秋の中山競馬が新潟で代替開催されたのは02年。ビリーヴがスプリンターズSを制した年だ。当時の4重賞をサンプルに傾向をチェックする。
通常秋に施行される中山は小回り右回りで直線に坂あり。新潟はいずれのポイントも正反対で推理材料が乏しい感じだが…実際行われた02年の4重賞は堅い決着だった。
連対馬の人気の組み合わせは「1番人気、4番人気」→「2番人気、1番人気」→「2番人気、3番人気」→「1番人気、3番人気」。馬連の平均配当は910円と3桁にとどまっている。GIスプリンターズSも1~3番人気がワンツースリーと順当な結果になった。これは直線が長く紛れが少ないとされる競馬場ゆえの現象と思われるが、スプリンターズSが11頭立てだったのを含め、4重賞すべてがフルゲート割れでより不利発生の可能性が小さかったことも後押ししたか。さらにすべて良馬場で行われたことも堅い決着につながった側面もあり、いずれのレースも頭数と馬場には注意を払いたい。
東西別の成績では関西馬が3勝に対し関東馬は1勝。当時もおなじみの西高東低で推移した。また臨戦過程は、連対馬8頭すべてが前走で重賞を使われていた。軽さが特徴の競馬場とはいえ、条件上がりの馬の台頭はかなりハードルが高かった。さらに3歳限定のセントライト記念を除く3重賞連対6頭中5頭はレース間隔が中5週以内。古馬に関しては夏場を使っている組が圧倒的に優勢。同様に古馬混合重賞の連対馬の年齢は4~6歳と世代幅が狭かった。
一方、脚質については、上がり最速馬の連対は1頭もなく、3着が1回あるだけ。代わって活躍が目立つのが上がり2位馬で、4勝、2着2回と突出した成績を誇る。また、3着以内に入った12頭中11頭が直線では7番手以内に位置し、特に勝ち馬は4頭中3頭が3番手から抜け出している。
このように新潟→差しのイメージほどは後方型は馬券に絡んでいない。夏場に使い込まれた芝コースは確かに差しが決まりやすい状態にはなっているが、一方で超高速上がりの発生確率も下がっている…。京成杯AHを除く3レースが内回りだったこともあるが、主役は好位置からそこそこの上がりを繰り出せる器用なタイプと言えそうだ。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ディープインパクト | 9- 12- 12- 79/112 | 8.00% | 18.80% | 29.50% | 82 | 72 |
キングカメハメハ | 9- 6- 2- 42/ 59 | 15.30% | 25.40% | 28.80% | 116 | 96 |
シンボリクリスエス | 7- 4- 6- 43/ 60 | 11.70% | 18.30% | 28.30% | 334 | 138 |
サクラバクシンオー | 7- 1- 1- 40/ 49 | 14.30% | 16.30% | 18.40% | 104 | 45 |
ハーツクライ | 6- 4- 5- 63/ 78 | 7.70% | 12.80% | 19.20% | 55 | 75 |
ゼンノロブロイ | 5- 10- 4- 44/ 63 | 7.90% | 23.80% | 30.20% | 85 | 91 |
ステイゴールド | 5- 6- 6- 65/ 82 | 6.10% | 13.40% | 20.70% | 46 | 54 |
ネオユニヴァース | 5- 1- 2- 54/ 62 | 8.10% | 9.70% | 12.90% | 40 | 41 |
ダイワメジャー | 4- 2- 9- 55/ 70 | 5.70% | 8.60% | 21.40% | 32 | 91 |
マンハッタンカフェ | 3- 3- 5- 29/ 40 | 7.50% | 15.00% | 27.50% | 46 | 78 |
マイネルラヴ | 3- 2- 2- 16/ 23 | 13.00% | 21.70% | 30.40% | 53 | 76 |
フジキセキ | 3- 2- 1- 15/ 21 | 14.30% | 23.80% | 28.60% | 97 | 67 |
ブライアンズタイム | 3- 1- 1- 5/ 10 | 30.00% | 40.00% | 50.00% | 119 | 198 |
やっぱり注目はブライアンズタイムです。
今週は1頭、マイネグレヴィル-父ブライアンズタイム
騎手は戸崎・北村が抜群ですね、
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9月7日(日)
□Higclass plan
[小倉4R]3歳未勝利
▽提供情報
3連単≪フォーメーション≫48点
▽結果
配当:982.0倍【的中】
推奨投票額:1点200円(上限1点500円)
払戻金
◎19万6400円(推奨投票額1点200円投票の場合)
◎49万1000円(上限1点500円投票の場合)
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