日本ダービー予想|2018年|馬体診断(スポニチ)まとめ

batais


ヤフーニュースより

【日本ダービー】ジェネラーレ95点!完成度高く威風堂々

ジェネラーレウーノ。イタリア語で「一番の将軍」と命名されたダービー候補も将軍杉を思い起こさせる姿。キ甲(首と背の間の膨らみ)が太い幹のように屹立(きつりつ)している。同世代のライバルよりも年輪を重ねたような発達ぶり。キ甲の成長に伴って、首差しも奇麗に抜けています。杉になぞらえれば、見事な枝振りのようです。それだけ完成度が高い。

  
 立ち方も皐月賞時から変わってきました。わずか1カ月半前には前肢に負重をかけようとせず、口を開いてハミで遊んでいた。ところが、今度は左後肢の蹄が浮き上がるほど前肢に負重をかけています。きちんとハミをかみながら顎を引いて立っている。「見てくれ!」と言わんばかりの充実した気持ちが表れたたたずまい。将軍杉のような威風堂々たる立ち姿です。

  
 スラリと胴長で、無駄のない体形。こういう体つきは瞬発力が足りない半面、持久力に優れています。2400メートルに距離が延びるのは歓迎でしょう。腹周りは過不足なく引き締まっている。晴れの大一番に臨むにふさわしい万全の仕上がりです。天下の覇権を狙う有力候補が東西に群雄割拠する戦国ダービー。「一番の将軍」にも勝機あり。そう確信させる天高くそびえた将軍杉のような立ち姿です。

【日本ダービー】ブラスト95点!筋骨隆々で圧倒的な存在感

 ジェネラーレウーノが将軍杉なら、ブラストワンピースは国内最大級の太さを誇る屋久島の縄文杉になぞらえたい。周囲16メートル超もある幹は波打つようにうねり、盛り上がった瘤に覆われて圧倒的な存在感を示しています。ワンピースも女性のおしゃれな衣装のイメージとは正反対にいかつい鎧(よろい)をまとったような体つき。骨量と筋肉量は520キロ超の体重以上にインパクトがあります。特に臀部(でんぶ)が縄文杉のこぶのように盛り上がっている。首も野太くて、腹袋も立派。顎っぱりもいい。食欲旺盛なのでしょう。初めて馬体をチェックしましたが、縄文杉を見上げた時のような驚きを感じました。

  
 視線を顔に移してみれば、鼻の穴をしっかり広げて、目、耳と同じ方角、前方の1点に集中しています。ハミも適度なくわえ方。弓なりの長い引き手に従い、ゆとりを持って立っています。筋肉の鎧をかぶったパワーむき出しの馬体はマイラーやダートホースに多い。2400メートル向きの体形とは言えませんが、力みもなく、余裕のある立ち姿が距離克服の可能性を伝えてくれます。

  
 四肢には保護用のバンテージ着用。脚元の状態は確認できません。蹄の形状も芝生に隠れて見えません。キ甲ははっきり分かる。容積はあるが、まだ抜け切っていない。成長途上です。栄養の乏しい花崗(こう)岩の山地に育つ縄文杉は成長が遅いが、稲敷台地の肥沃(ひよく)な土壌に育つブラストワンピースは秋にもっと進化しているはず。世代屈指の未完の大器です。

【日本ダービー】ステルヴィオ95点!荘厳華麗でバランス絶妙

  ステルヴィオを杉の木に例えるなら、屋久島で最も美しいプロポーションを誇る大和杉でしょう。瘤(こぶ)もシワもない幹が真っすぐ、りりしく背中を伸ばしています。ステルヴィオも絶妙なバランスを整えた流麗な体。皐月賞時からの変化も感じられます。トモに一層力が付いてきた。押しトモ(角度の浅いトモ)とはいえ、筋肉のボリュームが目立つようになりました。尾もたくましさを増しているように映ります。トモがパワーアップしたからでしょう。腹周りも前回よりふっくらしています。

  
 短距離で活躍したロードカナロア産駒とはいえ、体形は適度な背と腹下の長さを持った中距離型。2400メートルについては何とも言えませんが、マイラー体形でないのは確かです。ロードカナロアは牝馬2冠を制したアーモンドアイのように距離に融通の利く産駒も出す。大和杉のようにしっかりと大地をつかんだ静謐(せいひつ)なたたずまい。この雰囲気なら未知の距離にも対応できるでしょう。


日本ダービー
はここの無料情報で万馬券GETw
競馬ファンならここの予想を信頼して大儲けwwww
競馬劇場
keibageki