ムーア騎手を迎えた凱旋門賞帰りのマカヒキがどんな競馬をするかに注目が集まるが、3年前にはジェンティルドンナが6着、一昨年はキズナが3着、ハープスターが5着と、ビッグネームにあっさり土がつくことも多いシーズン初戦だ。
マイルから中距離へ転戦してきたガリバルディを狙う。昨夏の中京記念で重賞初制覇を飾り、そのあとのマイル3戦でも主要なダークホースとして期待されたが結果は(5)(7)(13)着。
「気性の勝ったタイプだったのでマイルを使ってきたが、もともと折り合いはつく。落ち着いてきた今なら、自然体で走って能力をきっちり発揮できるのはマイルよりも長めの距離だと思う」と、藤原英調教師は路線変更を決断した。3歳春には同じ舞台の京都新聞杯で3着。2着サウンズオブアースとはハナ差だった。マイルで磨きをかけた決め手を生かし、大逆転劇を狙う。
“究極の3連単”はガリバルディを1着に固定。日経新春杯を叩いてさらに上昇のミッキーロケットを2、3着に据えた8点で特大万券ゲットだ。(夕刊フジ)
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単騎のヤマカツライデンが自分のリズムで行けば、2番手以降は離れて実質スロー。道悪も苦にしないミッキーロケット、サトノクラウンが早めの仕掛けで前に迫り、マカヒキもこれに続いて直線はスタミナ比べ。ライデンの残り目に注。
京都記念「傾向と対策」
過去10年の結果から傾向を探る。
☆人気 1番人気は【3・3・0・4】で連対率60%とまずまず。2番人気は【1・1・4・4】。むしろ3番人気が【2・3・2・3】で連対率50%と安定感がある。
☆世代 4歳が【5・3・1・24】でリード。5歳が【4・1・6・22】で続く。6歳は1勝。7歳以上の優勝はなく、高齢馬は苦戦。
枠順 桃帽の8枠が【3・1・4・12】と好成績。緑帽の6枠が【3・0・0・16】で続く。8週連続開催の7週目で、芝は内側が悪化しがちで外枠が活躍。
結論 ◎ミッキーロケット ○マカヒキ ▲サトノクラウン
逃げ宣言
逃げ宣言のヤマカツライデン(牡5、池添兼)は内枠(2番)をゲット。「偶数で絶好枠に入りました」と岡富助手は笑顔。
本番前日はEコースを行きっぷりのいい様子でキャンター。休み明けの日経新春杯をたたいて上昇ムードにある。「こないだは体に余裕があったけど、今回は530キロ台で競馬に使えそう。直線まで気持ちよく走らせたら面白い競馬になると思う」と楽しみだ。
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