出たので、試してみることにしました」
--左回りのマイル戦は2戦2勝
「現状では右トモ(後肢)が少し弱いぶん、直線に向いて手前を替えたときに左回りの方が踏ん張りが利くので、そのせいでしょう」
--4月27日には、もう軽めの時計を出した
「ガス抜きをしてもいい状態だったので、私が乗りました。でも、『行け』といわなければ行かないのが、この馬の不思議なところ。なので時計は3ハロン(41秒1)からになってしまいました」
--体調は
「毛づやをみても、コンディションは確実に上がっています。新馬→新潟2歳Sを連勝していますし、暖かい時季の方がいいのかな、という話はスタッフともしています」
--脚質も追い込み型で決まってきた
「リスクはありますが、その中でどう戦うか。流れが向かなければ仕方がない、と開き直って戦えることは、逆に強みにもできると思いますから」
--見通しを
「能力があるのは分かっていますし、状態もいいので、あとは展開だけです。マイルで結果が出るのか、やっぱり長い距離の方が…となるのか。でも、この馬の場合、力ませないでフワッと走れば、どの距離でもという思いはあります。いろいろな意味で楽しみです」
★展望
桜花賞では4着に敗れたメジャーエンブレムだが、クイーンCでマークした1分32秒5のタイムは驚異的。牡馬相手でも全くヒケを取ることはなく、中心を務める。左回りマイル戦で2戦2勝のロードクエストも、距離短縮で持ち前の決め手が生きれば差はない。ダンツプリウス、トウショウドラフタ、ブレイブスマッシュといった重賞ウイナーも好調を維持している。実績では見劣るが、イモータル、ティソーナの2頭も上位争いに加わって不思議はない素質の持ち主だ。
■小島 茂之(こじま・しげゆき)
1968(昭和43)年2月15日生まれ、48歳。東京都出身。JRA・美浦トレーニングセンター所属調教師。高校卒業後、魚市場でのアルバイト仲間と競馬を覚え、その後、牧場に勤務。JRA競馬学校厩務員課程を修了して93年に厩務員となり、調教助手をへて2002年に調教師免許を取得。翌年に開業した。JRA2958戦222勝、GI2勝を含む重賞5勝(2日現在)。
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「決まった以上は、まずは目の前にあるNHKマイルCに全力投球します。
皐月賞の後、オーナー、ジョッキー(池添騎手)からもマイルで…という話が出たので、試してみることにしました」
--見通しを
「能力があるのは分かっていますし、状態もいいので、あとは展開だけです。
マイルで結果が出るのか、やっぱり長い距離の方が…となるのか。
でも、この馬の場合、力ませないでフワッと走れば、どの距離でもという思いはあります。
いろいろな意味で楽しみです」
【皐月賞】クエスト、距離延長プラス
新潟2歳王者のロードクエストが虎視たんたんと勝機を狙っている。
前哨戦のスプリングSで3着だったが、
小島茂師は「勝って本番へ行きたかった。それでも初騎乗だった池添は本番に向けて好感触を得てくれた。
状態も久々を使って上がっているしね」と前を向く。
今回の舞台に関しては、「血統から距離延長は歓迎だと思っている」とプラスに捉えていた。
美浦の調教師は自分の馬の能力を過大評価し過ぎなんだよ
所詮マツリダ産駒の典型的早熟マイラー
朝日杯使っておくべきだった
皐月の掲示板5頭には何度やっても敵わない馬
生涯たった一度のG1馬になれるチャンスを必死で取りに行くべきなのに
オーナーに命じられたから仕方なく使いますでは話にならない
言ってたけど皐月賞で何馬身エアスピネル千切ったの?
こいつの走り(性格)は決してマイル向きではないという
ジレンマ
調教師の言いたい事は分からなくはない
只周りに馬が居るとぶち切れる事が有るらしい
こいつは追い込みが一番無難だ
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