地方競馬予想「ゴールドカップ」-能力値
1位 ディーズダンク
2位 ベストマッチョ
3位 モジアナフレイバー
4位 グレンツェント
5位 アマネラクーン
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◆第60回有馬記念・G1(27日・芝2500メートル、中山競馬場)
まだ、ゴールドシップが覚醒する前だった2歳時。13年の現役引退後、現在は主に解説者として競馬を見守っている安藤勝己さんは札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sでコンビを組み、ともに2着だった。
「ここまでの馬になる感触は正直、なかったかな。乗っていてスピード感はないし、クッションもそれほど良くはなかった。バネがすごいというわけでもなく、乗った瞬間に“すごい”というタイプでもない」
ただ、通算4464勝を挙げ、キングカメハメハやダイワメジャーなど数々の名馬の背中を知る名手の感覚はしっかりと適性を見抜いていた。
「乗った瞬間にすごい馬というのはスピード馬に多い。ゴールドシップは動き出すといい馬。心肺機能がすごいんだろうね。今年の天皇賞(春=1着)にしても普通、あの位置からまくっていって、もつわけがないから」
印象的なのはコンビ2戦目のラジオNIKKEI杯2歳S。須貝調教師から「どこかでまくってほしい」とオーダーを受け、3角過ぎから手綱を押したが、なかなか反応しない。直線で伸びてはきたが、2着に敗れた。
「無理してまくるような競馬をすると、嫌気を差すような面があるし、いつも勝つようなタイプじゃない。ただ、本当に真面目な馬なら、常に一生懸命走って、故障しているよ。(シップは)いい意味で気を抜いて走って、力を出し切ってないときがあった。すごく頭のいい馬なんじゃないかな」
決して気まぐれではない。オンとオフの切り替えが利く“頭のよさ”こそ、無事是名馬を地でいく4年半にもわたる競走生活を支えてきた、と分析する。そんな芦毛の怪物もターフを去る瞬間が迫ってきた。
「本当に我が強いんだけど、それは競走馬にとっては大事なこと。最近にはない個性的な馬だったと思う」(取材・構成、山本 武志)
◆安藤 勝己(あんどう・かつみ) 1960年3月28日、愛知県生まれ。55歳。76年に笠松競馬でデビュー。78年以降19度のリーディングに輝き、笠松所属時代に通算3299勝を挙げた。03年にJRAへ移籍。同年から9年連続でG1制覇。04年キングカメハメハのダービー、06年ダイワメジャーの天皇賞・秋、08年ダイワスカーレットの有馬記念などJRA重賞はG122勝を含む81勝。JRA通算1111勝。13年1月に引退。
<有馬記念:2週前追い切り>
グランプリ有馬記念(G1、芝2500メートル、27日=中山)のファン投票最終結果が10日にJRAから発表され、G1・6勝馬ゴールドシップ(牡6、須貝)が2年連続1位に選ばれた。有効投票数147万5755票のうち12万981票を獲得。宝塚記念を含めてファン投票V4となった。この日はラストランへ向けて栗東で2週前追い切りに臨み、Cウッド6ハロン83秒2-12秒7をマークした。
多くの期待を背負ったゴールドシップが、白さの増した芦毛の馬体を弾ませる。馬なりのままアドマイヤエイカン(2歳オープン)と馬体を並べて併入。Cウッド6ハロン83秒2-12秒7をマークした。
ラストランへかける熱意の表れだ。他のジャパンC出走馬が追い切りを控える中で、敢然と時計を出した。須貝師は「疲れも出てないし、息だけ整えようと思ってやった。いい感じ。使って素軽さも出てきてる」と手応えを口にした。来週の追い切りでは、2年ぶりにコンビを組む内田騎手がまたがる予定だ。
最後まで愛され続ける。ファン投票は2年連続の1位で、宝塚記念も含めると“4連覇”。昨年(6万6796票)の約1・8倍にあたる12万981票を集め、11年ブエナビスタ以来4年ぶりとなる10万票突破を果たした。トレーナーは「人気に応える競馬をしてほしい。自分としても悔いの残らないよう仕上げていく。最後にいいレースを」と決意表明。歴代最多タイの中央G1・7勝目で、レース後の引退式に自ら花を添えたい。【太田尚樹】