【天皇賞春】キズナ復権へ武豊「最強馬として結果を出してたい」
天皇賞(春)2015年予想|キズナは長距離不安?|ツイッター・2ch評価まとめ
【天皇賞春】キズナ復権へ武豊「最強馬として結果を出してたい」
「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)
見事にG1“連勝”!桜花賞では3頭しかいなかったうちの1頭レッツゴードンキが見事に勝利、さらに皐月賞では2頭のうちの1頭ドゥラメンテがVと、数少ない“A”評価馬が2連勝を決めています。出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツホームページに掲載する、好評企画の第3弾は天皇賞・春。馬を見る目には定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが各馬をA~D評価しました。
【ゴールドシップ=B】
いかにも気分屋のゴールドシップらしいカメラ目線。頭の高い立ち姿は、トモが流れ気味になったり頼りなく映ったりするものだが、前後の重心がブレていないあたりは体の柔らかさを物語っている。
前走の阪神大賞典当時よりは腹回りをスカッと見せており、それでいてトモのボリュームと丸みは健在。現時点でも前走以上の状態に映るが、好結果を出せていない高速馬場の京都コースであることを踏まえれば、もうひと絞りできれば理想的だろう。(馬サブロー・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉横山典弘騎手を背に栗東CWで7F95秒4-38秒6-13秒1(馬なり)。出入りのある形でラストは併走馬に0秒1遅れたが、余力は十分にあった。動きや気合乗りは上々だ。
ゴールドシップ天皇賞(春)惨敗の歴史
2013年 1番人気5着
2014年 2番人気7着
ツイッターの声
【競馬】天皇賞・春の予想オッズみるとアドマイヤデウスが人気で混戦模様 ゴールドシップは人気ない http://t.co/g5VIHc3wG3 http://t.co/3IEOaUZ5Tv
— poo110 (@poo2213)2015年4月27日 15:52:42
ドゥラメンテで皐月賞を制した堀厩舎が今週も有力馬を送り込む。フローラSの木曜追いが23日に行われ、エバーシャルマンは二本柳(レースは石橋)を背に南Dコース(ダート)半周後、Wコースを馬なり単走。軽快なフットワークを繰り出し4F55秒8~1F12秒9で駆け抜けた。
橋本助手は「状態はいい。前走は直線だけで差し切る強い内容。しまいを生かす方が競馬はしやすいので東京向き」とコース替わりを歓迎。史上初となる4週連続重賞Vを狙う。
フローラS予想-サンスポ予想王追い切り動画
フローラS-追い切り
フローラS-追い切り
主な馬の調教タイム
マキシムドパリ
4/22 栗東坂稍
55.2-40.1-25.6ー12.5
シングウィズジョイ
4/22 栗東坂稍重
52.9ー39.1-26.2-13.2
ディアマイダーリン
4/22 南坂稍重
56.9ー42.1ー27.8ー14.0
フローラS-ツイッター
2015 フローラS/マイラーズC 予想 ⇒http://t.co/94M2bnmuLK
— keibayosou0001 (@keibayosou0001)2015年4月25日 17:06:11
【マイラーズC(日曜=26日、京都芝外1600メートル=1着に安田記念優先出走権):栗東・得ダネ情報】
6・7安田記念への重要なステップとなるGIIマイラーズC(26日=京都芝外1600メートル)は、昨秋のマイルCSを制したダノンシャークが左前脚挫石により出走回避。ならば当時ハナ差でビッグタイトルを逃したフィエロが、新マイル王へ向けてうっぷん晴らしの快走を見せる? いやいや、穴党が注目すべきはサンライズメジャー。対フィエロで先着歴のある実績馬の戦列復帰がレースを熱くする。
サンライズメジャーは昨秋のマイルCSを目前にして無念の出走取り消し。前哨戦のスワンSでは2着と、フィエロ(3着)に先着を果たしただけに、無事に出走できていたならと思わずにはいられない。
マイル路線は絶対王者不在の混迷の時代が続いている。今年になって一気に台頭してきた新星のモーリス(ダービー卿CT)が本番でも高い支持を集めることが予想されるほど。逆に言えばフィエロはもちろん、このサンライズメジャーも、ここでの走り次第で一気に主役候補に躍り出ることが可能なのだ。そのサンライズメジャー。能力はフィエロにも劣らないことを実証済みとはいえ、ブランクが長い割に帰厩後は目一杯に追っておらず、最終追い切りも馬なり。手ぬるく感じる調整内容が、評価を下げる要因にもなりそうだが…。
「牧場できっちり乗り込んでいたようで、全く太め感のない体で帰ってきたんですよ。だから帰厩後は、ゆったりとした調整を続けてきました。もちろん体調の不安は何もありませんし、久々でも力を出せる状態にありますよ」(小林助手)
もともと早くから素材的には有望視されていたが、発馬難や折り合い難が出世を遅らせた。それでもキャリアを重ねることにより落ち着きが出て、昨夏からはオープンでも崩れ知らずの走りを見せている。
