天皇賞予想【2015年】|直前情報|まとめ



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 復権を狙うスターホースの前に、GI5勝の古豪、重賞連勝中の4歳馬、そして昨年の2着馬といった強者たちが立ちはだかる。5月3日の第151回天皇賞・春(4歳以上GI、京都芝外回り3200m)は、熱く、激しい戦いになりそうだ。

 日本を代表するスーパースターのキズナ(牡5歳、父ディープインパクト、栗東・佐々木晶三厩舎)は、昨年の天皇賞・春で単勝1.7倍という1番人気に支持されながら4着に終わった。レース後に骨折が判明し、長期間の休養を経て臨んだ今年初戦の京都記念は3着、つづく前走の大阪杯は2着。4、3、2着と来ているのだから今度こそ、と期待したくなる。

 昨年の天皇賞・春は骨折の影響があったと思われ、京都記念は体が立派すぎ、大阪杯は不良馬場が合わなかった。敗因がはっきりしているということは、それらをとり除けば勝利に近づけるわけだから、歓迎材料と言える。叩き3戦目の今回は、前2走で見られたような不安要素は、ほぼなくなった。

3200mの距離、京都の高速馬場と、キズナに不安要素が……。

 と言いたいところだが、ここに来て、3200mの距離を不安視する声がちらほらと聞こえるようになってきた。管理する佐々木調教師も「去年のレースを見ると、距離が長すぎたのか、骨折していた影響だったのか、わかりません」と微妙な言い回しをしている。

 確かに、ダービーや、同年秋にフランスのロンシャン競馬場で行なわれたニエル賞の勝ち方を見ると、ベストは2400mなのかもしれない。が、タフなロンシャンの2400mであれだけ走れるのだから、日本の軽い芝の3200mなら充分こなせるはずだ。昨年のこの時期も同じことを言っていたような気がするが、今年も繰り返し言いたい。距離は問題なくこなせるだろう。

 騎乗する武豊は、距離適性よりも、「今の京都の、高速決着になる馬場コンディションでどうか」と話している。淀みのないペースで前のほうにつけた馬が、そのまま流れ込んでしまう、出入りの少ない、淡白なレースになりがちな馬場状態。序盤は自分のリズムを優先して力を溜め、ラストスパートで前をかわし、ゴールのときトップスピードに達する競馬で勝ってきたキズナにとっては最良のコンディションとは言い難い。それでも、武が、「今さらこの馬のスタイルを変えるつもりはないし、思い切って乗りたい」と言っているように、自分の最大限の力を出せる走り方をするだろう。

 陣営は早くから凱旋門賞への再度の参戦を表明しており、武も「フランスに行くときには、日本最強馬として胸を張って行きたい」と意気込んでいる。

 キズナが負けた京都記念と大阪杯のゴール前は、重賞とは思えないぐらい歓声が小さく、たくさんの人が落胆していることがよくわかった。今回は、大歓声のなかでゴールできるか、注目したい。

次ページは:GI5勝のゴールドシップ、京都では分が悪いが……。
GI5勝のゴールドシップ、京都では分が悪いが……。

 人気でも実力でも負けていないのがゴールドシップ(牡6歳、父ステイゴールド、栗東・須貝尚介厩舎)である。負けていないどころか、重賞10勝、うちGI5勝なのだから、実績のうえではこの馬が大将だ。

 阪神大賞典を勝って天皇賞・春というローテーションは、5着だった一昨年、7着だった昨年と同じ。臨戦過程に不安はない。しかし、戦績が示しているとおり、京都コースではなぜか走らない。菊花賞を勝っているとはいえ、ほかの出走馬にその後重賞を勝った馬が一頭もいない。メンバーに恵まれたがために、得意ではない舞台でも勝つことができた、と見ることもできる。

 直線の短い中山や阪神の内回りなどで、コーナーを回りながらスパートしてマクる形になると恐ろしく強いのだが、京都の外回りや東京のように直線の長いコースではポカがある。気難しい馬なので、単調なスパートだと飽きてしまって、走るのをやめたくなるのだろうか。そのへんは馬に訊いてみないとわからないところだが、「馬の気持ちに乗る」ということにかけては天下一品の横山典弘が、上手くおだてて爆発力を引き出すシーンも充分にあり得る。

本格化し重賞連勝中のアドマイヤデウスは安定感あり。

 確実性という点では、重賞を連勝中のアドマイヤデウス(牡4歳、父アドマイヤドン、栗東・橋田満厩舎)が一番かもしれない。昨年のダービー後、骨折のため長期休養を余儀なくされたが、休んでいる間に理想的な成長を遂げたようで、今年1月の日経新春杯では内から鋭く抜け出し、つづく前走の日経賞では外から豪快に差し切って連勝。異なる形で強さを見せ、本格化を印象づけた。瞬発力が武器なので、高速馬場は歓迎のクチ。崩れる可能性は少なそうだ。

 ウインバリアシオン(牡7歳、父ハーツクライ、栗東・松永昌博厩舎)は、同期の三冠馬オルフェーヴルと一緒に走るときだけ大舞台で上位に来るのかと思いきや、昨年のこのレースでも2着となった。前走、アドマイヤデウスの2着となった日経賞を見る限り、能力落ちはなさそうだ。

次ページは:昨年の菊花賞2着馬も虎視眈々と……。
昨年の菊花賞2着馬も虎視眈々と……。

 昨年の菊花賞2着馬サウンズオブアース(牡4歳、父ネオユニヴァース、栗東・藤岡健一厩舎)や、3歳のときジャパンカップで2着になったデニムアンドルビー(牝5歳、父ディープインパクト、栗東・角居勝彦厩舎)にもチャンスがある。

 穴は、高速馬場を利して流れ込みそうなスズカデヴィアス(牡4歳、父キングカメハメハ、栗東・橋田満厩舎)か。高配当を出すことの多い「同厩の人気薄」でもある(アドマイヤデウスと同じ橋田厩舎)。

 ということで、結論。

 ◎キズナ
○アドマイヤデウス
▲ゴールドシップ
△スズカデヴィアス
×ウインバリアシオン

 キズナが復権するか、アドマイヤが新王者となるか、ゴルシが唸らせるか、スズカかウインがあっと言わせるか。

 どういう結果になってもいいよう、3連複ボックスも買っておきたい。

(「沸騰! 日本サラブ列島」島田明宏 = 文)

 
天皇賞(春)ツイッターの声
 
 
2chSCの声
 
 
862:2015/05/02(土) 23:56:56.72 ID:
俺はゴールドシップが可愛いくてたまらないんだよ~
863:2015/05/02(土) 23:56:56.95 ID:
考えたらゴルシには千切られてるし言葉は悪いがヴィルシーナなんかが3着だし他の馬が走らなすぎただけで宝塚2着だからってカレンに向いてた舞台ではないのかな
865:2015/05/02(土) 23:58:27.99 ID:
>>859
いるよ。
水上学◎フェイムゲーム
866:2015/05/02(土) 23:58:34.77 ID:
みんなも馬券は別としてもゴルシ好きだろ~?
869:2015/05/02(土) 23:59:10.33 ID:
カレンは陣営が「低評価過ぎるだろ!」と反発するくらいには自信を持って期待しているらしいが。
天皇賞に距離適性なんていらないよ派なら、ディープ連中と同じく買えるでしょ
870:2015/05/02(土) 23:59:33.08 ID:
>>857
フーラブライド買えないなあ 爆笑田中の如何にも、来そうな文の、まやかしには騙されないぜ

 


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