香港国際カップ-ニュース拾い読み 

4人の騎手が香港への海外渡航届

JRAは4日、4人の騎手が香港への海外渡航届を提出したと発表した。福永祐一騎手(37)=栗東・フリー=とライアン・ムーア騎手(31)=イギリス=は、ともに8日~15日の期間で、ロンジンインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(10日、ハッピーバレー競馬場)への参戦と、香港国際競走への騎乗が目的。また、大野拓弥騎手(28)=美浦・フリー=も同期間で、香港スプリントへの騎乗が予定されている。また、柴田大知騎手は13~16日の期間で、香港カップに騎乗する予定。

 福永騎手とムーア騎手が出場するロンジンインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップは、世界各国から12人のトップジョッキーが集結。先週、東京で行われたワールドスーパージョッキーズシリーズに出場したクリストフ・スミヨン(フランス)、リチャード・ヒューズ(イギリス)、パット・スマレン(アイルランド)、ジェームズ・マクドナルド(オーストラリア)、ザカリー・パートン(香港)に加えて、ケリン・マカヴォイ(オーストラリア)、スマンガ・クマロ(南アフリカ)、イラド・オーティス(アメリカ)、ジョアン・モレイラ(香港)、ヴィンセント・ホー(香港)によって争われる。

 シリーズは1650メートルと1000メートルの4競走で施行。1着12ポイント、2着6ポイント、3着4ポイントの合計得点で優勝者が決まり、優勝ジョッキーには50万香港ドル(約773万円)、2位20万香港ドル、3位10万香港ドルが授与される。

 

香港国際諸競走(14日、シャティン、GI)の国内最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。

 【カップ・芝2000メートル】マイネルラクリマ(美・上原、牡6)はWコースを単走。ラスト1ハロン12秒5(5ハロン69秒0)をマークした。騎乗した柴田大騎手は「すごくいい動きでしたね。体調は安定しています。人も馬も(香港・シャティン競馬場は)2度目なのでいい結果を残したい」と語った。

 【マイル・芝1600メートル】引退レースとなるグランプリボス(栗・矢作、牡6)は坂路で4ハロン50秒6-13秒0の好タイムをマークした。「最後は余力残しで入線しましたが、今年一番の動きでした」と渋田助手は好感触。

 ワールドエース(栗・池江、牡5)も坂路で4ハロン55秒3-12秒6を計時した。「ちょうどいい感じですね」と池江調教師。

 【スプリント・芝1200メートル】今年のサマースプリント王者リトルゲルダ(栗・鮫島、牝5)は坂路でラスト1ハロン12秒4(4ハロン52秒4)としまいを伸ばした。「いい感じだね。香港の馬場は合いそう」と鮫島調教師。

 JRAは4日、4人の騎手が香港への海外渡航届を提出したと発表した。福永祐一騎手(37)=栗東・フリー=とライアン・ムーア騎手(31)=イギリス=は、ともに8日~15日の期間で、ロンジンインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(10日、ハッピーバレー競馬場)への参戦と、香港国際競走への騎乗が目的。また、大野拓弥騎手(28)=美浦・フリー=も同期間で、香港スプリントへの騎乗が予定されている。また、柴田大知騎手は13~16日の期間で、香港カップに騎乗する予定。

 福永騎手とムーア騎手が出場するロンジンインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップは、世界各国から12人のトップジョッキーが集結。先週、東京で行われたワールドスーパージョッキーズシリーズに出場したクリストフ・スミヨン(フランス)、リチャード・ヒューズ(イギリス)、パット・スマレン(アイルランド)、ジェームズ・マクドナルド(オーストラリア)、ザカリー・パートン(香港)に加えて、ケリン・マカヴォイ(オーストラリア)、スマンガ・クマロ(南アフリカ)、イラド・オーティス(アメリカ)、ジョアン・モレイラ(香港)、ヴィンセント・ホー(香港)によって争われる。

 シリーズは1650メートルと1000メートルの4競走で施行。1着12ポイント、2着6ポイント、3着4ポイントの合計得点で優勝者が決まり、優勝ジョッキーには50万香港ドル(約773万円)、2位20万香港ドル、3位10万香港ドルが授与される。

 

ストレートガール

香港国際競走(14日、シャティン競馬場)に出走する関西馬3頭が3日、国内最終追いを行った。藤原英厩舎からは3頭出し。香港スプリント(芝1200メートル)に出走するストレイトガール(牝5)は岩田を背に坂路でしまい重点に4F55秒5―12秒0。岩田は「以前に比べて体全体を使っていて、いい動きだった。調教も落ち着いていた」と好感触。

 香港カップ(芝2000メートル)に出走するアルキメデス(牡5)も岩田が手綱を取りCWコースで6F87秒9。キビキビとした動きでラストも11秒9とGOサインに鋭く反応した。「先週よりも動きは良かった。馬は仕上がっている」と同騎手。

 香港マイル(芝1600メートル)に出走するフィエロ(牡5)は、レース間隔を考慮して国内追いは行わず現地で追い切られる。

 香港ヴァーズ(芝2400メートル)に出走するカレンミロティック(セン6=平田)は池添を背に坂路で4F52秒3―12秒7。「間隔は空いたが調整は順調。長くいい脚を使えるので自分から動いていく競馬ができれば」と鞍上。

 なお香港マイルに出走するワールドエース(牡5=池江)の鞍上にパートンが決まった。関西馬は全頭5日、関西国際空港から出国する。