凱旋門賞の舞台となるロンシャン競馬場の芝は、よく「深い」と表現される。日本(JRA)の競馬場と比べ、単純に芝の草丈が長いと思っている読者も多いはずだが、実はそうではない。昨秋のロンシャンの草丈は約9センチ。一方、現在開催が行われている新潟は約12~14センチ。目に見えている芝の“長さ”だけを比較すれば、新潟の方が「深い」ことになる。
なぜ「深い」と感じるのか――。
理由は目に見えない部分にある。芝は地面に「地下茎」と呼ばれる茎を張り巡らせて生育する。日本の競馬場で主に使用されている野芝は地下茎が太く、がっちりした網目を形成している。一方、ロンシャンはペレニアルライグラスという種類の洋芝。野芝とは対照的で、糸くずのような地下茎が土が見えないほど密集して草を支えている。極端に例えれば、野芝の地下茎はテニスやバレーボールに使うような目の粗いネットがピンと張り詰められた状態。洋芝は細かい目の網を丸めて、いくつも敷き詰めたような状態と言える。
このため野芝は、馬の蹄が着地するとはね返すような性質がある。日本に遠征してきた外国馬の陣営が「日本の芝は硬い」と口をそろえる要因だ。一方の洋芝は着地した蹄が沈み込むような感触。その状態から引き抜く際に、細かい地下茎が蹄に絡み付く。実際に現地の芝を視察したJRA馬場土木課の東良剛氏は「この絡み付く感じが、ロンシャンの芝の最大の特徴」と話す。
簡単に分類すれば野芝は暖地型で洋芝は寒地型。日本でも寒冷地の札幌、函館は洋芝だけで競馬を行っている。東氏によれば「北海道の芝は人が歩いた感触はロンシャンと変わらない」という。札幌記念で好走したハープスター、ゴールドシップへの期待は当然高まるが、かと言って同一の物ではない。札幌を例にとれば、洋芝の中でも高温に強い、地下茎が太いといった特長を持つ種類を混合して、コース全体を管理。四季のある気候に適応するよう配合や品種改良の研究にも余念がない。
さらには路盤の違いもある。水はけを重視して地下に砕石を敷き詰め、人工的に整地した日本に対し、欧州はもとからあった自然の土壌を生かしたコースがほとんど。保水性が高く地形に即した起伏も存在する。路盤の硬度が日本よりも低い=軟らかい。これも蹄が深く沈み込む要因だ。
人間の手が大きく携わる日本の芝と、地元の人がナチュラルグラス(もとからそこに生えている草)と称するロンシャンの芝。日本馬の悲願成就は、未知の芝への適性が大きな鍵となる。
2013年の凱旋門賞
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