皐月賞予想|2017年|直線情報まとめ

皐月賞の予想はここを参考にします

◆馬体の張り良し〔1〕マイスタイル

 展開の鍵を握るダークホースは、前走に続く中山遠征で落ち着いた様子だ。堂本助手は「輸送は前回と変わらず、イライラした感じはありません。前走より体の実入りは良くなっているし、馬体の張りもいいです」と自信を持って送り出す。

◆楽々輸送クリア〔2〕スワーヴリチャード

 到着すると、すぐさまカイバおけに顔を突っ込むなど元気な姿をみせた。久保淳助手は「輸送も問題ないタイプ。普段と違う寝わらでちょっと興奮しているのかもしれないけど、すぐ落ち着きますよ」と心配していない様子だった。

◆変わりなく順調〔3〕コマノインパルス

 角馬場で体をほぐし、Wコースを1周。ゆったりとした走りは落ち着き十分だ。「いい雰囲気。変わりないのが好材料ですね。京成杯できっちり仕上げたけど、その後もいい状態を維持できています」と大下内厩務員。

◆どんな馬場でも〔4〕カデナ

 唯一の重賞2勝馬は、午後3時45分に決戦の地に到着。江藤厩務員は「前走と同じで、輸送はおとなしいから助かるね。ひと叩きして前走よりいいデキじゃないかな。良馬場は持ち味が出せるけど、調教では坂路の荒れた馬場でもしっかり走れていたので、どういう馬場でもいいと思う。不安はないよ」と胸を張った。

◆無敗戴冠を期待〔5〕レイデオロ

 3戦3勝馬は坂路を4ハロン62秒2で軽快に駆け上がった。「いい冬休みになった。見ての通り、息遣いはすごくいいよ。久々になるけど、走るのが好きな子だから。ダービーまで無敗のままで行けたらいいね」と藤沢和調教師は期待を寄せた。

◆小島茂師「いい」〔6〕アウトライアーズ

 角馬場から、南Aコース(ダート)をキャンターで半周。元気いっぱいで、上昇ムードが漂う。小島茂調教師は「だいぶピリッとしてきた。一番うるさいときほどではなく、いい感じ。今は痛いところが出ても何も言わなくなったね」と良化を強調した。

◆「距離は大丈夫」〔7〕ペルシアンナイト

 僚馬アルアインとともに到着。齊藤助手は「前走は強い勝ち方でしたね」と3馬身差Vの前走を評価する。課題は初となる中山コースに加えてこれまでで最長の距離。「跳びが大きくて小脚が使える感じじゃないので広いコースの方が良さそう。距離は大丈夫」と同助手は前向きだった。

◆最高の仕上がり〔9〕プラチナヴォイス

 中山競馬場は2度目とあって「馬運車でもカイバを食べていたし、状態に関しては問題ありません」と織川厩務員。「運動でもブリンカーを毎日着けていたので、嫌がることもありません。今までで最高の仕上がりです」と期待感たっぷりだ。

◆名手の腕に期待〔10〕ダンビュライト

 重賞で連続3着の実力馬は、3度目となる関東圏への長距離輸送もスムーズにクリアした。「到着後もいつも通り。精神的な波がない馬です」と濱田助手。「ジョッキー(武豊騎手)は一流なので、前めで競馬ができれば」と皐月賞3勝の名手に期待を寄せた。

◆中2週不安なし〔11〕アルアイン

 毎日杯を好タイムで勝ったディープインパクト産駒は、僚馬と一緒に到着した。音瀬助手は「落ち着いていましたね。中2週ですが、カイバを食べるし、しっかり負荷をかけて調整した。自在性があって、乗りやすい馬ですよ」と笑顔を見せていた。

◆陣営「具合いい」〔12〕アメリカズカップ

 午後3時40分に僚馬とそろって中山に入った。「体があまり増えてきませんが、具合はいいですよ。でも、前走は道悪と展開に恵まれた面もあったから」と橋本助手は好感触を伝えつつも、慎重な口ぶり。

◆名伯楽自信あり〔13〕サトノアレス

 逆襲を期す2歳王者は坂路4ハロン65秒8で登坂。リラックスムードに好感が持てる。「1回使って、すごく良くなっている。距離に関してはいろいろ言われているけど、ここで分かるでしょう」と藤沢和調教師は自信ありげだ。

◆精神面も大人に〔14〕キングズラッシュ

 午前4時の開門直後に軽快な脚取りで坂路を2本(4ハロン68秒7、同63秒4)。「いい雰囲気。休養をはさんでバランスが良くなり、体を使って走れるようになった。やんちゃな面もなくなってきた」と久保田調教師は成長ぶりに笑顔を見せた。

◆輸送の疲れなし〔15〕アダムバローズ

 午後0時半に到着した。7時間半の長旅にも疲れた様子はなく、「落ち着きがありましたね。(僚馬など)3頭での輸送でしたし、雰囲気はよかったですよ」と戸谷助手は笑顔を見せた。

◆予想上回る成長〔16〕クリンチャー

 すみれSの勝ち馬は初めての関東圏への輸送も難なくこなした。「馬運車の中でも問題ありませんでしたね。新馬戦(12着)のときはまさか皐月賞の舞台に立てるとは思っていませんでした。予想を上回るいい競馬をしてくれて、成長を感じます」と長谷川助手はレースを楽しみにしている。

◆坂路調整で進化〔17〕ウインブライト

 坂路(4ハロン69秒5)から、南Dコースをキャンターで1周と、意欲的な調整。「馬が少ないところでゆったりと。変わらずきています。休養で体がしっかりしてきたことで、前走時から坂路に入れるようになった。段階的に成長してくれている」と畠山調教師は愛馬の進化に目を細めた。

【皐月賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

「皐月賞・G1」(16日、中山)

  さすがはJRA馬場造園課というか、何というか…。いずれにしてもこの事態を想定していたファンは少ないだろう。時折見られる、G1ウィークの“馬場高速化”。土曜の中山芝コースは先週とガラリ一変し、速い決着が見られた。

  雨中決戦となった先週末の影響で、内は荒れている状態。それでも時計は速い。3R・3歳未勝利(芝2000メートル)は2分0秒4がマークされた。前後半5Fは61秒5-58秒9のスローにも関わらず、好時計を記録。前は簡単に止まらず、後方一気は苦しい状況だ。最終週という意識は捨てた方がいい。

  馬場としてはディープインパクト産駒向き。ファンディーナも当然V候補だが、配当面の妙味を狙ってアルアインを推したい。前走の毎日杯を1分46秒5。近5年ではダービー馬に輝いたキズナ(13年=1分46秒2)に次ぐ時計で走破している。時計勝負は歓迎のクチだろう。一流の

【皐月賞】展開から浮上するのはこの馬だ
 マイスタイル、クリンチャー、トラストあたりが逃げ候補だが、いずれもハナにこだわるタイプではなく、後続にまくられない程度の平均ペースでの逃げとなりそうだ。  もまれる形だけは避けたいファンディーナは2~3列目の外を是が非でも確保したい。ここをクリアできれば69年ぶり牝馬Vの偉業がグッと近づく。  3~4角で横に大きく広がりそうな流れ&構成。土曜の時計は速かったとはいえ、例年より荒れた芝も考慮すると、外々の進出は伸び切れないリスクを伴う。小細工はしたくないカデナの福永は悩みどころ。差し勢なら大胆に馬群に突っ込める組。M・デムーロで馬場も合いそうな(7)ペルシアンナイトがはまり役か。





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