【京成杯】ウムブルフ、状態に不安なし「やはり能力は高い馬」
今年もスーパーサイアーに逆らうな。ディープインパクトJr.ウムブルフが、’16クラシック戦線に名乗りをあげる。
初年度から産駒が爆発的に活躍。瞬く間にNo.1サイアーに登り詰め、そのあとも名声をほしいままにしている種牡馬ディープインパクト。もっとも当初、二世が得意としていたのは東京や阪神といった直線の長いコースで、小回りの中山はどちらかというと不得手な印象もあった。
それがどうだ。13年以降、中山2000メートルの種牡馬別のトップも、やはり【21・10・16・74】のディープなのだ。勝利数だけではない。過剰人気を集める立場ながら、単勝回収率122%は勝利数10傑中で堂々の1位。加えて連対率25・6%も、ハービンジャー(33・3%)に次ぐ2位だ。
“数”のみならず、馬券に貢献と“質”でも他を凌駕する鬼サイアー。というわけで、オンリーワンのディープ産駒ウムブルフで勝負する。
父の中山10F巧者ぶりを見せつけるように、前走の未勝利戦はこの舞台で4馬身差の圧勝劇。同日の500万下・葉牡丹賞に0秒3差のタイムもさることながら、橋本助手が強調するのはその中身の濃さだ。
「大外枠((18)番)ってことで、1コーナーまで行きたがって仕方がなかった。厳しい競馬だった分、力があることを再認識できた。以前は心身のバランスを崩しやすく、デビュー戦でも馬体がガクンと減ってしまったりしたけど、今は不安定さがだいぶ解消された。しっかり食べながら調整できているので、もし当日マイナス体重になっても心配はいりません」
R・ムーアに替わって手綱を取るF・ベリーも好感触だ。2週連続追い切りに跨り、「1週前より今週のほうが動きが良くなっていた。まだ幼いってだけで、決してムズカシイ馬じゃないよ」とニッコリ。得意の中山金杯でズッコケた(ベルーフが放馬で競走除外)だけに、親日家がここぞとばかりに本気モードだ。
“究極の3連単”は、GIを好走してきた(12)ユウチェンジを2・3着に据えた12点。
(夕刊フジ)
サンスポ予想王-調教動画
京成杯動画
主な馬の調教タイム
メートルダール
1/14 南W良
68.7-53.5-40.0-13.3
ウムブルフ
1/14 南W良
70.6-54.4-39.7-13.4
プランスシャルマン
1/14 南W良
84.2-68.9-54.6-40.9-13.5
ユウチェンジ
1/14 栗東坂良
52.7-39.5-25.6-12.5
ツイッターの声
【第56回 京成杯】 #keiba ジャンポケ斉藤◎マイネルラフレシアキャプテン渡辺◎アドマイヤモラールレジェンド原◎ウムブルフタイガーストーン虎石◎ユウチェンジ
— 鉄男@1/23福家書店 (@adoreman)2016年1月16日 6:55:33