「昨年から良くなってきた馬だけど、今年はさらに大きなところで活躍してほしいと、大いに期待しています。折り合いのことを考えれば、道中の流れも速くなる京都の高速馬場は悪くない」(小林助手)
スワンSで、いったんは前に出かけたフィエロを差し返すような形で先着を阻止したゴール前の脚は着差以上の強さを感じさせた。復活のサンライズメジャーからの馬券に思わぬ好配当の予感が漂っている。
マイラーズカップ=調教動画
マイラーズカップ-栗東1
マイラーズカップ-栗東2
主な馬調教タイム
テイエムタイホー
4/23-栗東CW良
68.8ー53.5-38.9ー11.6
マイネルメリエンダ
4/22-南坂稍
59.0ー42.8ー27.4-13.5
サンライズメジャー
4/22-南W稍重
69.1-53.5-38.8ー12.7
ディアデラマドレ
4/25-栗東坂良
62.4-45.1-28.8ー14.0
フィエロ
4/22-栗東坂稍重
54.4-39.5-25.2-12.3
フルーキー
4/25-栗東坂良
64.2-45.8ー29.0ー13.9
ヒストリカル
4/25-栗東坂良
59.3-42.2-26.7ー13.2
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福島牝馬S(福島牝馬ステークス)予想|調教・追い切り|2ch・ネットまとめ
パワースポットは体調上向き、福島牝馬S厩舎情報/美浦トレセンニュース
4月25日(土)に福島競馬場で行われる福島牝馬S(GIII・芝1800m)に出走予定の美浦所属各馬について、関係者に取材した。
■オメガハートロック(牝4・美浦・堀宣行)について、橋本篤典調教助手。
「前走の中山牝馬S(GIII・8着)は途中で止める気難しい面も見せず、集中して走れていました。若干のんびり構えた感じもあり、もう少し早めに仕掛けても良かったようにも思いますが、レース内容は良くなってきています。前走後は、短期放牧を挟んで順調にきています。まだ気の悪さも残っていて良化途上ではありますが、体も締まってきました。中山でも走っていますから、小回りの福島も大丈夫でしょう」
■パワースポット(牝7・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「最近は輸送をしても体が減らなくなりました。中間も飼い葉を食べていますし、元気一杯です。暖かくなってきて体調もさらに上向いてきました。福島コースなので、直線でうまくさばければ良いですね」
■フィロパトール(牝6・美浦・武藤善則)について、武藤調教師。
「先々週、先週と少し重たかったのですが、追い切りはビシッとやっています。その分、体も絞れてきました。今回は重賞なので、今週(4/22)も動く馬の後ろに入れてビッシリ追い切りましたが、時計も良く動きも良かったです。データ的には叩き良化型と言われていますが、福島では休み明けで2着になったこともありますし、昨年の福島記念(GIII)ではいつもよりレースをしにくい位置で4着に来てくれました。得意な福島ですし、期待したいですね」
■アルマディヴァン(牝5・美浦・高橋文雅)について、高橋調教師。
「レースを使うごとに良くなっています。これまでは左回りで良績を収めていますが、前走の幕張S(1600万下)は中山の1600mで勝てたことは大きかったと思います。これまでは脚質的なものもあって、1400m、1600mを使ってきたので、おのずと左回りの中京や東京で走ることが多かったのですが、右回りでも問題はありません。今回は小回りで距離も1800mに延長されますが、力をつけていますし、展開がハマれば楽しみはありますね」
■グレイスフラワー(牝6・美浦・宗像義忠)について、宗像調教師。
「前走の中山牝馬S(6着)は休み明けでしたが、最後は良い脚を使っていました。叩かれて良くなっていますし、今週(4/22)の追い切りでも気合いが入ってきた感じがしました。体もだいぶ絞れてきましたね。小回りの1800mになりますが、柴田善臣騎手にうまく乗ってもらえればと思います」
■ペイシャフェリス(牝4・美浦・高市圭二)について、高市調教師。
「いつも追い切りは動きますが、今週は時計も動きも良かったです。前に行く馬なので、枠順が鍵になると思います。できれば真ん中くらいの枠が理想です。小回りの福島なら距離も大丈夫だと思います。自分のペースで行ければ持ち味を発揮できるでしょう」
■ウエスタンメルシー(牝4・美浦・奥村武)について、奥村調教師。
「1000万下、初音S(1600万下)と連勝する前の4戦は、夏場で馬が萎んでいたのもありましたし、雨が降ったり、札幌の外枠に当たったりと惨敗続きでした。馬が精神的に折れてしまってはいけないということで、刺激を与える意味もあり、2走前に勝った時は中1週でレースに出走させました。また初音Sで乗ってくれた後藤騎手が、レース後に折り合いも心配ない、脚をためてレースを進めるのも大丈夫、中山牝馬Sに行ったらおもしろいと言ってくれまたので、この条件も大丈夫だと思います。
攻め馬の動きとレースが直結するわかりやすい馬です。先週、丸田騎手が乗ってビシッとやり、今週は予定通りに良い併せ馬ができました。馬の後ろに入れても折り合いも良かったです。重賞ですから甘くはないですけど、状態が良いので期待したいです」
(取材・文・写真:佐々木祥恵)