フィエロ|マイラーズC2016年|ネット評価まとめ

<マイラーズC:追い切り>

 安田記念の前哨戦、マイラーズC(G2、芝1600メートル、24日=京都、1着に優先出走権)でフィエロ(牡7、藤原英)が悲願の重賞初制覇を狙う。20日の追い切りではCウッド5ハロン66秒8-11秒6をマーク。馬なりで鋭く伸びて仕上がりは万全だ。G1・2回を含む重賞2着4回とあと1歩届いていないタイトルを今度こそつかみ取る。

【写真】有馬Vゴールドアクター80秒2ハイレベル/天皇賞

 悲願のタイトルをつかむ絶好のチャンスを迎えた。フィエロがCウッドで最終追いを行った。アウトオブシャドウ(古馬1000万)と併せ、5ハロン66秒8-11秒6。直線では手応え良く抜け出し、1馬身半先着した。手綱を取った鮫島良騎手は「先週しっかりとやっているので、今日はしまいを伸ばす感じ。道中も我慢が利いていて良かったし、抜けてからも余力があった」と好感触。追い切り評価も堂々のS評価だ。

 昨年11月のマイルCSはモーリスの2着。2年連続の銀メダルだった。12月には2度目の香港マイル挑戦。藤原英師は「馬は良かったが、直線で詰まってしまい力が発揮できなかった」と9着を振り返る。今回は遠征帰りの国内初戦。「休みを取っていい仕上がり。出来はいいと思う」とあと1歩届かなかったタイトルへ、態勢は整った。M・デムーロ騎手の騎乗停止で鞍上は調整中だが、今日21日に発表される。

 重賞の2着惜敗はG1の2回を含め計4回。年を重ね、7歳となったが「勝ちに等しい負けが多かった。少し運がなかっただけ。他の馬よりも数を使っていないのでフレッシュさはある」(同師)と衰えの心配はない。さらに相性のいいコースも後押しする。京都は【1 5 2 0】。うちマイル戦も【1 3 1 0】で複勝率100%。この舞台なら崩れることはない。「京都は得意。トーセンラーみたいな感じかな」と師。13年マイルCSを勝った“先輩”ラーも【4 2 4 2】と京都巧者だった。下り坂で勢いをつけ、悲願の重賞タイトルを、そして初のG1取りへ勢いをつけたい。【辻敦子】

 
 
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